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あなたの心の解説屋さん:アニメマンガ名探偵たくじです。

今回のテーマは、異世界アニメの歴史をサクッと解説ー!

歴史やルーツ、見ておきたい作品まで。異世界転生や異世界召喚はここから生まれた!

異世界アニメの歴史講座とは?

異世界アニメ、サクッと解説とは、もはや一大人気ジャンルとなった異世界アニメの歴史を語るものとなっています。

歴史と言ってもそんな難しいことじゃございません。

異世界アニメの元祖やヒットしてルーツとなった作品の紹介をします(ややこしくなるので、ここで語るのはアニメのみ。漫画やラノベなどは外します)

観てなくても元祖やルーツを知っていると、

異世界アニメのルーツ知ってる?〇〇なんだよ。

と、さり気なく会話に挟んだら、

こいつ、やるなっ!?

と一目置かれるかもしれない(笑)

ただ、言う相手を間違うと、

生意気な~!

となるかもしれないんで要注意w

また、YouTubeコメントの方で、

見ておいた方がいい作品はなんですか?

よく聞かれるので、今回はその歴史の転換点となった作品や話題作をジャンルごとに紹介します。

今回の企画が好評であれば、別ジャンルで第2・第3とのサクッと解説をしていきたいと思います。

不評だったら今回の第1弾と終了!

それが新企画でございますw

 

異世界アニメのジャンル

では、異世界アニメ、サクッと解説に入っていきましょう。

一言に異世界アニメと言っても、大きく分けて3つのジャンルがあります。

この辺は色々と言われていますが、ここではアニメ初心者にも分かりやすくジャンル分けします。

なので、先ほど言った『異世界アニメのルーツ知ってる?』は、うるさ型のベテランには言っちゃダメでございます。

言うとカウンターで反撃喰らう場合があるのでw

一つ目は『蜘蛛ですが、なにか?』などの異世界転生ファンタジー。

今もっとも勢いがある定番のジャンルですね。

二つ目は『盾の勇者の成り上がり』などの異世界転移ファンタジー。

こちらは昔からある王道ジャンルで異世界召喚ファンタジーと呼ばれることもありますが、召喚されずに異世界に行く作品もあるので転移でまとめます。

三つ目は『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』などのゲーム系異世界ファンタジー。

こちらは正確には異世界ではないのですが、VRを使って異世界ファンタジーの世界を再現している作品が多いのでこちらに入れました。

新しいジャンルということもあって、まだ呼び名が固定されておらず、単純にゲーム系やVRMMOと呼ばれることもありますね。

他にも、転生や転移ではなく、昔からある異世界の主人公が異世界で活躍する姿を描く。

例えば、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』みたいな作品も、厳密に言えば異世界ものではあるのですけれど、これらは単純にファンタジーとかハイファンタジーと呼ばれることが多いので、今回の異世界ものサクッと解説では外します。

他にも、『進撃の巨人』のようなダークファンタジーや

『魔法使いの嫁』のような異世界ではなくリアル世界を舞台としたローファンタジーもありますが、これらも今回のサクッと解説では外します。

第2・第3弾があれば、これらも『ファンタジーアニメ編』として、やることもあるかもしれません。

それでは、先ほど紹介3つのジャンルを一つずつ紹介していきましょう。

 

ゲーム系異世界ファンタジー

それではまず、一番歴史が新しいゲーム系から。

VRを使って異世界を再現する、そういった意味では疑似異世界ファンタジーと言ってもいいかもしれませんね。

もちろん、VRゲームには王道ファンタジー以外もあるので、そういった作品は別で、こちらはSFにジャンル分けされることが多い。

ゲーム系異世界ファンタジーのルーツと言えば、この作品。

2012年に放送された『SAO(ソードアート・オンライン)』

もちろん、これ以前にもゲームを舞台にした作品はありましたが、基本的にはSF寄り、さらにVRMMOを本格的に導入し、その後に他の作品影響を与えたことも考えて、元祖的な作品と言ってもいいじゃないかなと思います。

まだ観てないのだったらゲーム系では必ず押さえておきたい作品ですね。

その他に見ておきたい作品といえば、シリアスなSAOとは真逆のVRMMOをチートで楽しむ2020年放送の『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(防振り)』

ゲーム系の変化形として、VRMMOをやっていたらそのままの姿と能力で異世界に飛ばされてしまう2015年から複数シリーズ放送の『オーバーロード』なんかもあります。

 

異世界転生ファンタジー

続きましては、今もっとも勢いがある異世界転生ファンタジーについて。

こちらも色んなパターンがありますね。

そのまんまの姿であったり、まったくの別人になったり、もはや人間ですらなくなったり。

転生したらだいたいチートになって、俺TUEEE(おれつえええ)無双をしがちなのが異世界転生ファンタジー、これらをなろう系と呼ぶ場合もありますね。

同じ姿のまま転生する場合は、転生ものではなくて異世界転移ものとジャンル分けする場合もありますが、ここでは1回亡くなって転生するもの、作中で転生と言っているものは全て異世界転生ものとします。

