あなたの心の後悔:すやまたくじです。

アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。

今回のテーマは『スーパーカブ』第11話の裏解説ー!

実は小熊は深く後悔していた!

ちなみに、僕はアニメで放送された部分の原作ラノベを読んだ上で、アニメではカットされていた部分をピックアップして解説や考察を行っていきます。

動画解説:椎ちゃんに対する小熊の深い後悔【スーパーカブ】11話アニメ裏解説・感想(約13分)

アニメ『スーパーカブ』第11話の解説・感想・考察

今回の第11話の感想を一言でまとめるなら、小熊が男前すぎるーーー!

椎ちゃん救出に向かった小熊の行動とセリフが男前すぎるとネットでも話題沸騰。

しかし、そんな小熊にも実は深い後悔をしていたんです。

そんなカットされた部分を中心に、実はこのシーン、小熊は心の中ではこんなこと思ってましたという感じで、裏解説していきます。

ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で、原作ラノベとマンガ版の試し読み、その他の関連動画をまとめています。

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「スーパーカブが必ず助けに行く」の真意

スーパーカブが必ず助けに行く。

椎ちゃんからのSOSの電話に対する小熊のこの答え。

そこにシビれる!あこがれるゥ!なこのセリフに、小熊の株も急上昇(カブだけに)

ネット上でもそんな小熊の姿に称賛の声が挙がってましたが、実は小熊、心の中で二択で迷ってました。

それは自分がカブで向かうべきか?それとも、110番や119番をしてプロに任せるべきか?

プロに任せた方が確実だけど、これから電話をしてもどんなに早くても10分以上はかかるので、椎ちゃんの身体がこの寒さと水の冷たさによる低体温症に耐えられるか心配だった。

また、椎ちゃんが自分たちに憧れて無理していたことを知っていたのに、それに対して何も注意することなく見殺しにしたという想いがあった。

そして、普段の自分ならそこまでして他人を助けないけれど、カブに乗っている自分はそうであってはならない。

カブに与えられた力は楽しむだけでなく、こういった時にも発揮しなければいけないのだという、そういった色々な想いをあの一瞬で即座に判断し、椎ちゃんを安心させるために『スーパーカブが必ず助けに行く。』のセリフに繋がったわけですね。

この裏側を知ると、より小熊のその心意気に、そこにシビれる!あこがれるゥ!

 

小熊が救出がうまかった理由

現場に着いた小熊、プロほどではないにしろ、女子高生にしてはかなり救出がうまかったのは間違いない。

まともに動けない椎ちゃんを水から引き上げるだけでなく、そこまで高くないとはいえ、崖から引き上げましたからね。

もちろん、フィクションとして演出もありますが、原作ラノベでは裏設定もあります。

小熊と礼子は休日はもちろん、平日でもカブで走り回っているのですが、その時に何度かこういったトラブルに見舞われたことがあるから。

事故って林道の下に小熊のカブや礼子のハンターカブが何度か落ちたことがあり、その度に二人で協力して引き上げていた。

100キロ前後あるカブに比べたら、30キロちょっとしかない椎ちゃんはその1/3ぐらい。

なので、キツイけど小熊一人でもなんとか引き上げることが出来たと語ってました。

 

小熊が警察や救急車より礼子に電話した理由

無事に椎ちゃんを引き上げた小熊が電話したのは礼子。

消防やレスキューになんとなく色が似ているから呼んでおいたとか、心の中では電話で礼子が乗り物より先に人を心配するとは珍しい。明日は雪が降るんじゃないか?と、あいかわらず礼子に対する扱いは雑。

ここは原作でも詳しく語られてませんでしたが、たぶん小熊が事故ったときは、小熊よりカブのことを先に心配したんでしょうね。

ただ、ここは礼子より先に警察や救急車に電話するべきだろうという感想もありましたが、ここでも小熊はそっちと検討した上で礼子に電話しました。

警察や救急車を呼ばなかった理由は、見る限り椎ちゃんはそこまで深刻なダメージを負ってるように見えなかったこと。

椎ちゃんのがんばりを知ってる小熊は、ここで警察沙汰にすると、心配した両親から外出制限が設けられるなど、前のように活動できなくなるかもしれないと考えたから。

この辺は、心配そうに『警察とか救急車は?』と聞いた椎ちゃんの方も、なるべくなら大事にはして欲しくないという気持ちが込められてましたね。

小熊はこの椎ちゃんの気持ちを汲んだんでしょう。

 

