賃貸の電気契約は自分で選べる|入居日に間に合う3社と手順

賃貸の電気契約は自分で選べるのサムネ

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

引っ越し先の電気って、大家さんが決めた会社じゃないとダメなんじゃないの?

契約の名義が自分なら、電力会社は自分で選べます。大家さんへの連絡もいりません

結論から書くと、賃貸でも電気の契約は自分で選べます

気をつけたいのは会社選びより、入居日に間に合うかどうかです。

オクトパスエナジーは即日の開通に対応しておらず、Looopでんきは当日15時までの申し込みで即日使える可能性があり、タダ電は開始日を指定できません。

賃貸の電気は自分で選べる|入居日までの日数で選ぶ3社

入居日まで2週間以上あるなら、オクトパスエナジーに申し込んでおけば安心です

入居日の前に申込み

入居が近いならこちら

目次 非表示

賃貸でも電気の契約は自分で選べる|名義が自分なら大家の許可はいらない

部屋のタイプ自分で
選べる?
見分け方
自分の名義で
契約する部屋
入居時に
自分で申込み
電気代が
家賃に込み
×賃料の内訳
マンションで
一括受電
×管理会社に
確認
契約書に
電力会社の特約
契約書の
特約欄

ほとんどの賃貸物件は、部屋ごとに電気のメーターが付いていて、入居する人が自分で電力会社と契約します。

この形なら、どの電力会社を選ぶかも入居者が決められます。

選べないのは、表の2つ目と3つ目のように建物や大家さんの側で電気をまとめて契約している物件だけです。

契約書に電力会社の特約がある場合は、選ぶ前に管理会社へ確認しておくとトラブルを避けられます

国のよくある質問は「名義が本人なら可能」

電力の自由化は2016年4月に始まり、家庭も電力会社を選べるようになりました。

電力・ガス取引監視等委員会のよくある質問では、賃貸住宅に住んでいる人も契約名義が本人なら新しい電力会社から電気を買えると答えています。

他人名義の契約になっている場合は、その名義の人に確認するよう書かれています。

つまり、自分の名前で申し込む部屋かどうかが分かれ目です。

大家さんや管理会社への連絡はいらない

自分名義の契約なら、電力会社を選ぶのに大家さんの許可はいりません。

電線はこれまでと同じものを使うので、部屋の工事もありません

最初の切り替えでスマートメーターへの取り替えが要ることはありますが、国のよくある質問では取り替えの個別の費用負担は原則発生しないとされています。

オクトパスエナジーのよくある質問でも、引っ越しで利用開始を申し込んだ場合、立ち会いは原則いらないと書かれています。

入居時に渡された電力会社の申込書は「案内」のことが多い

入居の手続きで、不動産会社から特定の電力会社の申込書を渡されることがあります。

多くは入居者向けの案内で、その会社にしなければならない決まりではありません

ただし契約書に特約として書かれている場合もあるので、契約書の特約欄を1回だけ見ておくと安心です。

特約がなければ、自分でウェブから選んだ会社に申し込んで問題ありません。

自分で選べる部屋だって分かったら、あとは申し込むだけだね

自分で選べたら申込み

自分で選べない3つのケース|電気代込み・一括受電・特約

賃貸で電力会社を自分で選べない3つのケース

自分で選べない物件は、見分け方さえ知っていれば入居前に分かります。

当てはまるのは次の3つのどれかです。

どれにも当てはまらなければ、好きな電力会社を選べます

電気代が家賃や共益費に込みになっている

シェアハウスやマンスリーマンション、家具家電付きの物件に多い形です。

大家さんや運営会社の名義で電気を契約していて、入居者は家賃と一緒に電気代を払います。

この場合は契約者が大家さん側なので、入居者が電力会社を変えることはできません

電気代が定額なら、使いすぎても請求が増えないという良さもあります。

賃料の内訳に「電気代込み」「光熱費込み」とあるかで見分けられます。

マンション全体で電気を一括で受けている(高圧一括受電)

高圧一括受電は、建物全体で電気をまとめて買い、各部屋に分けて届ける仕組みです。

国のよくある質問でも、マンション全体で一括して契約している場合は対応が異なるので、管理組合などに確認するよう書かれています。

この形の物件では、部屋ごとに電力会社を選べません

入居案内に一括受電の会社と契約するよう書かれている場合は、その会社との契約が前提です。

契約書に電力会社の特約がある

まれに、賃貸借契約書の特約に電力会社が書かれていることがあります。

物件の設備の都合で決められている場合もあるので、特約があれば管理会社に理由を聞いてから決めてください。

特約がないのに「この会社で」と言われただけなら、案内として受け取れば十分です。

管理会社に聞くときの4つの質問

  • 電気は自分の名義で申し込む部屋ですか
  • 電気代は家賃や共益費に含まれていますか
  • 建物で一括受電をしていますか
  • 入居日に電気が使える状態になっていますか

