
80年代の名作には今とは違う魅力を感じるアニメマンガ名探偵すやまたくじです。
令和では見られない展開で魅せる作品が多い。
今回はそんな昔の1980年代漫画のオススメランキングを。
昭和の最終章:1980年代昔の漫画おすすめランキング
ここではジャンル不問で連載開始のタイミングが1980年~1989年の昭和の終末名作作品(89年はほぼ平成ですが)を比較。
昭和・平成・令和まで続いた大名作はもちろん、80年代を沸かせた有名・無名の名作からピックアップしました。
なお、ランキングは過去も含めてAmazon・楽天・電子書籍の売上を元に、Twitterでの話題性とすやまたくじの好みも加点して、独自に順位付けしています。
1位:ベルセルク
- ダークファンタジー
- ヤングアニマル:1989年~
暗い雰囲気で剣と魔法の世界を描くダークファンタジー漫画。
身の丈を超える巨大な剣を持つ主人公:ガッツの復讐の旅を描いた物語。
まず復讐の旅の最中から始まり、物語の序盤(3巻)で復讐の旅に出るキッカケになった過去に遡り、まだ現代に戻ってくるという構成。
ベルセルクの魅力は圧倒的な存在感がある絵柄と壮大な世界観。
これぞダークファンタジー!という暗い雰囲気が絵から伝わってくる。
特に狂気を描いたときの迫力は抜群ですね。
2位:めぞん一刻
- 青年漫画、ラブコメ恋愛
- ビッグコミックスピリッツ:1980~1987年・全15巻で完結漫画
時間をかけてじっくりと恋愛模様が描かれた青年漫画ラブコメディ。
ボロアパートである一刻館に住む主人公:五代裕作(ごだいゆうさく)と管理人としてやってきた音無響子(おとなしきょうこ)を中心に描くラブストーリー。
めぞん一刻の特徴と言えば、長期間&複雑恋愛模様を描いているという点。
なにしろ作中で7年半の時が流れ、合計十角関係にもなる
三角関係当たり前。
出てきたライバルを好きになるキャラが後から出てくるといった感じで。
さすが7年半も時が流れれば、人間模様もどんどん変わっていくものです。
3位:今日から俺は!!
- ヤンキーバトル、ギャグ
- 増刊少年サンデー⇒週刊少年サンデー:1988~1997年・全38巻で完結済み
千葉を舞台にしたヤンキーバトルギャグ漫画。
それまではごく平凡な学生を送っていた三橋貴志(みつはし たかし)と伊藤真司(いとう しんじ)が高校一年のときの転校をキッカケにヤンキーデビューをするところから始まる物語。
卑怯でずる賢い三橋と真面目で正義感が強い伊藤のコンビで笑いとバトルを巻き起こす。
ヤンキー漫画でバトルもありますが、他の不良マンガと比べると暴走族などは登場せず暴力性は抑えめ。
また、恋愛面も奥手で下ネタすらもほとんどなし。
なので、不良漫画というよりヤンキーを主人公にしたギャグコメディっていう感じですね。
4位:はじめの一歩
- 格闘スポーツ(ボクシング)
- 週刊少年マガジン:1989年~
長期間の連載が続いているボクシングをテーマにした格闘スポーツ漫画。
イジメられっ子だった主人公:幕之内一歩(まくのうち いっぽ)がプロボクサー鷹村 守(たかむら まもる)と出会いボクシングにのめり込むという物語。
80年代後半連載開始の作品でありながら現在も連載が続くロングヒットの人気マンガ。
100巻以上も続いているので様々なドラマが詰まっているのが魅力の作品です。
5位:ドラゴンボール
- 少年バトル
- 週刊少年ジャンプ:1984~1995年・全42巻で完結済み
主人公:孫悟空を中心に展開する冒険バトルアクション漫画。
何度もアニメ化もされ、1997年に一度完結してから2009年に再び新しいシリーズのアニメが放送されたほどの国民的大ヒット作。
子供の頃は漫画を全巻集め、さらにアニメも毎週録画するほど子供の頃にハマった作品です。
ちなみにその影響で親もファンになり、その子供が新しいシリーズにハマったなんていうパターンも珍しくない。
まさに世代を超えた国民的な作品の代表格でしょう。
6位:北斗の拳
- 世紀末ハードボイルド格闘アクション
- 週刊少年ジャンプ:1983~1988年・全27巻で完結済み
核戦争後の地球が荒廃した199X年の世紀末が舞台のハードボイルド格闘アクション漫画。
暴力と力が支配する弱肉強食の世界で生きる人々と、北斗神拳や南斗聖拳といった拳法を使う男達の熱いバトルを描いた作品。
北斗の拳ってザコキャラを筆頭とした悪役にパンチが効いたキャラが多いのですよね~
環境が悪くなって進化したのか、軽く3メートル以上ありそうなキャラも何人も出てきますしw
また、女子供でも容赦なく、しかも笑いながら襲い掛かる悪逆非道っぷりも他作品ではなかなか見ないレベルっ!?
