信用取引の金利を比較|買方金利がいちばん低いのは年2.00%

信用取引の金利を7社で比較。買方金利は年2.00%から、貸株料は年0.80%から、100万円を半年で差は3,945円

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信用取引の金利って、証券会社でそんなにちがうの?どこで口座を作れば安く済むんだろう。

買いの金利は年2.00%から4.1%まで、会社と取引の種類で2倍以上の差があります。長く持つ人ほど、金利の低い会社を選ぶ意味が大きくなります。

信用取引の金利は、証券会社と取引の種類で大きく変わります。

ネット証券7社を比べると、買方金利がいちばん低いのはGMOクリック証券の一般信用で年2.00%でした。

売りにかかる貸株料も、同じGMOクリック証券の一般信用が年0.80%でいちばん低くなっています。

信用取引の金利は会社と取引の種類で変わる。買方金利は年2.00%から4.1%(ネット証券7社)。一般信用の買いはGMOクリック証券の年2.00%が低い。一般信用の売りはGMOクリック証券の貸株料 年0.80%が低い。2026年10月6日に各社の公式サイトで確認

この記事では、ネット証券7社の買方金利と貸株料を、各社の公式サイトの数字で比べます。

100万円を借りたときの金利を、30日と半年で計算しました。

当日中に返済すると金利が0%になる取引や、大口の人向けの優遇金利もまとめています。

2倍以上もちがうなら、口座を作る前に比べておきたいですわ。

取引手数料は0円

目次 非表示

信用取引の金利を7社で比較|買方金利の一覧

証券会社制度信用一般信用
(無期限)
GMOクリック証券2.75%2.00%
SBIネオトレード証券2.30%2.75%
SBI証券2.80%2.80%
楽天証券2.80%2.80%
三菱UFJ eスマート証券2.80%2.79%
マネックス証券2.80%3.47%
松井証券3.1%4.1%

※2026年10月6日に各社の公式サイトで確認した通常の買方金利(年率)。大口の優遇金利はふくみません。

買方金利は、信用取引で株を買うときに証券会社から借りたお金にかかる利息です。

7社の通常の金利は、年2.00%から4.1%まで開きがあります。

同じ会社でも、制度信用と一般信用で金利がちがいます。

自分がどちらの取引を使うかで、選ぶ会社が変わります。

制度信用はSBIネオトレード証券の2.30%が低い

制度信用の買方金利が低い3社。SBIネオトレード証券(年2.30%)、GMOクリック証券(年2.75%)、SBI証券・楽天証券など4社(年2.80%)

制度信用の買方金利は、SBIネオトレード証券の年2.30%が7社の中でいちばん低くなっています。

次に低いのが、GMOクリック証券の年2.75%です。

SBI証券、楽天証券、三菱UFJ eスマート証券、マネックス証券の4社は年2.80%で並んでいます。

松井証券は年3.1%です。

一般信用はGMOクリック証券の2.00%が低い

一般信用(無期限)の買方金利。GMOクリック証券(年2.00%)、SBIネオトレード証券(年2.75%)、三菱UFJ eスマート証券(年2.79%)

一般信用(無期限)の買方金利は、GMOクリック証券の年2.00%がいちばん低くなっています。

2番目のSBIネオトレード証券とは、0.75%の差があります。

マネックス証券は年3.47%、松井証券は年4.1%です。

返済の期限を気にせず長く持ちたい人は、一般信用の金利を見て選びましょう。

この記事の調べ方

この記事の金利と貸株料は、2026年10月6日に7社の公式サイトで確かめました。

比べたのは、条件なしで適用される通常の金利です。

金利は、金利の情勢によって変わることがあります。

取引を始める前に、各社の公式サイトで最新の数字を確かめてください。

買いを長く持つ人は、一般信用の金利が低い会社を選ぶと差が出ます。

一般信用は年2.00%

売りにかかる貸株料を7社で比較

証券会社制度信用一般信用
(無期限)
GMOクリック証券1.10%0.80%
SBIネオトレード証券1.10%—
SBI証券1.10%1.10%
楽天証券1.10%1.10%
三菱UFJ eスマート証券1.10%1.10%
マネックス証券1.15%1.10%
松井証券1.15%2.0%

