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現金で積み立てるなら、NISAの積立日は月の前半の2日から5日がおすすめです。
オルカンに毎月1万円を積み立てた7年10か月の計算では、2日に買うと212.9万円になり、月末より3.6万円多くなりました。
クレカ積立の人は日にちをほとんど選べないので、カードで決まった日のままポイントをもらえば十分です。


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積立日で増え方はいくら変わる?3つの投資信託で計算
| 積立日 | オルカン | S&P500 | TOPIX |
|---|---|---|---|
| 2日 | 212.9万円 | 231.6万円 | 196.1万円 |
| 5日 | 212.0万円 | 230.6万円 | 195.8万円 |
| 8日 | 211.5万円 | 229.8万円 | 195.4万円 |
| 10日 | 211.0万円 | 229.3万円 | 194.8万円 |
| 12日 | 210.9万円 | 229.2万円 | 194.7万円 |
| 15日 | 210.6万円 | 228.7万円 | 194.8万円 |
| 20日 | 210.2万円 | 228.4万円 | 194.5万円 |
| 25日 | 210.1万円 | 228.1万円 | 193.9万円 |
| 28日 | 209.9万円 | 227.9万円 | 193.7万円 |
| 月末 | 209.3万円 | 227.1万円 | 194.0万円 |
※毎月1万円・2019年1月~2026年10月の94回・元本94万円。eMAXIS Slimの基準価額で計算。
どの投資信託でも、いちばん多かったのは2日でした。
2日と月末の差は、オルカンで3.6万円、S&P500で4.5万円です。
TOPIXは月末より27日が最も少なく、2日との差は2.7万円でした。
運用会社が公開している実際の基準価額を使い、休みの日は次の営業日に買ったものとして計算しました。
年率にすると差はほとんどない
| 投資信託 | 2日 | 月末 |
|---|---|---|
| オルカン | 合計+126.5% 年率20.3% | 合計+122.7% 年率20.2% |
| S&P500 | 合計+146.4% 年率22.4% | 合計+141.6% 年率22.3% |
| TOPIX | 合計+108.7% 年率18.3% | 合計+106.4% 年率18.3% |
※年率は毎月の入金の日を考えて計算。過去の結果で、これからの成績を約束するものではありません。
期間の合計では差が出ますが、年率にすると0.1ポイントほどしか変わりません。
つまり2日の買い物が特別に上手だったのではなく、お金を早く入れた分だけ増えた形です。
「25日がいい」という検証とは何が違う?
ダイヤモンド・ザイなどの検証では、20年の結果から25日がよいとされています。
代わりの投資信託を使い、2002年からの20年を1か月ずつずらして、最も多い回数と最も少ない回数を数える方法です。
一方で今回の2019年以降の実際の基準価額では、25日は29日分のうち25位でした。
SBI証券の2026年5月のレポートでも、10年4か月の積立は月初寄りがやや良好という結果です。
調べる時期で順位が入れ替わるので、1つの日を「正解」と決めつけないほうが安全です。

2日から29日で選べる
月の前半が多く増えた理由は1か月早く買えるから

2日に買うと、月末に買う人よりほぼ1か月早く投資を始められます。
この期間のオルカンは1か月に平均1.54%上がっていたので、早く入れたお金ほど多く増えました。
2日と月末の差が元本の約3.8%というのも、1か月分の値上がりが積み重なったと考えると納得できます。
測る時期を変えても月の前半が強い
| 積立日 | オルカン | S&P500 | TOPIX |
|---|---|---|---|
| 2日 | 46回 | 51回 | 35回 |
| 8日 | 24回 | 20回 | 26回 |
| 12日 | 3回 | 3回 | 6回 |
| 15日 | 6回 | 5回 | 7回 |
| 25日 | 3回 | 3回 | 0回 |
| 月末 | 0回 | 0回 | 8回 |
※1年間の積立を1か月ずつずらした82回で、6つの日のうち最も多く増えた回数。
2日と25日だけを比べると、オルカンでは82回のうち78回で2日が上でした。
ただしこの期間は株価が上がり続けた時期なので、同じ結果が続くとは限りません。
下がる相場では月の後半が勝つ
| 積立日 | 2020年1~3月 (元本3万円) | 2022年 (元本12万円) |
|---|---|---|
| 2日 | 24,686円 | 116,308円 |
| 25日 | 26,026円 | 117,218円 |
| 月末 | 26,356円 | 116,444円 |
※オルカン。その期間の最後の営業日の値段で計算。
コロナショックのような急落の時期は、買うのが遅いほど損が小さくなりました。
どの日も下がる時期と上がる時期の両方を通るので、差はこの程度でおさまると考えてください。

月の前半を選べる
月初や月末は買いが集中して高くなる?