逆にケンシロウを筆頭に、漢(おとこ)と呼ばれるキャラは強さだけでなく優しさも兼ね備えている。
このギャップも手伝って、北斗の拳のキャラクターに男惚れする人も多かったはず。
7位:YAWARA!(ヤワラ)
- スポーツ(柔道)、青年漫画ラブコメ恋愛
- ビッグコミックスピリッツ:1986~1993年・全29巻で完結済み
柔道×恋愛ラブコメのマンガ。
小柄で全く強そうに見えないけれど、実は柔道の天才少女という主人公:猪熊 柔(いのくま やわら)の快進撃を描いた物語。
まあー、柔が強いったらありゃしない!
漫画の人気もあり、リアルでも強い女性柔道家はヤワラちゃんと呼ばれたぐらいに。
柔が出場する48kg以下級(女子の最軽量級)の階級ではほぼ敵なし!
柔道よりも恋愛などをして普通の女の子として過ごしたいということもあり、ちょいちょい万全な状態で戦えないこともあるのですがそれでも負けない。
さらには最軽量級でありながら無差別級に出場して自分よりも大きな相手をバンバン投げる。
無敵かっ!?
と言わんばかりの活躍ぶりを見せます。
8位:聖闘士星矢
- ファンタジーバトルスーツ装着もの
- 週刊少年ジャンプ:1986~1990年・全28巻
ギリシャの神話と王道少年バトルを組み合わせたファンタジーバトルスーツものマンガ。
神話の時代から女神アテナに仕える伝説の闘士、聖闘士(セイント)の戦いを描いた物語。
ギリシャ神話や聖衣(クロス)と呼ばれる鎧みたいな防具をまとって戦うバトルスーツ設定にやられた作品です。
9位:タッチ
- 高校野球、ラブコメ
- 週刊少年サンデー:1981~1986年・全26巻で完結済み
ラブコメ=あだち充という図式を確立させた昭和の名作。
発行部数1億を超えるなど、週刊少年サンデーの歴史に名を残す作品ともなりました。
上杉達也と上杉和也の双子の兄弟と浅倉南の三角関係のラブコメを軸に野球も絡めた作品となっています。
こっからうやむやだった三角関係が本格開始と思わせておいてのあの展開!
当時は衝撃でしたね~
また、野球の方は難しい用語などは使わず、普遍的な内容でテンポ良く進んでいくので、あまりルールなどが詳しくない人でも楽しめるようになっています。
なのに、ここ一番ではしっかりと熱い勝負を展開するなど、野球漫画としても名作です。
10位:シティーハンター
- ハードボイルドアクション、コメディ
- 週刊少年ジャンプ:1985~1991年・全32巻で完結済み
二枚目と三枚目を使い分けるハードボイルドアクションコメディ漫画。
新宿で活躍するスイーパー(始末屋)『シティーハンター』の活躍を描く物語。
主人公がアラサーのおっさんに男ウケしないヒロインのハードボイルドってことで、こちらも子供の頃はアニメはたまに観てましたがマンガ版はジャンプで読み飛ばしていました(笑)
コメディ要素もあるとはいえ、子供には内容が渋すぎる!って感じだったんですよね。
で、こちらも大人になって読んでからハマった!(笑)
主人公:冴羽リョウがカッコよぎる!