※2026年10月6日に各社の公式サイトで確認した貸株料(年率)。SBIネオトレード証券は一般信用の売りの記載なし。

貸株料は、信用取引で株を売るときに借りた株にかかる費用です。

制度信用の貸株料は、7社とも年1.10%か年1.15%でほとんど差がありません。

差が出るのは、一般信用の貸株料です。

空売りを長く持つ人は、一般信用(無期限)の数字を見てください。

制度信用の貸株料は1.10%か1.15%

制度信用の貸株料は、5社が年1.10%です。

マネックス証券と松井証券は年1.15%です。

100万円を30日借りたときの差は、41円しかありません。

制度信用の売りでは、貸株料より逆日歩のほうが大きな費用になることがあります。

一般信用(無期限)はGMOクリック証券の0.80%が低い

一般信用(無期限)の貸株料。GMOクリック証券(年0.80%)、SBI証券・楽天証券など4社(年1.10%)、松井証券(年2.0%)

一般信用(無期限)の貸株料は、GMOクリック証券の年0.80%がいちばん低くなっています。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券は年1.10%です。

松井証券の無期限信用取引は年2.0%です。

一般信用の売りには、逆日歩がかかりません。

一般信用(短期)は3.85%から3.90%

証券会社一般信用(短期)の貸株料
GMOクリック証券3.85%
SBI証券3.90%
楽天証券3.90%
マネックス証券3.90%
松井証券上限3.9%

※2026年10月6日に各社の公式サイトで確認。松井証券の短期信用取引は、別にプレミアム空売り料がかかる銘柄があります。

株主優待のつなぎ売りでよく使われるのが、一般信用(短期)です。

貸株料は、GMOクリック証券が年3.85%、SBI証券と楽天証券とマネックス証券が年3.90%です。

無期限とちがい、返済の期限が決まっている取引です。

松井証券の短期信用取引は、返済の期限が新規建ての日から14日目までです。

つなぎ売りに使う証券会社の組み合わせは、株主優待の正解セットでくわしくまとめています。

空売りを長く持つなら、0.80%は心強い数字ですわね。

貸株料は年0.80%

100万円を借りると金利はいくら?30日と半年で計算

買方金利30日180日
年2.00%1,643円9,863円
年2.30%1,890円11,342円
年2.75%2,260円13,561円
年2.80%2,301円13,808円
年3.1%2,547円15,287円
年4.1%3,369円20,219円

※約定代金100万円×年率÷365日×日数で計算(1円未満は切り捨て)。日数の数え方は会社によってちがい、実際の金額は変わります。

金利の差がいくらの差になるのかを、100万円の買いで計算しました。

30日持った場合、年2.00%なら1,643円、年2.80%なら2,301円です。

180日持つと、年2.00%は9,863円、年2.80%は13,808円になります。

持つ期間が長いほど、金利の差がそのまま費用の差になります。

金利の計算式

買方金利の計算のしかた。約定代金 × 年率 ÷ 365日 × 日数、100万円・年2.00%・30日の場合(1,643円)、日数は受け渡しの日で数える(買った日と返した日の両方を数える会社が多い)

買方金利は、約定代金に年率をかけて日割りで計算します。

式は、約定代金×年率÷365日×日数です。

100万円を年2.00%で30日借りると、1,643円になります。

日数は受け渡しの日をもとに数えるので、週末や祝日をはさむと日数が増えます。

30日なら差は数百円

100万円を30日借りたときの金利。GMOクリック証券の一般信用(年2.00%)(1,643円)、年2.80%の4社(2,301円)、松井証券の無期限信用(年4.1%)(3,369円)

30日の利用なら、年2.00%と年2.80%の差は658円です。

年2.00%と年4.1%を比べると、差は1,726円になります。

建玉が300万円なら、この差も3倍です。

数週間で返済する人でも、取引の回数が多ければ差は積み上がります。

半年持つと差は数千円

100万円を180日借りたときの金利。年2.00%(9,863円)、年2.80%(13,808円)、差(3,945円)