投資信託なら、買いが集中しても値段は上がりません。
投資信託の値段である基準価額は1日に1回だけ決まり、その日に買う人は全員が同じ値段で買います。
買いたい人が増えると、投資信託の資産と口数が同じだけ増えるので、1口の値段は変わらないしくみです。
日本証券業協会のQ&Aには、買付日が集中すると株価が高くなる可能性があると書かれています。
楽天証券のトウシルでは、買いが集中して値段が上がる話は株やETFのことで、投資信託では投資家が直接負担しないと説明しています。
今回の計算でも、5と10のつく日が前後の日より特に低い傾向はありませんでした。
オルカンで前後の日との差は大きくても約6,000円で、上の日も下の日もあります。
証券会社ごとの積立日|クレカはほとんど決まっている
| 証券会社とカード | 買う日 |
|---|---|
| SBI証券 三井住友カード | 10~13日で選べる |
| 楽天証券 楽天カード | 12日で選べない |
| マネックス証券 dカード | 1日で選べない |
| 三菱UFJ eスマート証券 三菱UFJカード | 1日で選べない |
※楽天カードは初めて設定した時期で1日・8日・12日に分かれます。今から始めると12日です。
クレカ積立で日にちを選べるのはSBI証券で、ほかの3社はカードごとに決まっています。
SBI証券の三井住友カードは、2026年9月26日の変更で7~9日から10~13日に変わりました。
3~9日や7~9日と書かれた記事は古い情報なので、設定の画面に出る候補日を見てください。
変更より前に設定した人は、今までの日のまま買い続けられます。
SBI証券は現金なら2日から29日

SBI証券の現金の積立は、毎月コースなら2日から29日の中から選びます。
つみたて投資枠では毎月・毎週・毎日の3つが使え、複数日と隔月は使えません。
買い付けの代金は、注文の前の営業日までに入金しておきます。
銀行から自動で引き落とす方法もあり、この場合は入金の手間がありません。

積立日を自由に選ぶ
楽天証券は現金なら1日から28日

楽天証券の証券口座からの積立は、1日から28日の中から選びます。
つみたて投資枠では「毎日」も選べますが、楽天カードと楽天ペイでは使えません。
楽天カードで積み立てる日は変えられないので、日にちより無料の特典で選ぶ証券会社です。
楽天証券の評判も読むと、マネー雑誌や日経新聞の特典の中身が分かります。

毎月1.4万円分が無料
クレカのポイントと積立日はどっちを優先する?
| 還元率 | ポイント | 差と比べて |
|---|---|---|
| 0.5% | 4,700円分 | 差より少ない |
| 1% | 9,400円分 | 差より少ない |
| 2% | 18,800円分 | 差とほぼ同じ |
| 3% | 28,200円分 | 差より多い |
※毎月1万円を94回。差は2日と10日でオルカンは18,298円(2019年1月~2026年10月)。
表の数字だけなら、還元率が低いカードは現金で2日に買うほうが多く増えました。
それでも私はクレカ積立を先に使うほうをおすすめします。
ポイントは相場に関係なく必ずもらえますが、日にちの差は株価が上がったときだけの結果で、下がる時期には逆になるからです。
クレカ積立と現金は分けて両方使う

クレカ積立の上限は月10万円なので、それより多く積み立てる人は、余りを現金で2日から5日に買うと両方を取れます。
三井住友カードの還元率は、一般カードが0.5%で、ゴールドは年100万円の利用で1%、プラチナプリファードは条件で最大3%です。
カードごとの還元率はネット証券のクレカ積立の比較に6社分まとめています。
SBI証券のクレカ積立は10日から13日のどれでもいい
SBI証券の10日から13日の中では、どの日を選んでもほとんど同じでした。
オルカンでは10日がいちばん多く、最も少ない12日との差は1,764円です。
上位の記事が勧める9日は、今から設定する三井住友カードでは選べません。
迷ったら、いちばん早い10日で問題ありません。

積立でポイントを貯める
毎日・毎週・毎月はどれがいい?
| 買い方 | オルカン | S&P500 | TOPIX |
|---|---|---|---|
| 2日 | 212.9万円 | 231.6万円 | 196.1万円 |
| 毎週 | 211.5万円 | 229.7万円 | 195.5万円 |
| 毎日 | 210.4万円 | 228.6万円 | 194.5万円 |
| 月末 | 209.3万円 | 227.1万円 | 194.0万円 |
※元本はどれも94万円。2日と月末は毎月1回、毎週は月曜の351回、毎日は1,908回。
元本が同じなら、早く入れる毎月2日がいちばん多く、毎週と毎日はその次でした。
毎日に分けても月末より1.1万円多いくらいで、毎月2日を超えてはいません。
毎日や毎週は値段を気にしたくない人に

毎日や毎週のよさは増え方よりも、買う日の値段を気にしなくて済むことです。
積立は高い月に少なく、安い月に多く買うので、買値の平均が下がります。
つみたて投資枠の年120万円を使い切るなら、毎月は1回10万円、毎週は約2.3万円、毎日は約5,000円です。
クレカ積立は毎月だけで、毎日や毎週には使えません。
まとまったお金がある人は一括と積立のどちらがいいかも見てください。
給料日から決める積立日の早見表
| 給料日 | 積立日 | 理由 |
|---|---|---|
| 25日 | 翌月2日 | 月の前半に買える |
| 月末 | 翌月2日 | 入金のすぐあと |
| 20日 | 翌月2日 | 月の前半に買える |
| 15日 | 17日 | 入金の2日後 |
| 10日 | 12日 | 入金の2日後 |
| 決まって いない | 毎週月曜 | 1回の額が小さい |
※クレカ積立の人はカードで決まった日のままで大丈夫です。
多く増えた日より残高が足りる日を選ぶ

