
短い名作マンガは面白いけど、もっと読みたかったという寂しさも感じるアニメマンガ名探偵たくじです。
しかし、短いからこその醍醐味がある。
今回はそんな全10巻で以内で完結する短い名作マンガのオススメランキングを。
【随時更新】全10巻以内で完結する短い名作漫画おすすめランキング
ジャンルを問わずにサクッと読める全10巻以内で完結の短い名作マンガを比較。
その中で特に面白い作品をまとめました。
なお、ランキングは過去も含めてAmazon・楽天・電子書籍の売上を元に、Twitterでの話題性とすやまたくじの好みも加点して、独自に順位付けしています。
1位:僕だけがいない街
- ミステリー、サスペンス
- ヤングエース:2012~2016年・全9巻
圧倒的に先が気になる漫画。
タイムリープ能力(作中では再上映(リバイバル)という呼称)を持つ主人公:藤沼悟が過去の子供時代に戻って自分や周囲に起こる悲劇を回避するという物語。
主人公の元にやってきた母親が何者かによって殺された。
そして、その罪は主人公になすりつけられることに。
その犯人は小学生時代に起こった悲劇と繋がっていた…。
タイムリープで小学生に戻った主人公が犯人探しを行うミステリーとその被害に遭った少女を守るサスペンス部分。
なかなか見えてこない犯人の正体と子供になってしまったことで大人のように動けないジレンマに緊張感が高まる。
この犯人との攻防戦が全9巻の短い中に凝縮された名作。
2位:いぬやしき
- 青年漫画SF
- イブニング:2014~2017年・全10巻で完結済み
宇宙人によって機械の身体にされてしまったおじいちゃんと青年のダブル主人公。
どちらも機会の身体になってしまったことで苦悩。
生きる目的として一方は善、一方は悪に染まっていく。
人間を超える圧倒的な力を手に入れたことで行われる救済や社会の闇への反撃を描く一方、悪サイドでは凄惨なシーンや警察組織の敗北なども描かれる。
また、現代社会で誰もが思ったことがある暴力・少年法・ネット・マスコミ問題などのジレンマ。
そういったものにもいぬやしき式で切り込んでいる点にも注目です。
3位:恋は雨上がりのように
- 青年誌マンガ恋愛、文学
- 月刊!スピリッツ⇒ビッグコミックスピリッツ:2014年~2018年・全10巻
17歳の女子高校生:あきらと45歳のファミレス店長の恋愛を文学小説のように描いた漫画。
年の差恋愛とはいえ、昨今リアルで話題になってようなやましいことは一切なし!
ピュアでプラトニックな二人の恋愛模様。
というより、物語の最初はあきらの一方的な片思いから始まりますし。
その関係がどう変化していくのか。
また、途中から増えてくる店長目線によって女子高生の恋心だけでなく、おっさん目線の恋愛というより人生が描かれる。
噛めば噛むほど味わい深い作品。
タイトル通りに綺麗に全10巻でまとまっています。
4位:聲の形
- 社会派人間ドラマ
- 週刊少年マガジン:2013~2014年・全7巻で完結済み
耳が聞こえません
小学校編でイジメや差別が描かれ、高校編ではそれを後悔している主人公と耳が聞こえないことでイジメられていたヒロインを中心に人間ドラマが動いていきます。
ヒロインの設定に加え、そこを原因としたイジメや悩みを赤裸々に描かれているのが最大の特徴。
これが少年誌で描かれるとは…。
と最初に読んだときは衝撃を受けたものです。
正直、イジメの部分や悪意を持った人間、さらに自分が悪いことをしているとすら気付かない登場キャラクターの言動や行動には気持ち悪さを感じるぐらいのストレスシーン。
が、ヒロインや反省して変わろうとする主人公、その周りの良い人達は温かくときには熱い。
そんな良い部分でも悪い部分でも感情を激しく揺り動かされる作品です。
5位:タコピーの原罪
- ヒューマンドラマ、サイエンスファンタジー
- 少年ジャンプ+:2021~2022年・全2巻
たった2巻で100万部突破、異名はブラックなドラえもん。
壮絶なイジメを受けるしずかちゃんの前に、ハッピー星人のタコピーがやってくる、
道具を使って、しずかちゃんを幸せにしようとするけれど、地球人の倫理観が分からないタコピーが、逆に事態をややこしくする。
しかも、登場人物それぞれが闇を抱えていて…。
ドラえもんのような設定でありながら、展開や内容は全然違う。
けれど、ホロリとくる部分は共通している心憎い作品。
6位:電影少女
- SF恋愛
- 週刊少年ジャンプ:1989~1992年・全9巻で完結済み
テレビから美少女が飛び出しくる!