180日持つと、年2.00%と年2.80%の差は3,945円です。

年4.1%とくらべると、差は10,356円まで広がります。

制度信用の返済期限は6か月なので、期限いっぱいまで持つ人はこの金額が目安になります。

長く持つつもりの建玉ほど、金利の低い会社で建てる意味があります。

貸株料も同じ式で計算できる

貸株料30日180日
年0.80%657円3,945円
年1.10%904円5,424円
年1.15%945円5,671円
年2.0%1,643円9,863円
年3.90%3,205円19,232円

※約定代金100万円×年率÷365日×日数で計算(1円未満は切り捨て)。実際の金額は日数の数え方で変わります。

空売りの貸株料も、買方金利と同じ式で計算できます。

100万円を30日借りると、年0.80%で657円、年1.10%で904円です。

180日なら、年0.80%は3,945円、年1.10%は5,424円になります。

一般信用(短期)の年3.90%は、30日で3,205円です。

短期の貸株料は年率が高いので、借りる日数を短くするほど費用をおさえられます。

半年で1万円もちがうなら、金利はちゃんと見なきゃだね。

半年で差は数千円

信用取引の金利のしくみ|買方金利と貸株料の違い

費用かかる人中身
買方金利買い借りたお金の利息
貸株料売り借りた株のレンタル料
逆日歩制度信用の売り株が足りないときの費用

※各社の公式サイトの説明をもとに作成。

信用取引の費用は、買いと売りでかかるものがちがいます。

買いには買方金利、売りには貸株料がかかります。

どちらも年率で決まっていて、建玉を持っている日数分を日割りで払います。

取引手数料が0円の会社でも、金利と貸株料はかかります。

買方金利は借りたお金の利息

買方金利の3つのポイント。買いの建玉にかかる(証券会社から借りたお金の利息)、建玉の約定代金に年率でかかる、返済するまで毎日かかる

信用取引の買いは、証券会社からお金を借りて株を買う取引です。

借りたお金には、返済するまで毎日金利がかかります。

金利は建玉の約定代金に対してかかり、返済のときにまとめて差し引かれます。

株価が上がっても、金利の分だけ利益は小さくなります。

貸株料は借りた株のレンタル料

貸株料の3つのポイント。売りの建玉にかかる(証券会社から借りた株のレンタル料)、制度信用は年1.10%か年1.15%(7社の場合)、一般信用は会社ごとの差が大きい(年0.80%から年2.0%)

信用取引の売りは、証券会社から株を借りて売る取引です。

借りた株には、買い戻して返すまで貸株料がかかります。

売方金利という項目もありますが、GMOクリック証券、SBI証券、楽天証券、松井証券は年0%です。

売りの費用は、貸株料と逆日歩の2つを見ておけば足ります。

制度信用と一般信用の違い

項目制度信用一般信用
ルール取引所が決める証券会社が決める
返済の期限6か月無期限・短期など
逆日歩かかることがあるかからない

※GMOクリック証券とSBI証券の公式サイトの説明をもとに作成。

信用取引には、制度信用と一般信用の2種類があります。

制度信用は取引所がルールを決めていて、返済の期限は6か月です。

一般信用は証券会社がルールを決めていて、期限のない無期限や、期限の短い短期があります。

金利も貸株料も、この2つで別々に決められています。

逆日歩は金利とは別にかかる

逆日歩の3つのポイント。制度信用の売りでかかることがある、金額は証券金融会社が日々発表する(事前には分からない)、一般信用の売りにはかからない

逆日歩は、制度信用で売りが増えて株が足りなくなったときにかかる費用です。

売りの人が払い、買いの人が受け取ります。

金額は証券金融会社が日々発表するので、事前には分かりません。

逆日歩を避けたい人は、一般信用の売りを使います。

金利と貸株料は年率で決まっているので、口座を作る前に比べられます。

金利は日割りで計算

当日中に返済すれば金利0%の取引もある

証券会社取引の名前買方金利
SBI証券日計り信用0.00%
楽天証券いちにち信用0.00%
松井証券一日信用取引0.0%
三菱UFJ eスマート証券デイトレード信用0%
マネックス証券ワンデイ信用1.80%