11位:機動警察パトレイバー
- 1988年から10年後の近未来SF、ロボット
- 週刊少年サンデー:1988~1994年・全22巻で完結済み
連載当時1988年の10年後の近未来を描いたロボット漫画。
テレビ・OVA・映画でアニメ化もされています。
ただし、アニメはマンガが原作というわけでなく、漫画・アニメ・小説などのメディアミックス作品。
なので、一部リンクする部分はありますが、マンガ・OVA・映画・テレビアニメは全てストーリーが別で、それぞれの作品が持つ雰囲気は大きく異なります。
ロボットテクノロジーが発展し、汎用多足歩行型作業機械『レイバー』があるゆる分野に急速に普及した社会。
そのレイバーを取り締まるパトロールレイバー、通称:パトレイバーの活躍を描いた物語。
12位:電影少女
- SF恋愛
- 週刊少年ジャンプ:1989~1992年・全9巻で完結済み
好きな女の子との恋愛に悩む主人公:弄内 洋太(もてうち ようた)が再生したビデオの中から出てきたビデオガール:天野あいと出会うことから始まる物語。
設定や登場の仕方から最初はラブコメかなと思ったのですが、ラブコメというより男女間のリアリティを追求した恋愛漫画。
そのため、少年誌初の『本格恋愛マンガ』と言われることもある作品。
心理描写やリアリティを追求した結果、
少年のハートとスケベ心を刺激する
過激なシーンも登場したことでも話題になった作品(笑)
ただ、全体的にシリアスな恋愛漫画で最後はホロリとくる良い話となっています。
13位:3×3 EYES(サザンアイズ)
- 冒険伝奇ロマン、バトルアクション
- ヤングマガジン増刊海賊版⇒週刊ヤングマガジン:1987~2002年・全40巻、新シリーズ 2014年~
日本人の高校生:藤井八雲(ふじいやくも)が三只眼吽迦羅(さんじやんうんから)という伝説の妖怪の生き残りの少女:パイで出会い、不老不死の不死身の无(ウー)となり妖怪達との戦いに身を投じるという物語。
長く続いたこともあり、壮大なストーリーと冒険が3×3 EYESの魅力の一つ。
世界中さまざまなところだけでなく、地球外にも行きます。
また、独特の戦闘シーンも好きでしたね~
特に不死身の无(ウー)同士の戦いはまともにぶつかっても勝負がつかないので、色々な工夫や心理戦が繰り広げられます。
そして、
藤井八雲の名において命ずる、出でよ土爪(トウチャオ)!!
という形で飛び出す无にしか使えない獣魔術にもしびれましたね~。
14位:陸奥圓明流外伝 修羅の刻
- オムニバス形式の日本中心の歴史、格闘
- 月刊少年マガジン:1989年~
- 各時代の陸奥圓明流の使い手の物語
現代を舞台にした格闘漫画『修羅の門』の先祖を描いたスピンオフ。
最強の古武術『陸奥圓明流』の使い手達が歴史に名を残す猛者と戦うオムニバス形式の歴史漫画。
宮本武蔵や柳生十兵衛、新撰組といった日本の歴史の有名どころがどんどん出てくる。
他の歴史マンガと違い、オムニバス形式なので時代を超えて有名人が見れるというのが熱いですね。
最強の古武術VS宮本武蔵の二天一流などのテンションが上がるバトルが繰り広げられる。
かと思えば、幕末編ではなく新撰組と戦うだけでなく、坂本龍馬と友情を築くといったエピソードも。
史実を元にしつつフィクションの陸奥の男達が絡んでくる。
15位:寄生獣
- SF、アクション
- モーニングオープン増刊⇒月刊アフタヌーン:1988~1995年・全10巻で完結済み
原作終了してからかなり経った後の2014年にテレビアニメ化もされています。
人間の体に寄生し、頭部を置き換わる形で全身を支配し(外見そのままに中身が入れ替わるような感じ)、超人的な戦闘力で他の人間を捕食するパラサイトが地球にやってきたところから始まる物語。
主人公の高校生:泉 新一(いずみ しんいち)はパラサイトに襲撃されるが、間一髪で脳が乗っ取られるのは免れ、右手にパラサイトを宿し共生することに。
このパラサイトの設定と漫画の表紙などでも分かる独特の絵柄のインパクトが強烈な作品。