不思議なレンタルビデオ店で借りた今では絶滅寸前のビデオテープ。
それを再生したら中から作品の女の子が飛び出してくるという男性向けラブコメにありがちな設定。
が、違うのはその内容。
男性向けでありながら少女漫画の本格恋愛ものに負けない恋愛模様が描かれているのがこの作品の特徴。
作者は男性でありながら男性だけでなく、女性キャラクターの心理描写もリアルと絶賛されたほど。
リアリティのある内容でホロリとくるシーンも多い一方、際どい部分も描いていることで当時は賛否両論を巻き起こした漫画でもあります。
7位:寄生獣
- SF、アクション
- モーニングオープン増刊⇒月刊アフタヌーン:1988~1995年・全10巻で完結済み
宇宙から来た人間の体に寄生し、寄生後は人間を捕食する謎の寄生生物との戦いや共存を描くストーリー。
主人公の右手に宿った『ミギー』など、この寄生生物の設定や存在が圧倒的。
マンガの表紙を見ても分かる通り、見た目のインパクトもかなり強いですからね~。
ただ、これが女性を中心に気持ち悪いと敬遠する人も多いですが(笑)
人間に寄生した寄生生物の圧倒的な戦闘力とそのスタイルはかなり不気味。
かと思えば、その思考は人間以上に芯を食っていたりと考えさせられるテーマも多い。
ちなみにタイトルの寄生獣はこの寄生生物のことを指しているわけではありません。
寄生獣は本編の他に公式アンソロジー『ネオ寄生獣』、2018年から連載が始まった新一とミギーの戦いの裏で展開されていたもう一つの物語(本編のキャラも登場)『寄生獣リバーシ』もあり。
8位:ハイスコアガール
- ゲーム、ギャグ、ラブコメディ
- 増刊ヤングガンガン⇒増刊ヤングガンガンビッグ⇒月刊ビッグガンガン:2010~2018年・全10巻
- ゲームパロディ、不条理、ブラックジョーク、下ネタ
対戦型格闘ゲームブームが起こった1990年代(徐々に年月が経過する)を舞台にしたギャグ・ラブコメ漫画。
最初はゲームで繋がりつつ、それが徐々に恋へと変化していく。
序盤はラブコメというより、実在するゲームを活かしたギャグ満載。
見た目もノリもかなり破天荒なものとなっています。
ゲーム好き、ゲーセン好きなら特に笑えるネタ満載となっています。
かと思えば、中盤あたりから徐々にラブコメ要素が高まる。
中学生編に入ってからはヒロインが一人追加。
ここから始まる三角関係には怒濤の勢いがある。
けれど、そんな恋の舞台もゲーセンがメイン!