※2026年10月6日に各社の公式サイトで確認。当日中に返済する取引の買方金利(年率)。

買った日のうちに返済するデイトレードには、専用の取引を用意している会社があります。

SBI証券、楽天証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券は、買方金利が0%です。

マネックス証券のワンデイ信用は年1.80%です。

1日に何度も売買する人は、この取引の金利を見て選びましょう。

当日中に返済するのが条件

当日返済の取引を使うときの注意。返済の期限は建てた日の当日、持ち越すと金利が上がる(SBI証券は年1.80%)、通常の信用取引とは別の取引になる

金利が0%になるのは、建てた日の当日に返済した場合です。

SBI証券の日計り信用は、当日中に決済しないと翌日から買方金利が年1.80%かかります。

松井証券の一日信用取引は、翌営業日に証券会社の判断で建玉が決済されます。

持ち越すつもりの建玉は、通常の制度信用か一般信用で建ててください。

GMOクリック証券は通常の取引でも1日分の金利がかかる

GMOクリック証券には、当日返済だけの専用の取引はありません。

同社の公式コラムによると、通常の制度信用と一般信用では、当日中に返済しても1日分の金利がかかります。

100万円の建玉なら、年2.00%で1日54円です。

そのかわり、取引手数料は約定代金にかかわらず0円です。

1日で売り買いする人と、長く持つ人で見る数字がちがうんだね。

1日の金利は54円

取引が多い人向けの優遇金利を比較

証券会社優遇後の買方金利
GMOクリック証券制度信用
1.80%
SBIネオトレード証券制度信用
最低1.79%
楽天証券制度信用
2.28%
一般信用
2.10%
三菱UFJ eスマート証券制度信用
最低1.34%
一般信用
最低1.15%

※2026年10月6日に各社の公式サイトで確認。適用には、取引の金額や建玉の残高などの条件があります。

取引の金額が大きい人には、金利を下げる優遇を用意している会社があります。

GMOクリック証券のVIPプランでは、制度信用の買方金利が年2.75%から年1.80%に下がります。

三菱UFJ eスマート証券の大口優遇プランは、いちばん上の段階で制度信用が年1.34%になります。

優遇の条件は会社によってちがうので、取引が多い人は条件も比べてください。

GMOクリック証券のVIPプランは年1.80%

GMOクリック証券のVIPプラン。制度信用の買方金利(通常 年2.75%)、VIPプラン(年1.80%)、適用には条件がある(公式サイトで確認)

GMOクリック証券には、金利を優遇するVIPプランがあります。

制度信用の買方金利が、通常の年2.75%から年1.80%になります。

100万円を180日借りた場合、金利は13,561円から8,876円に下がります。

適用の条件は、公式サイトのVIPプランのページで確かめてください。

楽天証券は5億円以上が条件

楽天証券の優遇金利。制度信用(年2.80% → 年2.28%)、一般信用(無期限)(年2.80% → 年2.10%)、条件(約定金額の合計か建玉の残高が5億円以上)

楽天証券の優遇金利は、制度信用が年2.28%、一般信用(無期限)が年2.10%です。

条件は、判定の月の新規建ての約定金額の合計が5億円以上などです。

判定の月の25日時点の建玉の残高が5億円以上でも、対象になります。

取引の規模が大きい人向けの優遇です。

三菱UFJ eスマート証券は6段階の大口優遇

三菱UFJ eスマート証券の大口優遇プランは、6つの段階に分かれています。

ゴールドプランで制度信用が年2.28%、いちばん上のクラウンプランで年1.34%です。

一般信用は、クラウンプランで年1.15%まで下がります。

建玉の残高や新規建ての約定代金、預かり資産などで段階が決まります。

取引が増えてきたら、優遇の条件も見ておきたいですわ。

VIPなら年1.80%

金利以外にかかる信用取引の費用

費用金額の例
取引手数料0円の会社が多い
管理費1か月ごとに1株11銭
名義書換料1売買単位55円
逆日歩制度信用の売りでかかることがある

※管理費と名義書換料はGMOクリック証券の2026年10月6日の公式サイトの金額(税込)。

信用取引には、金利と貸株料のほかにも費用があります。

建玉を1か月以上持つと管理費、買いの建玉で権利確定日をまたぐと名義書換料がかかります。

金額は小さいですが、長く持つ人は合計で見ておきましょう。

取引手数料は0円の会社が多い

証券会社信用取引の手数料
GMOクリック証券0円
約定代金を問わず
SBIネオトレード証券0円
無料の条件なし
楽天証券0円
ゼロコースを選ぶ
三菱UFJ eスマート証券0円
SOR注文を選ぶ
松井証券1日50万円まで
0円
100万円まで
1,100円