16位:みゆき
- ラブコメ
- 少年ビッグコミック:1980~1984年・全12巻で完結済み
二人の『みゆき』、義理の妹の『若松みゆき』と恋人の『鹿島みゆき』の間で揺れ動く特殊な三角関係を描いたラブコメ漫画。
義理とはいえやっぱり妹とは付き合えないといった今ではよくあるもどかしいパターンのやつです。
また、すでに付き合っている恋人の方もみゆきも素敵な女性というのも大きいですね。
17位:お~い!竜馬
- 歴史(幕末)
- 少年ビッグコミック⇒ヤングサンデー:1986~1996年・全20巻で完結済み
- 坂本龍馬の一生をフィクションを交えて描く
坂本竜馬(この作品ではこっちの字)の一生をフィクションを混ぜてより魅力的に描いた歴史漫画。
坂本竜馬は有名ですが詳しく知っている人は歴史好きぐらい。
その詳しい一生が描かれているのがこの作品。
坂本龍馬・人斬り以蔵・土佐勤王党の盟主:武市半平太を幼馴染にするなどの演出を混ぜて魅力的に描く。
しかも、このフィクションの混ぜ方が絶妙で実にリアル。
そのため、僕も最初はこの漫画の歴史が正史だと思っていましたから(笑)
18位:AKIRA(アキラ)
- 近未来SF
- 週刊ヤングマガジン:1982~1990年・全6巻で完結済み
独特の世界観と妙な説得力がある近未来SFマンガ。
AKIRAはなんといっても1988年に公開された劇場版アニメが有名ですね。
僕もそれを観てからこの原作漫画版を読みましたし。
劇場アニメは原作が完結していなかった時点での制作ということもあり、マンガ版とは内容が違います。
なので、劇場アニメを観ている人でも楽しめる内容となっています。
1982年の新型爆弾炸裂がキッカケで荒廃した2019年のネオ東京を舞台とした物語。
そこに超能力や戦闘といった要素も絡んできます。
この独特の設定や世界観にまず引き込まれましたね~。
19位:キャプテン翼
- スポーツ(サッカー)
- 週刊少年ジャンプ⇒ヤングジャンプ⇒グランドジャンプ:1981~1988年・全37巻、1993年~(一旦終了して復活)
昭和版では主人公で天才サッカー少年:大空翼の子供時代から中学生までを描いている物語。
その後、平成になってから復活し、連載誌を変えながら今なお連載されているサッカー漫画です。
この作品はアニメ化されてからのサッカーブームが凄かったですね~
キャプテン翼に影響を受けたプロサッカー選手も多いですし。
僕もキャプテン翼のアニメと漫画の影響を受けてサッカー選手に憧れ、中学校部活の縦社会の厳しさにビビッて早々にリタイアした口です(笑)
ドライブシュートや三角飛び、スカイラブハリケーンといった必殺技もインパクト大。
そして、それをマネする小学生も多かった!
20位:ジョジョの奇妙な冒険
- バトルアクション、アドベンチャー、ホラー、サスペンス
- 週刊少年ジャンプ⇒ウルトラジャンプ:1987年~
1987年の昭和から平成も超えてなお続く名作漫画。
その最大の特徴は1部・2部と物語が区切られており、そのエピソードごとにジャンルが変わること。
一番大きな変化は1部・2部ではスタンドという能力で戦うバトルでしたが、3部からはスタンドと呼ばれる守護霊的な能力で戦うバトルに変わったこと。
この変化は大きかったですね~
それによってさらにジョジョ人気が高まったことは間違いでしょう。
単純な強さで勝負が決まらないスタンドバトルは今読んでも新しい。
そのためか、2010年代に入り1部から新たにアニメ化もされています。
独特の世界観・絵柄・ポーズ・セリフなど、全てがオンリーワンな1980年代のおすすめ漫画です。
21位:ツルモク独身寮
- 青年誌漫画ラブコメ
- ビッグコミックスピリッツ:1988~1993年・全11巻で完結済み
ツルモク独身寮は、独身寮の大人の人間模様と恋を描いたラブコメ恋愛マンガ。
主人公の三角関係もいいけれど、主人公の同室で先輩の杉本と田畑(たばたけ)の恋の方がおもしろい!
