
あなたの心を釣りあげちゃうぞ:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
今回のテーマは、アニメ続編予想シリーズ『放課後ていぼう日誌』編ー!
アニメ2期を一本釣り♪
今回は放課後ていぼう日誌の売上データからアニメ2期予想と、最終12話まで全話感想と考察をサクッとまとめました。
動画解説:アニメ2期へ【放課後ていぼう日誌】最終12話まで見た感想・考察&続編予想(約11分)
目次
『放課後ていぼう日誌』最終12話まで見た全話感想・考察
女の子の日常コメディ&釣りが楽しく学べる。
よくある日常系コメディの中でも、釣りを本格的に取り入れているのが放課後ていぼう日誌の醍醐味。
他のジャンルをフワッと取り入れている日常系は多いですが、ていぼう日誌は釣りをメインに知識も本格派。
また、本格派にすると釣りに興味がある人はバチコーン!ハマる分、逆に興味がない人が退屈になりがちですが、
アニメでは原作漫画の世界観を活かしつつ、興味がない人にも楽しく見れるように工夫していたのが大きい。
この辺はアニメ制作を担当した動画工房さんがいい仕事しますね~。
釣り初心者の主人公の陽渚目線で分かりやすく、そしてそんな陽渚がどんどん釣りにハマっていく姿をシンクロさせて、見てるこっちも釣りがやりたくなる仕掛けてとなっていました。
そして、熊本県芦北町(あしきたまち、作中の地名は架空ですが風景や地形は現実のもの)を舞台に、のんびりとした田舎の町の空気感を出していたのも絶妙でしたよね~。
もともとゆっくりとしたテンポの日常系がさらにのんびりとした感じになって。
『のんのんびより』のような田舎系日常コメディの雰囲気も醸し出していました。
釣りと田舎の雰囲気、この二つが定番の日常コメディとは違う持ち味となった。
結果、釣りがテーマということで最初は興味がない人の票が取れず苦戦しましたが、中盤あたりから一気にプチブレイク。
2020年夏アニメの中でも注目される作品となりました。
ちなみに、放課後ていぼう日誌アニメ1期では原作5巻の序盤まで映像化。
アニメの続きは5巻からですが、4巻まででもアニメ化されていないエピソードもあるので、そこも読みたいんだったら1巻からがおすすめ。
現在はまだ6巻までしか出ていないので、アニメ化されていないエピソードを加えるとしても、アニメ2期は早くてももう2冊ぐらい新刊が出た後になるでしょう。
また、ブログ版、または動画の概要欄で原作の試し読みが出来るになっています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
>>放課後ていぼう日誌も含む2020年夏アニメおすすめランキングへ
放課後ていぼう日誌のアニメ2期の可能性
さて、こっからはアニメマンガ名探偵による放課後ていぼう日誌アニメ2期の可能性を予想していきましょう。
続編決定で大事と言われるのが、円盤(Blu-rayやDVDのこと)売上・動画配信・原作漫画などの売上。
放課後ていぼう日誌の売上の成績は、円盤売上が推定1000~3000枚、動画配信の再生数が今期の10位ぐらい、原作漫画の売上が今期の7位ぐらい。
円盤は9/25日発売なのでまだ詳しい数字が出てませんが、この記事を書いている9/23時点でAmazonアニメの売れ筋ランキング24位に入っていたので。
予約の段階でこの順位ならこれぐらいは売れるんじゃないかなと思います。
これの数字を総合して予想すると、
放課後ていぼう日誌のアニメ2期の可能性は…ちょいと厳しい!シーキビでございます!
どの数字も悪くはないんですけれど、特別良くもない。
そして、1クールの中で続編が制作されるアニメはだいたい2~3本ぐらい。
なので、どれが一つぐらい売上ランキングのベスト3には入っておきたいところです。
放課後ていぼう日誌のアニメ2期を釣りあげる3つの方法
アニメ2期の可能性はシーキビです!で、終わったらファンには申し訳ない。
こっからは放課後ていぼう日誌のアニメ2期の可能性を高める…いや、アニメ2期を釣りあげる3つの方法を解説したいと思います。
アニメ2期が厳しいのはあくまで現段階で。
それを改善すれば、グッと可能性は高まるわけでございます。
円盤売上で結果を出す
まずは9月25日発売の円盤売上がキーポイントになりますね。
極端な話、円盤が1万枚ぐらい売れれば、アニメ2期決定。
原作のストックが貯まるのに合わせて制作するでしょう。
そこまで行かないにしても、円盤が売れづらい今なら5000枚を超えればグッと可能性が高まる。
少なくとも3000枚は超えていると判断材料としてはプラスになる。
今の予約の段階だと推定1000~3000枚。
これをどこまで伸ばせるかが一つのポイントとなります。
動画配信の数字を伸ばす
でもぉ~、円盤は価格が高すぎるんですぅ~
そんな人も安心。
昔と違って、今は円盤売上だけではアニメの続編は決まらない。
今や円盤売上以上に存在感を出しつつあるのが動画配信。
知らない人もいますが、動画配信は再生されればされるほど、制作側にお金が入る仕組みになっている。
もちろん、dアニとかAmazonとかの公式なものに限りますが。
ちなみに、公式ならアベマやニコニコといった無料で見れるものもOKでございます。
円盤が売れてないのにアニメ2期や3期が決まる作品は、この動画配信の功績が大きい。
各クールの再生数トップ3に入っている作品は、だいたいその後に続編が作られている傾向(続編がない作品とか除いてね)
そして、動画配信は円盤と違って、高いお金を払わなくても何度も観ることで好きな作品が応援できるお手軽さもあり。
期間限定とはいえ、アベマやニコニコだったら無料で行えますから。
ちなみに、よく独占配信を嫌う人がいますが、独占配信は契約料ががっぽりと入るので、より続編が決まりやすい、続編がなくても制作段階から決まっていれば、お金をかけられるんでアニメのクオリティが上げられるというメリットがあります。
見る側にも意外とメリットがあるのが独占配信。
原作漫画やグッズ売上の数字を伸ばす
円盤や動画配信ほどではありませんが、原作漫画やその他のグッズの売上が増えるのももちろんプラス材料。
アニメと原作漫画の売上は別ですが、アニメ製作委員会に原作の出版社が参加していることが多いので、原作売上に連動して2期が制作されることもある。
そして、この放課後ていぼう日誌にはしっかりと原作の出版社である秋田書店が参加。
また、製作委員会は出資額が多い順に並べられるのですが、秋田書店はKADOKAWAの次の二番目。
なので、原作漫画が売れれば、秋田書店がメインで動いて2期なんていう可能性も十分にあり。
その可能性を上げるためにも、今期7位の原作売上を3位以内には持ってきたいところ。
もちろん、その他の関連グッズも忘れちゃいけない。
アニソンなどの定番どころに加え、
放課後ていぼう日誌は水産庁ともタイアップ。
ここはらしくて釣りを活かして良かったのですが、肝心の釣り具の方はたこひげ屋のモデルとなったお店以外とはコラボしてないみたいなんですよね。
せっかく見ると釣りがしたくなる作品なだけに、全国の釣具店とコラボすれば良かったのにと思うのですが。
『放課後ていぼう日誌』最終12話まで見た全話感想・考察&アニメ2期予想まとめ
放課後ていぼう日誌は、釣りと田舎のスローライフが楽しめる日常系。
アニメ2期は今のままだとシーキビだけど、こっからの伸びしろ次第では十分可能性あり。