
あなたの心の俺ガイル超え:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
そんな今回のテーマは、『弱キャラ友崎くん』の面白さ検証ー!
噂では2021年冬アニメの覇権♪
2021冬アニメ期待のラブコメ『弱キャラ友崎くん』。
俺の周りのラノベ好きがこぞって、俺ガイル超えもあるかもよと言ってくるんです。
動画解説:俺ガイル超えラブコメ【弱キャラ友崎くん】が冬の覇権アニメとラノベ好きが言うので検証してみた(約10分)
目次
ラノベ好きが『弱キャラ友崎くん』を冬アニメの覇権と言ってくるんだが
最初に言っておくと、弱キャラ友崎くんが俺ガイルを超えるラブコメになる!と言っているのはわたくしではありません。
わたくしの中での俺ガイル評価はすこぶる高いですし、友崎くんの原作ラノベ読んだこともないので。
それを言っているのはわたくしの周りのラノベ好きたち。
今回のアニメ放送によって、
この冬の覇権アニメは友崎くんでもはや決まった!そして、俺ガイルを超える!
とまあ、わーわー言うとるわけでございます。
なのでわたくしは、一人ずつ…ひっぱたいておきました!うるせー!とw
これは友崎くんがどうとかじゃなくて、その圧がとにかくとにかくうっとおしかったのでね。
そんな冗談は置いといて、ラノベ好きがそんなにこぞって言うのなら、弱キャラ友崎くんにそれだけのポテンシャルがあることは間違いないのでしょう。
そして、俺ガイルと比較する人が多いということは、それだけ共通点もあるってことなんでしょう。
わたくしアニメマンガ名探偵でございますから、よく知りもしないのに否定するわけにはいかない。
だったら、検証してみようじゃないかというのが今回の企画となります。
ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で原作ラノベや漫画版の試し読み、その他の友崎くんの考察動画をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
弱キャラ友崎くんと俺ガイルの共通点
ということでさっそく、アニメPVや公式サイトに加え、漫画版1巻も読んでみました。
そこは原作ラノベ読めよ!
というツッコミも飛んできそうですがw
わたくしも前も色々とラノベは読んでいたのですが、YouTube活動するようになってから、アニメと漫画だけで手一杯。
ラノベを読む時間がないということで、ここはマンガ版で勘弁して頂きたい。
その情報収集によって見えてきた、俺ガイルと友崎くんの3つの共通点。
1巻以降の展開を見ると、もしかしたらもっとあるのかもしれないよ。
同じガガガ文庫の売れっ子作品
1つ目は、どちらもガガガ文庫の売れっ子作品。
マンガ版読んだと言いながら、いきなり原作ラノベの方の話題ですがw
まあ、その他の情報収集もやっているので。
そんでもって、ラノベ好きでもなければ、ガガガ文庫と聞いて知っている人は意外と少ないんじゃないかなと思います。
わたくしの中でラノベレーベルといえば、電撃文庫・スニーカー文庫・富士見ファンタジア文庫などのKADOKAWA系のイメージが強いので。
俺ガイルで初めてガガガ文庫の存在を知ったぐらいですから。
少なくともマンガ界で例えるなら、ジャンプやマガジンなどの業界トップを争うレーベルではないと思う。
マイナーじゃないけどメジャーでもない、中堅どころっていった印象。
そんな中で、友崎くんも俺ガイルと同じく、いくつかの賞を受賞し、シリーズ累計100万部を突破、そしてテレビアニメ化も決定。
漫画より売れづらいラノベで100万部突破はすごい数字、市場規模を考えるとマンガだったら5~10倍ぐらいインパクトがある数字。
この実績だけで、実力派であることは間違いないでしょう。
ちなみに、俺ガイルはアニメ1期放送終了の2ヶ月後に140万部突破したので、アニメ放送前は友崎くんと同じぐらいか、もしくはちょっと低いぐらいでしょう。
なので、数字的なポテンシャルなら、アニメが成功すれば、最終的に累計1000万部を超えた俺ガイルのように売れる可能性もあるということになります。
主人公がひねくれ者
2つ目の共通点は主人公がひねくれ者だという点。
俺ガイルの主人公といえば、『青春とは嘘であり悪である』という強烈な名言も生み出した比企谷八幡。