どこまでいってもゲームバカ。
だけど、終盤の熱さと切なさは涙なしでは読めないものが詰まっています。
9位:赤ちゃんと僕
- ホームコメディ、家庭問題ドラマ、少女マンガ
- 花とゆめ:1991~1997年・全10巻で完結済み
タイトルどおりの小学5年生の榎木拓也と交通事故で亡くなった母親の代わりに面倒をみることになったその弟:実を中心に描くホームコメディ。
コメディを基本としながらもその中に家族や人間関係をテーマとしたシリアスな話も随所に入ってくる。
また、主人公の榎木家以外にも藤井家や木村家といったその他の登場キャラクターの家族についても描かれる。
さまざまな家族の在り方とその問題、それを解決していく姿が見れます。
10位:やがて君になる
- ジャンル:百合、恋愛、学園、群像劇
- 月刊コミック電撃大王:2015年~2019年・全8巻
百合に抵抗がある人も虜にした女の子二人の恋愛物語。
ラブコメではない、王道ど真ん中のラブストーリーといった感じでしたね。
そして、男と女とは違う、女と女ならではの感情が揺れ動く。
それを全8巻という短いボリュームで見事にまとめてきました。
短い!とも感じるけれども、このボリュームだからこそ間延びせずにキレイにまとまった。
そんな印象を抱く読感があります。
11位:orange(オレンジ)
- SF学園青春恋愛、少女マンガ
- 別冊マーガレット⇒月刊アクション:2012~2015年・全6巻で完結済み
10年後の自分から届いた手紙を元に好きな人の死という未来を変えるために行動していくというSFを絡めたラブストーリー漫画。
少女マンガ×SF
僕の中ではあまり少女漫画にSFのイメージはないのですが、その中でも恋愛にタイムリープ(手紙を通じてですが)を絡めた作品というのはさらに印象にない。
それでガッ!と気持ちを掴まれた作品ですね。
正直、少女マンガの純愛ものはそこまで好きではないのですが、それに大好物なタイムリープ的なSFが加わったことでここまで面白くなるとは…。
また、軸となる二人以外も三角関係などでドロドロせず、みんな良いやつで
仲間っていいよね
という気持ちになれたのも良かった。
ただ、結婚して幸せな家庭を築いている未来の主人公が手紙を送るという行為だけは最後まで納得がいきませんでしたが。
とはいえ、全6巻完結でこの完成度の高さは秀逸ですね~
12位:刻刻(こっこく)
- SF、サスペンス
- 月刊モーニングtwo:2008~2014年・全8巻で完結済み
時間が止まった世界『止界(しかい)』を舞台に展開するSFサスペンス漫画。
SF・時間が止まった世界ということで最初は派手な超能力的なバトルもののと思っていたのですね。
が、フタを開けてみたら能力要素よりも謎や心理戦によるサスペンス要素の方が強かった。
超常的な力を派手に魅せるだけがSFじゃない。
じわじわと解明される謎と時間が止まった世界でタガが外れた人間の狂気に加え、身近な世界でもありがちな嫉妬やプライドなんかも絡んでくる。
他のSFやサスペンスとは半身ずらしたような絶妙なオンリーワン感が魅力です。
13位:ちおちゃんの通学路
- 登下校特化型の学園コメディ
- 月刊コミックフラッパー:2014~2018年・全9巻で完結済み
- 学校の登下校で起こる様々な出来事
自称『中の下』女子ちおちゃんが巻き起こす登下校コメディ。
どこにでもある学生の登下校でここまで話を膨らませられるかっ!?
といった感じのおバカなシチュエーションが満載w
中の下といつつあきらかに身体能力は上レベルのちおちゃんが壁に上ったりゲームみたいなことをやってみたりと無駄にその能力の高さを発揮する。
そして、ちおちゃんは性格は下の下のゲス!
さらにゲス友達のまななも加えて、ときには協力してゲスいことしたり、ときにはお互い足を引っ張り合ったりと。
たまにお色気も出てくるけれど、そんなのも気にならないレベルの突き抜けた笑いを提供してくれますw
14位:冬物語
- 浪人生(予備校生)の青年漫画ラブコメ恋愛
- 少年ビッグコミック⇒ヤングサンデー:1987~1990年・全7巻で完結済み
予備校と大学を舞台にした恋愛物語。
主人公は勉強ダメ・優柔不断ですぐに周りのせいにする『ドラえもん』のダメな時のび太くんのような存在。
最低レベルの大学さえ落ちてしまい予備校に通うことになったのですが、そこで一目惚れした子と同じコースにしたら東大コースで…。
って、
まずはちゃんと勉強せんかいっ!