というのも、
杉本は野獣に追いかけられ、野獣の田畑は美女と恋に墜ちる
から。
どちらも少年誌とは違う青年誌ならではのちょいと切ない恋のエンドとなっています。
22位:BASTARD!!(バスタード)
- ダークファンタジー、セクシー
- 週刊少年ジャンプ⇒週刊少年ジャンプ増刊⇒ウルトラジャンプ:1988年~
昭和の頃はこんな過激な漫画が週刊少年ジャンプに連載されていたんだぜ。
描き込みがエグい、ダークファンタジーバトルも凄いけど、それ以上に少年たちを虜にしたのが美少女たちのお色気。
本番寸前まで描く攻め具合に、今読んでも紳士たちのハートを熱くさせる。
しかも、そんな過激な作品が2022年にアニメ化も決まったんだぜ。
23位:ハイスクール!奇面組
- ドタバタ学園ギャグコメディ
- 週刊少年ジャンプ:1980~1987年・合計26巻(3年奇面組時代を含めて)
個性的なキャラクターとグループで送るドタバタ学園ギャグコメディ漫画(初期は3年奇面組のタイトル)
こちらも先にアニメでハマった作品。
アニメでは最初からハイスクール!奇面組のタイトルですね。
個性的な面々が集まった『奇面組』を中心に起こるドタバタギャグに何度笑わされたことかw
ギャグの勢いもそうですが、パンチが効いたキャラクターが次々と出てくるのがハイスクール奇面組の醍醐味。
名前の付け方からして、一堂零(いちどうれい)・冷越豪(れいえつごう)・出瀬潔(しゅっせきよし)・大間仁(だいまじん)・物星大(ものほしだい)とふざけていますしw
24位:銀牙 -流れ星 銀-
- 犬の冒険熱血青春ドラマ
- 週刊少年ジャンプ:1983~1987年・全18巻で完結済み
犬達の冒険や熱血青春ドラマを描いた漫画。
僕は1986年放送のアニメで先にハマった作品です。
犬が喋り、漢(おとこ)と呼ばれる熱い仲間達を集め、赤カブトと呼ばれる巨大熊を倒すという物語。
子供の頃はあまり疑問を持たずに夢中になりましたが、今考えてみるとなかなかにぶっ飛んだ内容となっていますw
ただ、そんなことも気にならないぐらいの犬達の熱い生き様がいいんですよね~
その中でも特に土佐犬:紅桜(べにざくら)の生き様が熱かったですね~。
25位:冬物語
- 浪人生(予備校生)の青年誌漫画ラブコメ恋愛
- 少年ビッグコミック⇒ヤングサンデー:1987~1990年・全7巻で完結済み
冬物語は、予備校生(途中で大学生)の恋と勉強を描いたちょっと大人な恋愛漫画。
この主人公リアルのび太くんと言った感じで、
勉強ダメ・勉強よりも恋を優先しちゃう・うまくいかないと周りや環境のせいにする・優柔不断
と、なかなかのダメダメっぷり。
そんな主人公が予備校で出会った女性に一目惚れ。
が、その女性は頭が良く・性格もいい・そして美人とこちらもしずかちゃんのような高嶺の花。
そこに主人公に興味を持った女性も現れて(ジャイ子タイプではない)
好きな子にするの?それとも好きになってもらった子にするの?どっちっ!?