椎ちゃんを前カゴに乗せた理由

とはいえ、一刻も早く椎ちゃんをお風呂に入れて温めないといけない。

喋る元気はあるので、救急車を呼ぶほど重症ではないとはいえ、椎ちゃんに肩をかしてゆっくり歩いていくのは時間がかかりすぎるから論外。

カブに乗せるなら後ろですが、小熊もこの救助で寒さにやられ、指がかじかんで後ろの箱を取る作業がまともに行い。

その緊急事態として前カゴに乗せる形にしたわけです。

椎ちゃんをお姫様抱っこしたパワーは、礼子と一緒に何度かカブを引き上げる作業をしている内に身に付いたのか。

もちろん、前カゴに人を乗せるのは違反、小熊の場合、免許取って一年以内なので後ろに乗せても違反ですが、ここは人命救助優先の緊急避難となります。

 

椎ちゃんのまっいちんぐと小熊の照れ隠し

小熊の家に着いて椎ちゃんをお風呂に入れることに。

ここアニメではカットされてましたけど、玄関で椎ちゃん小熊に丸裸にされて、まっいちんぐー!な状態になってました。

あの後の下着を干されるところで恥ずかしがっていたように、椎ちゃんは同性相手でも裸とか下着とか見られるのは恥ずかしがるタイプみたいですね。

ちなみに小熊は、家に着いて心に余裕が出来たのか、椎ちゃんを脱がせる時に引っ掛かるところがない平坦な身体だと、

いや、お前もやないかーいっ!?

と自分のことは棚に上げて、なかなか失礼な分析をしてました。

また、椎ちゃんにお礼を言われた時、『礼ならカブに言って』と、いつものぶっきらぼうな感じで答えてますが、これ小熊さんの照れ隠しです。

顔は見えてないけど、見えてたらちょっと赤くなっていたかもしれない。

小熊は誰かにお礼を言われるのが苦手なので、基本的に他人に感謝や謝罪をしない礼子は除いて(たしかにアニメだとちょっと言ってるけど、原作ラノベだと礼子そういったセリフほとんど言ってないわ)、こういうときはどんな表情をしてどう答えていいか分からない。

なので、小熊が困った時にいつも助けてくれるカブに任せる!と、『礼ならカブに言って』というセリフに繋がってわけですね。

 

礼子の本性

遠慮する椎ちゃんに対して、我がもの顔で小熊の家でくつろぐ礼子。

いきなり小熊の家で横になってましたが、あれアレックス・モールトンを引き上げて疲れたからではなく、毎回小熊の家に来たらこんな感じらしいです。

原作ラノベでは今回もくつろいでいるのにイラッとして、椎ちゃんの服を干すときに礼子を一回ギャッ!と踏んでます。

しかも、お風呂上りはパンイチで歩き回って、冷蔵庫もかってに開ける。

って、やってることおっさんやないかーい!

見た目は美少女なのに。

見た目は美少女、中身はおっさん、それがハンターカブ礼子!

ちなみに、前に礼子が小熊の家に来たときは、オイルで手がベトベトな状態なのにかまわず上がってきて玄関を汚し、お風呂に入った後は着替えがないと、濡れた裸のまま部屋を歩き回って、床に水をまき散らしまくったらしい。

そりゃこんなことばっかりやってたら、小熊の礼子に対する扱い悪くなるよね。

むしろ小熊は優しい方かもしれない。自分だったら、絶対ブチ切れるわ。

 

ありがとうアレックス・モールトン

ありがとうアレックス・モールトン、永遠に。

それを告げる時の礼子、それを聞いた椎ちゃんの反応、それをフォローしに行く小熊。

この三人の演出もあって、まるで人が死んだかのように、悲しい気分になったこのシーン。

また、アニメではカットされていたのですが、礼子が死者を弔うようにアレックス・モールトンを扱っていたこと、椎ちゃんが泣いてる間、怒りを抑えるように冬の空を睨んでいるシーンがあり、またそれが悲しさを加速させるんですよね。