※2026年10月6日に各社の公式サイトで確認。SBI証券とマネックス証券は手数料のコースがあるので、公式サイトの手数料のページで確かめてください。

信用取引の取引手数料は、0円の会社が増えています。

GMOクリック証券は、約定代金にかかわらず0円です。

楽天証券はゼロコースの選択、三菱UFJ eスマート証券はSOR注文の選択が無料の条件です。

松井証券は、1日の約定代金の合計が50万円までなら0円です。

管理費と名義書換料

長く持つとかかる2つの費用。管理費(1か月ごとに1株あたり11銭)、名義書換料(権利確定日をまたぐと1売買単位55円)、GMOクリック証券の管理費は上限1,100円(下限は110円)

管理費は、建玉を建ててから1か月たつごとにかかる費用です。

GMOクリック証券では1株あたり11銭で、上限は1,100円です。

名義書換料は、買いの建玉が権利確定日をまたいだときに、1売買単位あたり55円かかります。

楽天証券とマネックス証券も、同じ金額を公式サイトにのせています。

手数料が0円でも、金利と管理費はかかる点を忘れないでください。

手数料は一律0円

取引スタイル別|金利で選ぶ証券会社

取引スタイル金利が低い会社
買いを一般信用で長く持つGMOクリック証券
年2.00%
買いを制度信用で持つSBIネオトレード証券
年2.30%
空売りを一般信用で長く持つGMOクリック証券
貸株料は
年0.80%
当日中に返済するSBI証券・楽天証券など
年0%

※2026年10月6日に各社の公式サイトで確認した通常の金利と貸株料で比較。

金利で選ぶときは、自分の取引スタイルから考えます。

買いを長く持つ人は一般信用の買方金利、空売りを長く持つ人は一般信用の貸株料を見ます。

当日中に返済する人は、金利が0%になる取引のある会社が候補です。

スタイルごとに、見る数字を説明します。

買いを数週間から数か月持つ人

買いを長く持つ人の選び方。一般信用の買方金利を見る(返済の期限がない)、GMOクリック証券は年2.00%(7社の通常の金利でいちばん低い)、制度信用ならSBIネオトレード証券の年2.30%

買いの建玉を長く持つ人は、買方金利がいちばん大きな費用になります。

一般信用(無期限)なら、GMOクリック証券の年2.00%が7社の中でいちばん低い金利です。

制度信用で建てるなら、SBIネオトレード証券の年2.30%が低くなっています。

100万円を半年持つと、年2.00%と年2.80%では3,945円の差になります。

空売りを長く持つ人

空売りを長く持つ人の選び方。一般信用(無期限)の貸株料を見る(逆日歩がかからない)、GMOクリック証券は年0.80%、100万円を180日なら3,945円(年1.10%なら5,424円)

空売りを長く持つ人は、貸株料を比べます。

一般信用(無期限)の貸株料は、GMOクリック証券が年0.80%です。

100万円を180日借りると3,945円で、年1.10%の会社より1,479円少なくなります。

売れる銘柄は会社によってちがうので、売りたい銘柄を扱っているかも確かめてください。

当日中に返済するデイトレードの人

デイトレードの人の選び方。当日返済の取引がある会社を選ぶ、買方金利が年0%の会社は4社(SBI証券・楽天証券・松井証券・eスマート証券)、持ち越すと金利がかかる

デイトレードの人は、当日返済の取引がある会社が候補になります。

SBI証券、楽天証券、松井証券、三菱UFJ eスマート証券は、当日返済の買方金利が0%です。

松井証券の一日信用取引は、貸株料も0.0%です。

持ち越しの建玉も持つ人は、通常の信用取引の金利もあわせて見ておきましょう。

口座を使い分ける人も多い

口座の使い分けの例。長く持つ買い(一般信用の金利が低い会社)、長く持つ空売り(一般信用の貸株料が低い会社)、デイトレード(当日返済の金利が0%の会社)