といった展開が気になる作品です。
26位:ラフ
- 高校競泳、恋愛
- 週刊少年サンデー:1987~1989年・全12巻
テレビアニメ化はされてないのに、累計発行部数は1500万部のあだち充の隠れた名作。
主人公は競泳、ヒロインは飛び込みの選手と、そんなスポーツを中心に、そこに関わる人間ドラマや恋愛要素も混ぜてくる。
あだち充作品にしてはラブコメ要素抑えめでドラマ性重視と、このラフをあだち充のベストと推す人も多いほど。
27位:闘将!!拉麺男
- 格闘バトル
- 週刊少年ジャンプ:1982~1989年・全12巻
『キン肉マン』の人気キャラクター『ラーメンマン』を主役にしたスピンオフ作品。
帝政下の中国に、ラーメンマンの中国拳法が炸裂しまくる格闘バトルアクション。
ちなみに、キン肉マンに登場するラーメンマンはパラレルワールドで別人とされていますが、一部同じ技を使ったりする共通点はあります。
28位:Dr.スランプ アラレちゃん
- SF日常ギャグコメディ
- 週刊少年ジャンプ:1980~1984年・全18巻
ドラゴンボールでお馴染みの鳥山明先生のその前の大ヒット作。
ペンギン村を舞台に、パンチの効いたキャラクターたちが送るパンチの効いたSF日常ギャグコメディ。
ペンギン村の面々は、ドラゴンボールにも友情出演しました。
29位:らんま1/2
- 格闘ラブコメ、学園コメディ、お色気
- 週刊少年サンデー:1987~1996年・全38巻
高橋留美子の新たなラブコメは、性転換格闘ラブコメ。
るーみっくわーるどお得意の多数の個性派キャラのドタバタコメディを軸に、水をかぶると女になっちゃう乱馬という名の女体化主人公を入れてきた。
令和に入って再び火が付き始めている性転換アニメのパイオニア的な存在です。
30位:きまぐれオレンジ☆ロード
- 少年誌漫画ラブコメ恋愛、超能力
- 週刊少年ジャンプ:1984~1987年・全10巻で完結済み
きまぐれオレンジ☆ロードは、今のところ週刊少年ジャンプ史上もっとも売れたラブコメ・恋愛漫画となっています。
ストーリーは男1人・女2人の三角関係に超能力というSFも加えコメディ要素も強いのですが、
ヒロイン:鮎川まどかにはあまりコメディ要素がなかった。
さらに、鮎川まどかが当時圧倒的に人気を誇ったスーパーヒロイン的な存在。
なので、きまぐれオレンジ☆ロード=鮎川の魅力を楽しむ作品と言ってもいいですね。
31位:ぼくの地球を守って
- SF転生、恋愛
- 花とゆめ:1986~1994年・全12巻で完結済み
ぼくの地球を守ってとは、『花とゆめ』で連載されていた少女マンガ。
OVAですがアニメ化もされています。
前世が異星人の男女7人が日本に輪廻転生するというSF(スペース・ファンタジー)要素が入った恋愛物語。
しかも、前世の記憶あり、人によっては性別が違う、年齢も違う(前世では全員年齢が近かった)、超能力ありなど波乱の要素満載。
男性向け漫画では現在の姿のままで異世界転生というパターンが多いですが、少女マンガではこういった輪廻転生パターンも多いのですよね~
前世では誰と誰が付き合っていて、また誰が誰を好きだったという記憶もあり、
さらに前世とは見た目が違う上に性別や年齢が変わっている人もいるからさあ大変!
男女7人物語のようなトレンディドラマのような展開に転生というスパイスが絶妙に効いた恋愛ストーリー
となっています。
32位:ミスター味っ子
- 料理対決、グルメ
- 週刊少年マガジン:1986~1990年・全19巻
うー・まー・いー・ぞぉぉぉぉっ!!
物語は天才少年料理人:味吉陽一が数々のライバル達と料理対決を繰り広げるというもの。
などのド派手なリアクションが有名な料理バトル漫画のパイオニア的存在。
原作漫画ではアニメ版と比べるとリアクション抑えめですが、途中からアニメの影響を受けてパワーアップします。
33位:陽あたり良好!
- ラブコメ、野球
- 週刊少女コミック:1980~1981年・全5巻
あだち充の隠れた野球も絡めた隠れた名作ラブコメ。
少女マンガということで知名度はタッチなどと比べると落ちますが、アニメ化もされて知名度アップ。
ひだまり荘の住人である岸本かすみと高杉勇作、かすみの恋人である村木克彦の三角関係を軸に、お得意の野球も絡めてくる。
アニメ版と違って、原作マンガでは三角関係の決着が付かないのがざんねん。
34位:さすがの猿飛
- お色気学園ドタバタコメディ、ラブコメ
- 増刊少年サンデー:1980~1984年・全7巻
アニメ版の『恋の呪文はスキトキメキトキス』のフレーズが有名なライトなお色気学園ドタバタコメディ。
ぽっちゃりで忍者な主人公:猿飛肉丸(さるとびにくまる)が、神風の術など、その忍術を使ってスカートめくりなどのお色気を巻き込ます。
笑いとお色気でガンガン攻めつつ、時にはシリアスなバトルもあり。
けれど、今の時代ならさすがに怒られそうな攻め具合が印象的です。
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