あなたの心の神演出:アニメマンガ名探偵すやまたくじです。

そんな今回のテーマは、2022年春アニメ、原作改変ランキングー!

第6話編!

前回の5話編までのベスト3では足りないという欲しがり屋さんの声が多かったので、今回はベスト5で紹介。

今回も原作漫画と比較して、原作を超える演出のクオリティとオリジナルティもプラスして順位付けするランキング。

特に良かった今週のベスト5の感想&考察を語っていきます。

2022年春アニメ原作改変ランキング6話の感想&考察

今週のランキングに入る前に、先週のベスト3を振り返ると、

  1. かぐや様3期のラップ回
  2. スパイファミリーのアニオリ回
  3. パリピ孔明のKABE太人登場

スパイファミリーのド派手な合格祝いアニオリ演出が絶賛される中、深夜に爆笑を巻き起こしたかぐや様のラップ回が1位獲り。

Twitterで選ぶ週間アニメランキング

注目ニュースランキングでは二冠を達成したスパイファミリーですが、原作改変ランキングでは何気に未だに1位なし。

今週こそ1位を獲って、三冠を達成することができるでしょうか?

>>2022年春アニメおすすめランキング

 

5位:SPY×FAMILY(スパイファミリー)6話

いや、出オチかよっ!?という感じで、いきなりスパイファミリーが三冠達成ならず。

でも、それにはちゃんと理由があるんですよ。

第6話では原作漫画2巻のエピソードをアニメ化。

今週イチバン笑ったのは間違いなくこのスパイファミリー。

『フッ』というSNSでもバズっていたアーニャの腹立つ笑顔はもちろん、ダミアンの嫌がらせに腹を立てて、アーニャの瞳に炎が灯って、一旦先生の位置を確認してから、

『いまこそひっさつのぱんちをはなつとき!』の流れは完全に原作通り。

今回のこの第6話に関しては、画の構図や間やテンポなど、99%ぐらいアニオリ演出のない、今までで一番原作通りだった。

クオリティはもちろん高いですけれど、オリジナルティの部分でこの原作改変ランキングでは上位には出来ない。

それだけ原作漫画のクオリティが高かった回とも言えますね。

>>スパイファミリーの原作漫画レビュー

 

4位:であいもん 6話

運動会でますます親子らしくなったと見せかけての実の母親登場。

あったかドラマの真骨頂の第6話は、原作漫画2巻と3巻のエピソードをアニメ化しました。

であいもんは基本的には原作通りに展開するのですが、細かい部分で改変を入れてくるのがこの作品の醍醐味。

今回は引き算の演出で、あったかドラマを盛り上げてきた。

特にそれが光っていたのが、後半の一果(いつか)のお母さんがやってきてから。

あったかOPを歌っている坂本真綾さんがお母さん役。このキャスティングだけで『あっ!』と涙腺を刺激されちゃいますが、今回は和(なごむ)に対するコメディがいくつかあったものの、別れを感じさせるシリアス展開でホロリとさせてきた。

が、これ原作漫画だともうちょっとコメディがあり、お母さんのコメディもあったのですが、これをバッサリとカット。

引き算によるホロリ度アップ。

原作改変は付け足すだけじゃない、減らすことでも魅せることができるんやでという、であいもんは引き算による神演出が光った回。

ちなみに次回入ってくるかもしれませんが、原作のおまけページでは、一果ママの親バカコメディなんかも展開されていました。

>>であいもんも含む泣けるアニメランキング

 

3位:古見さんは、コミュ症です 18話

初のランクインとなった古見さん。

今回の古見さんは原作漫画7巻のエピソードになります。

古見さんはクオリティは高いけど、原作にかなり忠実にアニメ化してくるので、なかなかこのテーマではランキング入りしづらいのですが、今回はキラリと光るマイナーチェンジが光ってたで。

まずはこの片居くんと只野くんのスケートシーン。

ここ原作だと最後の『滑れたよ!』というシーン、サラッと流していたのですが、アニメだと音楽まで流して、カップルみたいな演出強化してんじゃないよ。

結果、古見さんのビックリマークのツッコミが効くじゃねえか。

ここ原作漫画を読んでいると、より笑えるシーンに仕上がっています。

ただ、古見さんのヒロイン力も片居くんに負けてない。

看病に来たシーンは、古見さんの可愛さが大幅アップ。

只野くんに『あーん』としようとシーンなどは、原作よりもかなり強化されています。

あと、何気に侮れないのが古見さんがコートを脱ぐシーン。

これ原作だとこのように、只野くんメインで古見さんは小さくちょっと描かれただけで、全く気になるシーンではないのですが、

それがなんということでしょう。アニメでは古見さんをアップにしたことで、

セクスィーーー!!!古見さんの顔を半分切っているのがまたセクスィーーー!!!