ラブコメの主人公でここまでひねくれいて、ここまでクセ強なキャラクターはなかなかいない。
こんな八幡が主人公だからこそ、他にはない青春ラブコメが描かれたのが俺ガイル。
一方、弱キャラ友崎くんの主人公:友崎文也もひねくれ者。
こちらも『人生はクソゲーだ』という名言を序盤から生み出しております。
友崎くんはあるゲームでランキング1位も取るぐらいのゲーマーなのですが、リアルではクラスでは目立たない陰キャ。
人生にはゲームみたいな攻略法もなく、キャラ性能で勝敗が決まる努力しても無駄。
だからクソゲーと、こちらもなかなかにこじられせております。
ひねくれているこそ生まれる物語には、正統派にはない面白さがある。
ただし、1巻だけの内容だったら、友崎くんには八幡のようなキレッキレの面白トークはなかった。
ただ、ラブコメ主人公であんなに面白い主人公は八幡ぐらいしか知らないので、そこと比べるのはちょっと酷かもしれませんけど。
パンチの効いたヒロインの出会いが主人公を変える
3つ目の共通点は、パンチの効いたヒロインの出会いが主人公を変えるということ。
俺ガイルといえば、超絶美少女でありながら超絶毒舌なクセ強ヒロイン雪ノ下雪乃の存在も外せない。
初対面でいきなり『私があなたを更生させてやるわ』と言っちゃうなど、あの八幡すらも引かせるパンチの効き具合は強烈。
が、それがイイ!と、正統派美少女の見た目でありながら、パンチの効いた中身で数々の男性陣を虜に。
そして、その強烈なキャラクターは八幡にも影響を与えていくわけです。
一方、弱キャラ友崎くんのヒロイン日南葵(ひなみあおい)は、男女共に好かれるパーフェクトヒロインと見せかけて、そのすべてを努力で勝ち取った天才型ではなく努力型ヒロイン。
勉強やスポーツは当たり前、見た目やコミュニケーションまで鍛えまくっているという筋金入り。
そんな真逆の二人が出会ったものだから、友崎くんの人生はクソゲーだというセリフにカッチーン!と来るわけですね。
人生にまともに向き合ったことないくせに生意気言ってんじゃねえよ!(こんな言い方してませんけどね)生意気言うんだったら、アタイが攻略法教えてやるから、まずは向き合ってみろやー!
と言って、弱キャラからリア充という名の強キャラを目指すのがこの物語。
八幡と雪ノ下の関係よりもより積極的に、主人公育成型ラブコメといった感じですね。
俺ガイルにはない弱キャラ友崎くんの魅力
そして、弱キャラ友崎くんには俺ガイルにない魅力もある。
それは先ほど触れたヒロインの日南が友崎くんを育成するときに、具体的で実践的なノウハウを教えてくれることですね。
見た目の印象を変える方法とか、異性とどんな風に会話するとかですね。
友崎くんは人生には攻略法はないと言ってましたが、ゲームほどは分かりやすくはないですが、ある程度の攻略法はあるんですよ。
例えば、コミュ力は鍛えることが出来ますし、コミュ力が上がると人生の幸福度が上がるというのは、これ科学的に証明されていることなんですよ。
そういった情報がビジネス本やモテるための本に書かれていたりする。
作者はその辺の情報仕入れて、日南を通してそのノウハウを提供しているのかなと感じました。
ラブコメですが、アニメが始まったら考察動画を出してみるのも面白いかもしれない。
現時点での評価
さあ、これらの情報を整理して、わたくしの現時点での評価は?
やはりまだまだおれの青春ラブコメは俺ガイルでございますね。
なにしろ俺ガイル完で、ついにあのラブコメの原点『めぞん一刻』をかわして、わたくしの中のラブコメ第1位になりましたから(めぞん一刻の方は分かる人いるかな?)
そんな簡単に抜けるもんじゃない。
とはいえ、完結まで観た俺ガイルに比べ、友崎くんはまだアニメすら始まってないですから。
まずはアニメ1期を観てみようじゃないかと。
そして、アニメ1期を全話見た後に再比較。
その時に俺ガイル超えはともかくとして、冬の覇権アニメすら取ってなかったら、わたくしの周りで騒いでいた人は、今度こそ全員ビンタでございますね。
バカヤロー!と。
俺ガイル超えラブコメ『弱キャラ友崎くん』が冬の覇権アニメとラノベ好きが言うので検証まとめ
今回の話をまとめると、共通点もあるので俺ガイル好きなら弱キャラ友崎くんは特に見るっきゃない。
そして、実践的なノウハウも提供されるので、陰キャを脱出したい人も特に見るっきゃない。
俺も陰キャ脱出するぞ!