証券会社の口座は、複数作れます。

長く持つ建玉は金利の低い会社、デイトレードは当日返済の取引がある会社、と使い分けることができます。

GMOクリック証券とマネックス証券は、口座開設が無料です。

信用取引口座の開設には、会社ごとに審査があります。

口座を2つ持つ考え方は、SBI証券と楽天証券は両方持つべき?でも説明しています。

長く持つ分だけ金利の低い口座で建てる、って使い方もあるんだね。

口座開設は無料

7社の信用取引の金利と特徴

証券会社制度信用の金利と特徴
GMOクリック証券2.75%
一般信用は
2.00%
SBIネオトレード証券2.30%
制度信用が低い
SBI証券2.80%
日計りは0%
楽天証券2.80%
いちにち信用は0%
eスマート証券2.80%
大口優遇が6段階
マネックス証券2.80%
ワンデイ信用は
1.80%
松井証券3.1%
一日信用は0%

※2026年10月6日に各社の公式サイトで確認。eスマート証券は三菱UFJ eスマート証券のこと。

7社の特徴を、1社ずつまとめます。

金利の数字は、すべて2026年10月6日に各社の公式サイトで確かめた通常の金利です。

自分の取引スタイルに合う会社を探してください。

GMOクリック証券|一般信用の金利と貸株料が低い

GMOクリック証券の信用取引。一般信用(無期限)の買方金利(年2.00%)、一般信用(無期限)の貸株料(年0.80%)、取引手数料(約定代金にかかわらず0円)

GMOクリック証券は、一般信用の金利と貸株料が7社の中でいちばん低い会社です。

一般信用(無期限)の買方金利は年2.00%、貸株料は年0.80%です。

取引手数料は、約定代金にかかわらず0円です。

買いも売りも、建玉を長く持つ人に向いています。

長く持つ建玉の金利をおさえたい人は、GMOクリック証券が候補になります。

貸株料は年0.80%

SBIネオトレード証券|制度信用の金利が低い

SBIネオトレード証券の信用取引。制度信用の買方金利(年2.30%)、優遇プログラム(最低 年1.79%)、取引手数料(無料・条件なし)

SBIネオトレード証券は、制度信用の買方金利が年2.30%で、7社の中でいちばん低い会社です。

取引の状況に応じた優遇プログラムがあり、いちばん低い場合は年1.79%になります。

信用取引の手数料は無料で、無料になる条件もありません。

一般信用の買方金利は年2.75%です。

SBI証券|日計り信用は金利0%

SBI証券の信用取引。制度信用・一般信用の買方金利(年2.80%)、日計り信用の買方金利(年0.00%)、貸株料(制度・無期限は年1.10%)

SBI証券の買方金利は、制度信用も一般信用(無期限)も年2.80%です。

当日中に返済する日計り信用は、買方金利も貸株料も年0.00%です。

日計り信用を持ち越すと、翌日から年1.80%がかかります。

デイトレードと持ち越しの両方をする人は、2つの取引を使い分けられます。

デイトレードもするなら、日計りの金利が0%なのは助かりますわ。

日計りは金利0%

楽天証券|いちにち信用は金利0%

楽天証券の信用取引。制度信用・一般信用の買方金利(年2.80%)、いちにち信用の買方金利(年0.00%)、優遇金利(制度信用 年2.28%)

楽天証券の買方金利は、制度信用も一般信用(無期限)も年2.80%です。

当日中に返済するいちにち信用は、買方金利が年0.00%です。

取引が多い人には、制度信用が年2.28%になる優遇金利があります。

ゼロコースを選ぶと、国内株式の取引手数料が無料になります。

楽天ポイントをためている人は、楽天証券も気になるよね。

いちにち信用は0%

三菱UFJ eスマート証券|大口優遇で金利が下がる

三菱UFJ eスマート証券の信用取引。制度信用の買方金利(年2.80%)、一般信用(長期)の買方金利(年2.79%)、大口優遇プラン(制度信用は最低 年1.34%)