さて、こちらの転生系の元祖といえば、やはりラノベ初のアニメ…ではなく、1989年に放送されたオリジナルアニメ『天空戦記シュラト』

これはけっこう意外。

ラノベ初でもなければ、転生系ってゲーム系と同じく新しめのジャンルのイメージがありますが、元祖は1989年とかなり古い。

とはいえ、今の転生系とは全く違った作風ですし、転生と召喚の二つを組み合わせているのでちょっとややこしい。

もちろん、チートでもありませんし、俺TUEEEでもない。

なろう系の異世界転生チートアニメの元祖といえば、同時期に放送された2017年の『ナイツ&マジック(ナイツマ)』と

『異世界はスマートフォンとともに。(イセスマ)』の2作品じゃないかなと思います。

こちらはイメージ通りに新しめでございましたね。

異スマなんて、ハーレム感も丸出し!という感じですw

ちなみに、なろう系初のアニメ化作品は、2013年の『ログ・ホライズン』

こちらは転生ものではなくて、VRじゃない方のMMOの世界観のまま異世界に飛ばされるという『オーバーロード』と似た設定のゲーム系。

異世界転生系で見ておきたい作品は、笑いの要素は断トツの2016年から複数シリーズが放送されている『この素晴らしい世界に祝福を!(このすば)』

なろう系とはまた違う強さとストーリーを見せてくる2017年放送の『幼女戦記』

人外転生チートの代表作で2018年放送の『転生したらスライムだった件(転スラ)』辺りは押さえておきたいところ。

また、変わり種として、転生ものなのにチートどころか冒険やバトルでもない、本を自らの手で作り出そうとする2019年の『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~』なんかも押さえておくとさらに良し。

なろう系の異世界転生ものでありながら、なろう系らしくないと言われるリアル感のあるストーリーと、キャラクターたちで、なろう系チートに厳しいコアな深夜アニメ層からも人気を集めました。

そして、2021年には伝説的ななろう系の異世界転生もの『無職転生~異世界行ったら本気だす~』も放送されました。

ニートが転生して人生をやり直すなろう系のテンプレ作品でありながら、チートなしでリアル感のあるストーリーで主人公が人生をやり直していく姿が描かれる。

本好きの下剋上のような中身の濃さに加え、無職転生は作画の美しさも絶賛され、なろう系だけでなく、異世界アニメの中でも最高の神アニメと言われる作品の一つです。

 

異世界転移ファンタジー

異世界に召喚されたり、気付いたら異世界に迷いんでいたり、異世界転移ファンタジーは昔からジャンル。

そんでもって、時代と共に主流の形が変わって来ているジャンルですね。

今だと異世界転生と同じく、ラノベ初のチートが多い傾向。

こちらの転移系の元祖は1983年のオリジナルアニメ『聖戦士ダンバイン』

転移系もラノベ初じゃない上に、『天空戦記シュラト』よりさらに古い1983年。

全ての異世界ものアニメの元祖と言ってもいい作品です。

が、この聖戦士ダンバイン、作画とかはもちろん古いのですが、設定とかは今観てもなかなか斬新なものがある。

まず異世界ファンタジーでは珍しいロボットもの。

また、異世界がよくある全く別の次元にあるのではなく、現実世界の海と陸の間に存在するというのがなかなか秀逸な設定でございます。

なので、地球と異世界を行ったり来たりしたり、さらに異世界軍が地球の軍隊と戦ったりなんかもするのですよね。

今の異世界ものでもなかなか見ない設定ですよね。

さらに、この聖戦士ダンバインにはチート要素もあり。

今のチートものみたいにほぼ無敵っていうほどではありませんが、地上人は異世界人よりもロボットを動かすためのオーラ力が強く、聖戦士と呼ばれる存在なんですよね。

そういった意味でも、聖戦士ダンバインは異世界チートものの元祖と言ってもいいかもしれませんね。

こんな風に色々な要素が詰まっている異世界もの元祖ということもあり、古い作品ですが1話ぐらい見ておいても損はないかなと思います。

機動戦士ガンダムの富野由悠季監督がこのダンバインの監督もやっていることもあり、ストーリーの方も今観てもけっこう面白かったりしますから。

また、このダンバインの系譜を受け継いでなのか、転移系アニメ初期の1980年代や1990年代は、

1988年の『魔神英雄伝ワタルシリーズ』

1990年の『NG騎士ラムネ&40シリーズ』

1994年の『魔法騎士(マジックナイト)レイアース』

1996年の『天空のエスカフローネ』と、現在主流のラノベ原作の異世界ものと違ってロボットが出てくるものが多かったんですよね。

現在主流のラノベ系の異世界転移アニメのルーツ的な作品は、1995年の『神秘の世界エルハザード』辺りじゃないかなと思います。

男子高生が異世界に飛ばされて、ラブコメも交えながら冒険していくという感じですね。

エルハザードはラノベ発ではなく、アニメから小説や漫画を展開させたメディアミックス作品ではありますけれど。

その他の転移系で見ておいた方がいい作品は、なろう系の原型と言われている2006年放送の『ゼロの使い魔』

主人公がチートというほど絶対的に強いわけではなく、モテモテではありますけれど、メインヒロインの尻に敷かれがちなのが今の主流のなろう系とは違いますが。

そして、なろう系にチートではなくタイムリープ能力を加えた2016年の『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』

異世界召喚されたのに全く特別な力を与えられずにゴブリンにすら苦戦する2016年の『灰と幻想のグリムガル』

逆に異世界人の方が地球にやってくる逆異世界転移ファンタジーコメディ2013年の『はたらく魔王さま!』

そんな異世界人が軍隊で地球に攻めて来て、逆に自衛隊が異世界に攻め返す2015年の『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』なんてものもあります。

異世界転移ものは数が多いので、チェックしておきたい名作も多くなっています。

>>異世界系も含むベストアニメおすすめランキング

 

異世界&なろう系アニメ講座まとめ

以上、異世界アニメ、サクッと講座でした。
歴史やルーツを知っていると、そのジャンルの流れが分かってくる。
また、その時代のポイント、ポイントの作品をチェックしておくと、同じジャンルだけど時代によって内容がけっこう変わっているのが分かって面白い。
興味がある作品があったら、ぜひチェックしてみてください。

>>異世界アニメおすすめランキング

この記事を書いた人

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