いちばん避けたいのは、残高不足で買えない月ができることです。
SBI証券の現金の積立は、残高が足りないとその回の自動の買い付けが中止になります。
多く増えた日を選ぶより、給料が入ったあとの日を選ぶほうが確実です。
12月の積立は今年の枠に入る?
| 買い方 | 2026年の枠に入れる期限 |
|---|---|
| クレカ (三井住友) | 11月10日23時50分までの設定 |
| 銀行引き落とし | 11月11日23時59分までの申し込み (11月27日の引き落とし) |
| 現金 | 12月16日までの設定で 指定日が17日か木曜の分まで |
※SBI証券の案内。注文から受け渡しまで最も長い投資信託の場合です。
NISAの枠は、買った日ではなく受け渡しの日で年を数えます。
そのためSBI証券の現金の積立で12月の下旬に買うと、受け渡しが1月になって来年の枠を使うことがあります。
年120万円を使い切らない人は、どちらの年の枠になっても困りません。
使い切りたい人だけ、12月は上の期限より前に買えるように設定してください。

積立日を変えるときに知っておく3つ

SBI証券の積立日は、投資信託の積立設定の画面からいつでも変えられます。
ただし注文を出す時間帯の前の営業日の翌日0時から2時ごろは変更できません。
クレカ積立は毎月10日23時50分までの変更が翌月の買い付けになり、過ぎると翌々月からです。
金額だけの変更でも、候補にない元の日には戻せないので、古い日のまま続けたい人は注意してください。
楽天カードは初めて設定した時期で買う日が決まり、マネックス証券のdカードも買付日を変えられません。

積立日を選んで始める
積立日より金額と期間のほうがずっと増える
| 変えること | 増える額 |
|---|---|
| 積立日を月末から2日へ | +3.6万円 |
| 始めるのを1年早く (2020年1月→2019年1月) | +43.6万円 |
| 毎月の額を1万円から2万円へ | +212.9万円 |
※オルカン・2026年10月末の値段で計算。1年早く始める分と2万円にする分は元本も増えます。
積立日を変えて増えるのは3.6万円ですが、毎月の額を増やしたり早く始めたりすると桁が1つ変わります。
日にちを決めるのに時間をかけるより、まず口座を作って始めるほうが結果につながります。
毎日かかる費用の信託報酬も、長く持つほど効くので、費用の低い投資信託を選ぶことも日にちより大切です。
何を買うか迷う人は、新NISAの積立の正解セットも参考にしてください。
続けるコツは引き落としを給料日のあとにすること

続けるコツは、引き落としを給料日のあとにして、毎月の額を無理のない額にすることです。
値段が下がった月も止めずに買い続けると、安い値段で多くの口数を買えます。
よくある質問
- NISAの積立日は何日がいちばんおすすめですか?
- 現金なら月の前半の2日から5日がおすすめです。オルカンに毎月1万円の計算(2019年1月~2026年10月)では2日が212.9万円(合計+126.5%・年率20.3%)で、月末の209.3万円(合計+122.7%・年率20.2%)より3.6万円多くなりました。
- 25日がいいというのは本当ですか?
- 2002年からの20年で調べた検証ではそう出ていますが、2019年以降の実際の基準価額では25日は29日分のうち25位でした。調べる時期で順位は変わります。
- オルカンとS&P500でおすすめの日は変わりますか?
- 変わりませんでした。どちらも2日がいちばん多く、月末が最も少なくなりました。S&P500の2日は231.6万円(合計+146.4%・年率22.4%)です。
- SBI証券で1日に積み立てられますか?
- 操作ガイドでは毎月コースの注文希望日は2日から29日です。1日と2日の差はオルカンで8円だったので、2日で同じ結果になります。
- 積立日が土日や祝日のときはどうなりますか?
- 次の営業日に買います。SBI証券も楽天証券も同じ扱いです。
- 30日や31日に設定すると2月はどうなりますか?
- SBI証券の案内では、2月のように存在しない日は月末と同じ扱いで発注します。今から設定するなら29日までです。
- 積立日に値段が高いと損をしますか?
- 1回だけ見れば高い日に買うこともありますが、毎月買うと安い月にも多く買うので平均されます。その月の値段を見て止めないことのほうが大切です。
- 積立日とクレカの引き落とし日は同じですか?
- 別の日です。楽天カードは買付日が12日でも、引き落としは毎月27日です。マネックス証券のdカードは1日に買い、引き落としは10日です。
NISAの積立日のおすすめまとめ

NISAの積立日は、現金なら月の前半の2日から5日がおすすめです。
クレカ積立の人は決まった日のままで、ポイントを確実にもらうことを優先してください。
残高不足を防ぐために給料日のあとの日を選び、12月だけ年内の期限を見れば十分です。
日にちによる差は3.6万円ほどで、毎月の額や始める時期のほうがずっと大きく効きます。

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