
あなたの心のテイオーステップ:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
そんな今回のテーマは、『ウマ娘 プリティーダービー』アニメ2期特集ー!
原作は世紀の対決♪
さあ、いよいよ始まります、ウマ娘アニメ2期。
今回はそんなウマ娘アニメ2期をもっと楽しむための記事をお送りします。
動画解説:世紀の対決が原作【ウマ娘 プリティーダービー アニメ2期】トウカイテイオーVSメジロマックイーン(約9分)
目次
ウマ娘 プリティーダービー アニメ2期は、トウカイテイオーとメジロマックイーンが主役
競走馬を擬人化した大人気アニメ『ウマ娘』。
ナリタブライアンやオグリキャップなど、歴史に名を残した名馬たちをモデルとし、髪やアクセサリー、走り方などを細かく再現して競馬ファンを沸かせた。
さらに、レース展開は実際に行われたレースを元に、オリジナル要素も加えて熱いレース展開で沸かせてくれた。
それによって、競馬ファンはもちろん、わたくしたちのような競馬をあまり知らないアニメファンも熱狂させてくれたのがウマ娘アニメ1期。
アニメ1期では、スペシャルウィークとサイレンススズカを中心に描きましたけど、
アニメ2期ではトウカイテイオーとメジロマックイーンを中心に描かれるみたいです。
アニメ1期を見る限り、競馬を知らない人も楽しめるように、あんまり原作の競馬の詳しい背景などは入れて来ないのがウマ娘スタイル。
そこで今回は、競馬初心者にも分かりやすいように、トウカイテイオーとメジロマックイーンの歴史をギュッとまとめて紹介したいと思います。
もちろん、レース結果などのネタバレになるような野暮な解説しません。
これを見れば、より二人の物語が楽しめる、よりアニメ2期が楽しめる内容にしていきたいと思います。
それがわたくし、すやまたくじの使命だと思っております。
ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で漫画版の試し読み、その他のウマ娘の考察動画をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
トウカイテイオーVSメジロマックイーンの世紀の対決が原作
今回のアニメ2期と、アニメ1期では大きな違いがあります。
1期の主役スペシャルウィークとサイレンススズカは、途中でライバル宣言もしますが、直接的にぶつかり合うライバルというよりも、お互いを高め合う仲間といった感じ。
直接対決も1期のラストのオールスター的なレースだけでしたし、そのレース結果も明かされないまま終わりますから。
が、今回の主役トウカイテイオーとメジロマックイーンは、アニメでは同じチーム〈スピカ〉でありながら、原作では直接対決があったまさにライバル的な関係。
しかも、それが大一番、世紀の対決と名付けられた競馬史上の中でも伝説的な一戦となっております。
アニメ2期はここをメインに持ってくると思うので、これが熱いレースにならないわけがない。
では、トウカイテイオーVSメジロマックイーンが世紀の対決と呼ばれたのか?