三菱UFJ eスマート証券の買方金利は、制度信用が年2.80%、一般信用(長期)が年2.79%です。

大口優遇プランは6段階あり、いちばん上の段階では制度信用が年1.34%になります。

デイトレード信用取引は、金利も貸株料も0%です。

取引手数料は、SOR注文を選ぶと0円です。

取引の量が増えるほど金利が下がるしくみを使いたい人に向いています。

大口優遇は6段階

マネックス証券|制度信用は年2.80%

マネックス証券の信用取引。制度信用の買方金利(年2.80%)、一般信用(無期限)の買方金利(年3.47%)、ワンデイ信用の買方金利(年1.80%)

マネックス証券の買方金利は、制度信用が年2.80%、一般信用(無期限)が年3.47%です。

貸株料は、制度信用が年1.15%、一般信用(無期限)が年1.10%です。

当日中に返済するワンデイ信用の金利は年1.80%です。

買いを持ち越すなら、制度信用を使うほうが金利は低くなります。

制度信用なら、ほかの会社と同じ2.80%ですのね。

制度信用は年2.80%

松井証券|一日信用取引は金利も貸株料も0%

松井証券の信用取引。制度信用の買方金利(年3.1%)、無期限信用取引の買方金利(年4.1%)、一日信用取引(買方金利も貸株料も年0.0%)

松井証券の買方金利は、制度信用が年3.1%、無期限信用取引が年4.1%です。

持ち越しの金利は7社の中で高めです。

当日中に返済する一日信用取引は、買方金利も貸株料も年0.0%です。

手数料は、1日の約定代金の合計が50万円までなら0円です。

松井証券は、1日で売り買いする人向けってことだね。

一日信用は金利0%

信用取引を始める前に知っておきたいリスク

信用取引の3つのリスク。損失が保証金を上回ることがある(元本をこえる損失)、保証金が足りなくなると追加の入金が必要(追証)、持っているあいだ金利がかかり続ける

信用取引は、預けた保証金より大きな金額を取引できます。

そのぶん、株価が思った方向と逆に動くと、損失が保証金を上回ることがあります。

金利の低さだけで判断せず、しくみとリスクを理解してから始めてください。

保証金は約定代金の30%以上が必要

保証金の目安。新規の取引に必要な保証金(約定代金の30%以上)、最低の保証金(30万円)、100万円の取引なら(30万円以上)

信用取引を始めるには、委託保証金が必要です。

GMOクリック証券の公式コラムによると、新規の取引に必要な保証金の割合は法令で30%以上、最低の金額は30万円と決められています。

100万円の取引なら、30万円以上の保証金がいります。

保証金の割合が決められた水準を下回ると、追加の保証金を入れる必要があります。

金利は持っているあいだかかり続ける

買方金利と貸株料は、返済するまで毎日かかります。

含み損のまま持ち続けると、金利の分だけ損失がふくらみます。

制度信用には6か月の返済期限があり、期限が来ると決済しなければなりません。

いつまで持つかを決めてから建てると、金利の見通しが立てやすくなります。

金利は変わることがある

この記事の金利は、2026年10月6日に確かめた数字です。

楽天証券の公式サイトには、信用取引の金利は金利の情勢などによって決まると書かれています。

口座を作ったあとも、取引をする前に金利を確かめる習慣を付けましょう。

建てたあとに金利が変わる場合の扱いは、各社のルールを確かめてください。

リスクとしくみを理解したうえで、費用の低い会社を選ぶ順番が大切です。

情報ツールも無料

信用取引口座を開くまでの流れ

信用取引を始める4つの手順。証券総合口座を開く、信用取引口座を申し込む(ログイン後の画面から)、審査を受ける(投資の経験や資産の状況など)、保証金を入れて取引を始める

信用取引を始めるには、証券総合口座とは別に信用取引口座が必要です。

まず証券総合口座を開き、ログインしたあとの画面から信用取引口座を申し込みます。

信用取引口座には審査があり、結果によっては開けないこともあります。

先に証券総合口座を開く

信用取引口座は、証券総合口座を持っている人だけが申し込めます。

GMOクリック証券の口座開設は無料で、申し込みの入力は最短5分と案内されています。

口座ができたら、信用取引口座の申し込みに進みます。

信用取引口座には審査がある

審査で確認されること。投資の経験、信用取引の知識、資産の状況(基準は会社ごとにちがう)