とツッコミたくなりますが(笑)
また、なぜかそんなダメダメなのにその子とは別の女性に惚れられて迫られる。
そんな一方通行同士の三角関係を軸に予備校や大学生活を描いていく。
大学も予備校も身近な存在の割に少年誌はもちろん、青年誌でも意外と舞台になることが少ない。
そんな中でも映画化されるほどヒットした貴重な名作漫画です。
15位:幸腹グラフィティ
- 家庭料理、日常コメディ
- まんがタイムきららミラク:2012~2016年・全7巻で完結済み
家庭料理グルメ+萌え
『クッキングパパ』など、日常コメディをベースとした家庭料理グルメはいくつかあったけれど、そこに女の子の萌え要素と色気をプラスしたのがこの『幸腹グラフィティ』
見慣れた家庭料理グルメもカワイイ女の子が作って食べるだけでこうまで変わるものかっ?!という衝撃を最初に見たときは受けたもの(笑)
食べる方も男を登場させず基本は女の子で揃えた所もファインプレー。
ガツガツ元気良く食べるきりん・クールながらも色気がある椎名・なんだか官能的なリョウと三者三様のリアクションが楽しめます。
16位:All You Need Is Kill
- 近未来SF、ループもの
- 週刊ヤングジャンプ:2014年・全2巻で完結済み
たった1日ちょっとの物語。
名作ライトノベルを原作に『ヒカルの碁』や『DEATH NOTE(デスノート)』や『バクマン。』などでお馴染みの小畑健がコミカライズした作品。
近未来を舞台としたループもの。
『ギタイ』と呼ばれる敵に襲撃されパワードスーツで対抗するものの圧倒的不利な人類。
その新兵である主人公:キリヤ・ケイジの1日ちょっとを描いたもの。
初出撃で殺される度に30時間前に戻る。
このループから抜け出すには初出撃でギタイを打ち倒して生き残るしかない。
全2巻と短いながらも濃密に内容が詰まった秀作です。
17位:エマ
- 世界史、身分差ロマンス(恋愛)
- コミックビーム:2002~2006年・全7巻で完結済み
身分差ロマンスが許されない時代の恋物語。
1890年代のイギリスが舞台。
今の日本とは国も違えば時代も違う。
産業革命時のイギリスはまだまだ厳しい階級社会が健在の時代。
英国はひとつだが中には二つの国があるのだよ
すなわち上流階級以上とそうでないもの
そんな言葉が平気で言われる時代、上級階級とメイドの恋はご法度。
大きな壁を感じつつも徐々に関係を深めていく二人の行く末と当時のイギリスの生活や社会が楽しめる作品です。
18位:プラネテス
- 2070年代の宇宙生活SF
- モーニング:1999~2004年・全4巻で完結済み
2070年代の宇宙生活と社会情勢が垣間見える。
未来の宇宙を舞台としたSFでありながら、ロボットや激しいバトルなどは登場しない。
それが逆に新しくそして内容も面白い。
主人公のハチマキは宇宙のごみ『デブリ』を回収するサラリーマン。
そのハチマキやその同僚の目を通してデブリ回収に関わる仕事や事件、そして2070年代の生活や社会が描かれています。
特に気になったのがこれだけ技術が発展したのに未だになくならない地上の貧困・紛争問題ですね。
この辺のエピソードが現代社会ともリンクして胸に迫ります。
19位:それでも僕は君が好き
- 恋愛オムニバス
- 週刊少年マガジン⇒別冊少年マガジン:2014~2016年・全7巻で完結済み
台湾の小説を原作としたちょっと変わったオムニバス形式の恋愛漫画。
オムニバス形式というと、『BOYS BE…』や『徒然チルドレン』などの複数の主人公やカップルの恋愛を見せるパターンが多いですがそれでも僕は君が好きでは主人公は一人。
すれ違った見覚えがある女性の正体を突き止めるため、自身の過去の恋愛を振り返っていくというもの。
女の子は見た目も年齢もさまざま。
さらに、関係性も恋人からちょっとした友達と幅広い。
その中から見かけた女の子の正体を突き止めるミステリー要素も入っているのが面白い。
ただ、終盤の展開が駆け足気味だったのがざんねんですね。
あと、20代でここまで色々な女の子と知り合う
主人公がうらやましからん!
という感情にも駆られる漫画でもあります(笑)
20位:左門くんはサモナー
- ギャグコメディ、学園、ファンタジー
- 週刊少年ジャンプ:2015~2017年・全10巻で完結済み
召喚術志(サモナー)で捻くれた性格の左門くんと無欲で優しい性格の善人:天使ヶ原さんを中心に展開するファンタジーギャグコメディ漫画。
主人公がサモナーということで様々な悪魔や妖怪、それに対抗するエクソシストなども登場。
そして、その悪魔の力を天使ヶ原さんへの嫌がらせなどに使うというおバカな展開。
この作品はギャグセンスとキャラが良かったですね~
えっ、作者は元芸人っ!?