さらに、礼子の話によると、アレックス・モールトンが破損するほど衝撃を吸収してくれたおかけで、椎ちゃんは大ケガを負わなくて済んだそう。

モールトンの破損具合を見る限り、仮に椎ちゃんがこのダメージを受けていたら、ただでは済まなかっただろうと、モールトンが椎ちゃんを守る形となっています。

 

椎ちゃんの願いと小熊の後悔

号泣する椎ちゃんのお願い

私を春にしてください。スーパーカブの力で、この冷たくて暗い冬を、どこかに消してください。

椎ちゃんがこうやって泣いてお願いした理由は、自転車を失ったことだけが原因じゃない。

小熊と礼子に憧れて、自分も二人と同じようにアレックス・モールトンを乗り回したけれど、最後まで二人のように自分のものに出来なかった悔しさ。

そして、自分と自転車を冷たい川に落とし、死の危険さえ垣間見せた南アルプスの過酷な冬に悲嘆して泣いていた。

それに対する小熊の答えは、『カブでそんなことは出来ない』

当たり前のことなんですが、小熊はこういったことをひどく後悔していて、その日はそのことを考えて眠ることが出来なかった。

その後もその想いをずっと引きずってました。

 

BEURRE(ブール)の年間無料パス

椎ちゃんを助けたお礼に両親からBEURRE(ブール)の年間無料パスをゲットする。

お礼が言われるのが苦手な小熊は、ここでもかなり困っていたみたいです。

逆に礼子さんは、その日のうちに使おうと遠慮知らず。

さらに原作ラノベでは、礼子さん毎朝買ってる昼食のパンのツケもけっこう溜めてまして、そのツケもついでにチャラしてもらうという遠慮知らずが留まることを知りません。

 

カブで春を捕まえに行こう

あれから学校を行き来するだけの日常の繰り返し。

命も身体も別状なかった椎ちゃんだけれど、あれからイタリア計画も休止してしまうなど、心の方に大きなダメージを負ってしまった。

その椎ちゃんに引っ張られるように小熊も意気消沈(礼子はアニメでもあんまり変わってる感じはしなかったけど)

原作ラノベでは、あれから三人で話してもあまり盛り上がらず、椎ちゃんのお店に行ってもすぐに帰っちゃう状態になってました。

まるでこの冬の寒さに白旗を挙げ、耐える術しか知らないように。

礼子が言った『桜を見に行こうか』といった一言は、そんな流れを変える一言だったわけです。

最初は『そんなこと出来るわけない』と断ろうとした小熊ですが、その時にあの椎ちゃんのお願いを断ったことを思い出し、あの時の考えは今も変わらないけれど、それでもこのままでは心が冬に殺されてしまう。

ならば三人で冬から逃げよう。カブで春を捕まえに行こう!となったわけです。

 

小熊の想いはアニオリでさらに詳しく

と、原作ラノベでは今回はここで終わったんですよね。

あの第1話で椎ちゃんの自転車に抜かれるシーンからの小熊の心の声はアニメオリジナル。

もしかしたら、この後に出てくるのかもしれないですけれど。

実は小熊はカブに乗る前から意識していた。

小熊は心の声でもツンデレなので、文化際のときとか最初は椎ちゃんへの当たりが強かったけれど、実は椎ちゃんの姿に刺激を受けていて、仲良くなりたいと感じるさせるような印象を持っていた。

それを椎ちゃんがキッカケとなって出会ったカブによって、椎ちゃんとも仲良くなることが出来た。

そんな小熊の素直な気持ちをより分かりやすく伝える、いいアニメオリジナルだったんじゃないでしょうか。

 

アニメ『スーパーカブ』第11話の解説&感想&考察まとめ

スーパーカブ第11話をまとめると、椎ちゃんを助ける男前すぎる行動と、ラストの感謝の気持ちで小熊の好感度が爆上がりーーー!!!
そして、礼子は自由に行動してるだけなのに愛されキャラな上に(だいたい叩かれるときは小熊)、何気ない一言が大きく状況を動かすとか、お前はカリスマかっ!?

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