ここではその背景を解説し、アニメ2期のレースをより盛り上げちゃおうじゃないかと思います。
それを知るには、トウカイテイオーとメジロマックイーン、この二人の歴史に触れないわけにはいかない。
ここもギュッとまとめて解説していきたいと思います。
トウカイテイオーの伝説
まずはトウカイテイオーから。
名前からしてすごいですよね。ト・ウ・カ・イ・テ・イ・オーって、東海限定とはいえ、名前に帝王って入れちゃってるからね。
名付けた人はどんだけ強気なんだよっ!?と。
しかし、そんな強気な名前を付けちゃう理由があるんです。
それはトウカイテイオーの父親であるシンボリルドルフが三冠および七冠も達成した皇帝と呼ばれた伝説的な名馬で、その父親から連想してトウカイテイオー名付けられたそうです。
アニメ1期でトウカイテイオーがシンボリルドルフに懐いていたのは、この親子という設定があったからでございますね。
髪の毛の雰囲気が同じなので、競馬を知らなくてもなんとなく繋がりを感じていた人は多いでしょうが。
ウマ娘の世界だと母親になるのかな?とも思うのですが、作中では『会長』としか呼んでないので、血縁関係はあるけれど母娘ではないのかもしれないですね。
ウマ娘の世界では世代を超えて名馬が揃うドリームが成立してるので、この辺はハッキリさせないでフワッとさせたいのでしょう。
また、リアルではなかったトウカイテイオーVSシンボリルドルフなんていう夢の一戦も、もしかしたらアニメ2期で入ってくるかもしれないですね。
さあ、そんなエリートなトウカイテイオー、最初の目標はシンボリルドルフも達成した皐月賞・日本ダービー・菊花賞のG1(競馬の最高格付けのレースのこと)三冠獲り。
三冠と聞くと、競馬知らなくてもそれだけでも『なんかすげえな!』って、感じしますよね。野球なんかでもなかなか取れないですから。
しかも、競馬の三冠は野球の三冠よりもさらに条件が厳しい。
この皐月賞・日本ダービー・菊花賞は3歳のときしか挑戦できない。つまり、三冠狙えるのは生涯で一度のみ。
100年近い競馬の歴史の中でも、2021年1月現在まだ8頭しか達成したことがない偉業でございます。
実際のトウカイテイオーは三冠獲りで活躍するだけでなく、その他のレースでも強さを発揮し、無敗伝説を作った名馬。
ウマ娘では、三冠を目指すトウカイテイオーが、無敗のまま快進撃を続け、次の日本ダービーに備えているところから始まるのがアニメ2期の第1話。
そんなトウカイテイオーがシンボリルドルフと同じく、三冠を達成することはできるのでしょうか?
そして、無敗伝説はどこまで続くんでございましょうか?
メジロマックイーンの伝説
そして、アニメ2期のもう一人の主役であるメジロマックイーン。
トウカイテイオーがエリートなら、メジロマックイーンは競馬会のお貴族様といった感じでしょうか。
アニメ1期でも豪邸に住むメジロ家といったシーンが出てきています。
競馬界には今は無きメジロ牧場というのがありまして、そのグループからメジロアサマ・メジロティターン・メジロライアン・メジロドーベルなど、メジロ〇〇といった数々の名馬が排出されています。
もちろん、メジロマックイーンもそのグループの一員。
ちなみに、メジロマックイーンの孫がゴールドシップで、アニメ1期でゴールドシップが付きまとっていたのはそのため(アニメのキャラだと立場が逆に見えるけどw)
メジロマックイーンはその中でもステイヤーと呼ばれる長距離走で強さを発揮した名馬でございます。
ちなみに、競馬では長距離では3000mを超えるレースもあり、
我々人間からしたらもはやマラソンじゃねえかっ!?
という距離ですが、競走馬は時速70キロぐらい、ちょっと本気出したぐらいの車ぐらいのスピード(一般道じゃなかなか走れないよ)で走るので、結果が出るまで人間みたいに時間はかからない。
ちなみに、ウマ娘も競走馬と同じスピードで走る設定なので、レースシーンのスピードや足音の重さは本物に負けない迫力あり。
まだウマ娘を見たことない人は、まずはこのレースシーンだけでも見て欲しい。
メジロマックイーンは、そんな長距離においては圧倒的な強さを見せて数々の大一番を制しています。
そのレースの姿から『絶対の強さは、時に人を退屈させる。』と言われたほどの伝説を残した。
ウマ娘アニメ2期は無敗と絶対がぶつかる大一番
そんな無敗のトウカイテイオーと絶対のメジロマックイーンがぶつかったのは世紀の対決。
競馬史上もっとも盛り上がったとも言われる伝説的な一戦。
ここをクライマックスで持ってくるのなら、アニメ2期は盛り上がらないわけがない。
どのG1でぶつかるのか、どんなレース展開になるのか、アニメ1期のようなオリジナル展開はあるのか。
その全ての答えはアニメ2期で!
ウマ娘 プリティーダービー アニメ2期は、トウカイテイオーVSメジロマックイーンの世紀の対決が原作まとめ
今回の話をまとめると、ウマ娘は競馬を知らなくてもカワイイキャラクターと、熱いレース展開で楽しめる名作アニメ。
さらに、原作の部分も知っておくと、もっと楽しめるよ。