ここを見逃さないスタッフに脱帽でございます。

最後に、なんか35億とか言いそうな音楽が流れて、謎のイケメン主人公が登場した次回予告は完全アニメオリジナル。

ちなみに、35億みたいな音楽が流れたのは、原作漫画でこのイケメン主人公が登場した時の扉絵で、古見さんがブルボン古見になっていたので、その影響だと思います。

話の流れで関係ないのでアニメでは入れづらいと思うけど、次回アニメでもなんとかブルボン古見が見たいところ。

>>古見さんも対象ラブコメ漫画ランキング

 

2位:パリピ孔明 6話

原作改変力ではやっぱりパリピ孔明は外せない。そして、この第6話はラップ神回として、前回のかぐや様のラップ回を超えるなんていう感想もいくつか上がっていました。

この第6話では原作2巻と3巻のエピソードをアニメ化。

お馴染みとなったアニオリによる前回のあらすじに登場した曹操。

曹操は魏の君主として、劉備のライバル的な感じで紹介されることもありますが、武力以外が90超えなどパラメータ的には圧倒的に曹操の方が上。

日本では三国志演義とそれを元にした漫画『横山光輝先生の三国志』の影響で、奸雄(謀略で英雄となった人)と呼ばれて劉備人気の方が圧倒的に高かったですが、曹操を主役とした漫画『蒼天航路』などのヒットにより、日本での人気も高めています。

ストーリーに入ると、今回は孔明とKABE太人のラップ対決により、英子は完全脇役だったのですが、アニメではかなり出番が増えています。

原作漫画では1コマしかなかった英子の歌うシーンを、アニメではしっかりと魅せてきた。

細かいところでは、孔明がド派手に登場する時に、英子が裏で働かされていたというアニオリコメディも入っていて、そちらの好評でした。

今回ももちろん、P.A.WORKS(ピーエーワークス)さんによって、英子のビジュアルも大強化。

結果、原作ではあんまり人気がなかった英子が、アニメでは2022春の好きなキャラのベスト5入りしてきた。

孔明だけでなく、英子人気もあったからこそ、パリピ孔明がヒットしたのは間違いない。

そして、6話のメインである孔明とKABEのラップ対決は大幅パワーアップ。

まず漫画では全く分からなかったリズムが分かるというのが、ラップにとってはかなり大きい。

しかも、ラップの部分も担当声優である千葉翔也さんが担当し、しっかりとラップとして成立させたというのが大きい。

ラップもこのレベルでこなすって、最近の声優さんの演技力はエグイ。

演出の方もアニメで大幅パワーアップ。

原作漫画では動き出すためでしょうか、随所にコメディタッチな絵柄などもありましたが、

完全シリアスモードでラップ対決を盛り上げる。

背後に見える三国志の武将や龍などの演出も気合が入ってましたが、このシリアス路線でじっくりと見せてきた部分が、前回のかぐや様のラップ回を超えた!といった感想に繋がったのでしょう。

ただ、パリピ孔明に限らず、ラップって歌詞がないと何言ってるかよく分からない部分もあるので、この辺は原作漫画と一緒に観ると、より内容が分かって楽しめる構成にもなっていました。

>>パリピ孔明の原作漫画と比較した感想&考察

 

1位:まちカドまぞく2丁目 6話

大穴のまちカドまぞくが、最終回の向こう側で初ランクイン&初の1位じゃーーい!!

まちカドまぞくを観ている人だったら、同じく1位にする人も多いんじゃないでしょうか?

そんな『これで勝ったと思うなよ!』と言われる側になったまちカドまぞく2丁目第6話は、原作漫画3巻をアニメ化。

好きな人なら知っている人も多いと思いますが、きららの原作マンガってほとんど4コマなんですよね。

4コマってコマが小さくて読みづらい上に、迫力に欠ける部分があるので、きららはアニメがヒットしても原作はなかなか売れないのは、この辺の影響もあるかなと思います。

そんでもって、情報量も普通の漫画と比べると減るので、アニメではこのコマとコマの隙間を埋める演出が盛りだくさん入ってくるのが、きららアニメの醍醐味。

今回の桃の姉である桜がなぜ失踪したかについてのエピソードは、アニメでは視聴者たちをホロリとさせた名シーン。

これ原作では4コマ漫画の特徴を活かして、けっこう重い話をサクサクサクと終わらせて、桜は昇天していますから。

これはこれでシュールで面白いけれど。

そして、闇落ちしてシャミ子を助けに来た桃の見せ場、厨二感あふれるダークネスピーチへの変身シーンは大好評でしたけど、これはアニメ完全オリジナル。

原作では変身シーン自体ございません。というか、4コマ漫画で変身シーンに何コマも使えねえよ!ということでしょう。

さらに、シャミ子が目覚めてからの原作改変力もまだまだ光る。

桃の光と闇のダブル属性持ちの画などの追加はもちろん、コメディシーンもアニオリを入れてくる欲張り屋さん。

感動回でも決して笑いは忘れない。

そんなスタッフのこだわりを感じる。

もちろん、桃の笑顔とシャミ子の涙、その後のぽっきんアイスの誓いの見せ処も大幅パワーアップ。

ちなみに、ぼっきんアイスかと思ったら、ぽっきんアイスでした。

ラストの流れは原作漫画でも気合を入れているので、アニメでも基本は同じなのですが、シャミ子の心の声に合わせた街並の演出などはアニオリに加え、桜の消えていくシーンも大幅に尺を使いまくり。

いい最終回でした。と言わずにはいらない、そんな仕上がりの第6話。

>>まちカドまぞくも対象ベストアニメランキング

 

番外編:2022年春アニメ原作改変ランキング6話の感想&考察

ちなみに、前回1位のかぐや様は、今回はアニオリが比較的少ない上に、藤原の面白いシーンがちょいちょいカットされていたので、今期初の圏外になっちゃいました。
Twitterランキングと違い、前回1位でも容赦なく圏外に飛ぶのが、この原作改変ランキングです。