信用取引口座の審査では、投資の経験や知識、資産の状況などが確認されます。

GMOクリック証券の公式コラムにも、所定の審査を通った人が開設できると書かれています。

審査の基準は会社ごとにちがい、公開されていません。

まずは現物の株式で経験を積んでから申し込む方法もあります。

まずは総合口座を開いて、金利と画面を見てみますわ。

申し込みは最短5分

信用取引の金利でよくある質問

信用取引の金利がいちばん低い証券会社はどこですか?
ネット証券7社の通常の金利では、一般信用(無期限)の買方金利はGMOクリック証券の年2.00%、制度信用の買方金利はSBIネオトレード証券の年2.30%がいちばん低くなっています(2026年10月6日に各社の公式サイトで確認)。
信用取引の金利は1日あたりいくらですか?
約定代金×年率÷365日で計算します。100万円を年2.00%で借りると1日54円、年2.80%で76円です(1円未満切り捨て)。
100万円を1か月借りると金利はいくらですか?
30日で計算すると、年2.00%で1,643円、年2.80%で2,301円、年4.1%で3,369円です。
信用取引の金利はいつ払いますか?
建玉を返済するときに、持っていた日数分がまとめて差し引かれます。
取引手数料が0円なら、費用はかかりませんか?
かかります。取引手数料が0円でも、買いには買方金利、売りには貸株料が日割りでかかります。建玉を1か月以上持つと管理費もかかります。
制度信用と一般信用はどちらの金利が低いですか?
会社によってちがいます。GMOクリック証券は一般信用(年2.00%)のほうが低く、SBIネオトレード証券は制度信用(年2.30%)のほうが低くなっています。SBI証券と楽天証券はどちらも年2.80%です。
貸株料がいちばん低い証券会社はどこですか?
一般信用(無期限)の貸株料は、GMOクリック証券の年0.80%が7社の中でいちばん低くなっています。制度信用の貸株料は、7社とも年1.10%か年1.15%です。
デイトレードなら金利はかかりませんか?
SBI証券の日計り信用、楽天証券のいちにち信用、松井証券の一日信用取引、三菱UFJ eスマート証券のデイトレード信用取引は、当日中に返済すれば買方金利が0%です。持ち越すと金利がかかります。
逆日歩とは何ですか?
制度信用で売りが増えて株が足りなくなったときに、売りの人が払う費用です。金額は証券金融会社が日々発表するので、事前には分かりません。一般信用の売りにはかかりません。
金利の優遇を受けるにはどうすればいいですか?
取引の金額や建玉の残高などの条件を満たす必要があります。GMOクリック証券のVIPプランは制度信用が年1.80%、楽天証券は約定金額の合計が5億円以上などの条件で年2.28%になります。
信用取引の金利は変わりますか?
変わることがあります。金利の情勢などによって各社が決めているので、取引の前に公式サイトで確かめてください。
信用取引口座は誰でも開けますか?
審査があります。投資の経験や知識、資産の状況などが確認され、結果によっては開けないことがあります。
証券会社の口座は複数持てますか?
持てます。長く持つ建玉は金利の低い会社、デイトレードは当日返済の取引がある会社、と使い分ける人もいます。

まとめ|信用取引の金利は取引スタイルで選ぶ

信用取引の金利は取引スタイルで選ぶ。買いを一般信用で長く持つならGMOクリック証券(年2.00%)、買いを制度信用で持つならSBIネオトレード証券(年2.30%)、空売りを長く持つならGMOクリック証券(貸株料 年0.80%)、当日中に返済するなら金利0%の取引がある会社。2026年10月6日に各社の公式サイトで確認した通常の金利

信用取引の金利は、取引スタイルに合わせて比べるのが近道です。

買いを一般信用で長く持つ人は、年2.00%のGMOクリック証券が7社の中でいちばん低い金利です。

空売りを長く持つ人も、一般信用の貸株料が年0.80%のGMOクリック証券が候補になります。

制度信用ならSBIネオトレード証券の年2.30%、当日中に返済するなら金利0%の取引がある会社を見てください。

損失が保証金を上回ることがある取引なので、しくみとリスクを理解してから始めましょう。

長く持つ建玉があるなら、まず一般信用の金利から比べてみてください。

一般信用は年2.00%