と思うぐらいのボケとツッコミの応酬を見せてくれますし。
一般生徒と思っていたキャラが次々にクズな本性を見せてくるのも秀逸でした。
が、シリアスな展開になるとグッと笑いの要素が下がるのがざんねん。
終わっちゃったのはそこが伸び悩んだのが原因なんですかね?
21位:青春兵器ナンバーワン
- ギャグコメディ、学園、SF
- 週刊少年ジャンプ:2016~2018年・全7巻で完結済み
世界を滅ぼすほどの力を持ったナンバーズと呼ばれる兵器が青春に憧れて学校に転校してくるところから始まるギャグコメディ漫画。
見た目も設定もふざけたナンバーズ。
そのほとんどがパンチが効いたボケ要員となっていますw
激しいドタバタやノリツッコミ、兵器ということを活かしたブラックジョークなど笑いの種類も豊富。
最初はぶっ飛び過ぎかな?と思っていたけれど、それも2巻・3巻と続くうちに笑いがキレッキレッに!
全盛期の笑いは秀逸でしたね~
が、同じくこのおすすめランキングで紹介している『左門くんはサモナー』と共々、終盤は息切れしたのはざんねん。
ギャグ漫画は長く続けるのが本当に難しいなと感じさせます。
22位:五佰年BOX
- SF
- イブニング:2017~2018年・全4巻で完結済み
読み方は五佰年BOX(イホトセボックス)
蔵の中で見つけた不思議な箱から始まるSFストーリー。
箱の中にはミニチュアのような町や人が。
が、それは作りものではなく実際に動いていた。
箱の中で起こった事件につい介入してしまったら、なんと現実の世界の歴史も変わってしまっていた。
パラレルワールドとタイムスリップを混ぜたようなこのSF展開が大好物でしたね~
1巻を読んだ時はかなりワクワクしたのですが、それが全4巻で終わると知ったときはかなりガッカリしたものです(全巻が出た後に1巻を読んだ)
案の定、終盤の展開は駆け足でどこか強引なのですよね(打ち切りなのだろうか?)
ストーリーや設定が面白かっただけに、終盤もじっくりと描いて欲しかった漫画です。
23位:1/11 じゅういちぶんのいち
- 青春人間ドラマ、サッカー
- ジャンプSQ.19⇒ジャンプスクエア:2010~2014年・全9巻で完結済み
いきなりクライマックス。
サッカーを扱った作品では珍しく、競技そのものの描写よりもそれを行う人間にフィーチャーしたマンガ。
さらに主人公だけでなく、その周りの人間ドラマも描いているのが特徴です。
その描き方も特徴的で学生時代だけでなくプロになってから、その先の人生の終着までもが描かれている。
そういった意味では主人公:安藤ソラの人生マンガと言っても過言ではありません。
その人生を全9巻と短いながらも簡潔にドラマティックにまとめている。
そして、一番のクライマックスを第1話に持ってくる異色作でもあります。
24位:ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件
- ジャンル:異世界転生、バトル
- 掲載サイト:少年ジャンプ+:2017年・全1巻で完結済み
ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件とは、タイトル通り国民的名作『ドラゴンボール』のスピンオフ作品。
ドラゴンボールに出て来る最初のライバルキャラクター『ヤムチャ』に転生してしまった日本の男子学生を主人公としたもの。
最初は強力なライバルとして登場しつつも話が進むにつれて弱体化し、ついには雑魚にもやられてしまうヤムチャ。
そんなヤムチャの未来を知っている主人公が歴史を変えようと奮闘する物語。
第1話はサイバイマンから身を守ることが命題(笑)
そんな気になる話を絵柄は鳥山明先生のものとそっくりに、1巻にギュッとまとめています。
ドラゴンボールを知っていれば楽しめること間違いなし!
逆に話を知らないと楽しめないのがネックですね。
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