この4つを聞けば、自分で選べるかどうかと、入居日に何をすればいいかが一度で分かります

メールで聞いておくと、答えが記録に残るので後で確かめられます。

どれにも当てはまらなければ、あとは入居日に間に合う会社へ申し込むだけです

選べる部屋なら申込み

申し込まずに入居するとどうなる?電気がつかないことがある

空き部屋の状態ブレーカーを
上げると
やること
送電が
続いている
つくことが
ある
すぐに
契約する
遠隔で
止まっている
つかない契約して
開通を待つ

空き部屋の電気が今どうなっているかは、部屋によって違います。

以前はブレーカーを上げればそのまま使えて、あとから電力会社に連絡する流れが一般的でした。

今はスマートメーターの普及で、空き部屋の電気が遠隔で止められていることがあります

その場合は、契約して開通の手配が済むまで電気がつきません

空き部屋の電気は遠隔で止められていることがある

国のよくある質問には、空き室になった部屋はスマートメーターの導入とあわせて、遠隔操作で送電を止めることがあると書かれています。

そして、ブレーカーを操作しても契約がなければ使い始められない可能性がある、とも書かれています。

引っ越し当日の夜に明かりも冷蔵庫も使えないのは、いちばん避けたい失敗です。

ブレーカーを上げて使えても契約は必要

部屋によっては、ブレーカーを上げるだけで電気がつくこともあります。

それでも同じよくある質問で、空き室で一時的に使う場合でも電力会社との契約が必要とされています。

使った分はあとで請求されるので、つくから大丈夫ではなく、入居日の前に申し込むのが正解です。

入居日に電気がつかなかったときの順番

  1. 玄関や洗面所の分電盤で、ブレーカーをすべて「入」にする
  2. 申し込みの完了メールで、供給開始日が入居日になっているか見る
  3. 近所一帯が停電していないか、地域の送配電事業者の停電情報を見る
  4. それでもつかなければ、申し込んだ電力会社と地域の送配電事業者に連絡する

オクトパスエナジーの案内でも、まずブレーカーを確かめ、それでもつかないときは地域の送配電事業者に連絡して通電を頼む流れになっています。

土日や祝日は解決まで時間がかかることがあるので、入居日を平日にできるならそのほうが安心です。

入居日が決まったら、その日のうちに申し込んどこ!

引っ越しの夜に真っ暗なんて、絶対にイヤですわ

入居日を先に押さえる

いつ申し込む?入居日から逆算するスケジュール

入居日から逆算する電気の申し込みスケジュール

申し込みは、入居日が決まった日にするのがいちばん確実です。

電力会社によって、申し込みから電気が届くまでの日数が違います。

3社の違いを知っておくと、入居日に間に合う会社を迷わず選べます

切り替えには4日から2週間ほどかかる

国のよくある質問では、スマートメーターへの取り替え工事が要る場合はおよそ2週間程度、要らない場合はおよそ4日程度以降が切り替えの日になるとされています。

引っ越しシーズンの3月と4月は申し込みが集中するので、これより時間がかかることもあります。

入居日の2週間前までに申し込んでおけば、日数の面で慌てることはありません。

オクトパスエナジーは即日・当日の開通に対応していない

オクトパスエナジーのよくある質問には、即日・当日での電気の開通には対応していないと書かれています。

申し込み画面に出る日付の中から、使い始める日を選ぶ形です。

公式ブログでも、引っ越しが決まったらできるだけ早く申し込むよう勧めています。

入居日まで余裕があるなら、申し込みは5分ほどで終わるので先に済ませておきましょう。

Looopでんきは当日15時までの申し込みで即日使える可能性がある

Looopでんきは、公式サイトで最短で当日の開通が可能と案内しています。

当日15時までに申し込めば、その日のうちに電気を使える可能性があります。

入居日が明日、あるいは今日という人の最後の頼みの綱になります。

ただし「可能性がある」という書き方なので、Looopでんきでも1〜2週間前の申し込みが理想とされています。

タダ電は開始日を指定できない

タダ電のよくある質問では、利用開始日は供給できる最も早い日になり、自分では指定できません。

引っ越し先の部屋で契約する場合は、先にメールで相談するよう案内されています。

供給できる物件かどうかを調べてもらう手順が入るので、入居日に合わせるには向いていません。

3社の申し込みのタイミングを比べる

会社開始日当日の開通
オクトパス申込み画面
で選ぶ
対応なし
Looop希望日を
入力
15時までなら
可能性あり
タダ電指定
できない

※表の「オクトパス」はオクトパスエナジー、「Looop」はLooopでんきの略です。

入居日まで2週間以上あるならオクトパスエナジー、数日しかないならLooopでんきという分け方が分かりやすいです。

タダ電は、住み始めてから切り替え先として使うのが向いています。

明日が入居日なら、今日のうちにLooopでんきへ申し込むのが確実です

入居が明日ならこちら

申し込みに必要なもの|供給地点特定番号は分からなくてもいい

必要なものどこで分かる
新しい住所賃貸借契約書
(部屋番号まで)
使い始める日入居日
名前・連絡先自分の情報
支払い方法クレジット
カードなど
供給地点
特定番号
住所から
調べてもらえる

申し込みに必要なのは、表の5つです。

いちばん大事なのは住所を建物名と部屋番号まで正確に書くことです。

空き部屋に入る人は、供給地点特定番号が分からなくても申し込みを進められます

住所は契約書どおりに建物名と部屋番号まで

オクトパスエナジーは、入力された住所と部屋番号からその部屋のメーターを探して通電を手配します。

書き間違えると、別の部屋に電気が届く手配になってしまうおそれがあると公式ブログで注意しています。

「101号室」「101号」のような書き方の違いや、建物の通称にも気をつけてください。

賃貸借契約書や不動産会社の資料に書かれた住所をそのまま写すのが確実です。

供給地点特定番号はメーターを見分ける22桁の番号

供給地点特定番号は、部屋ごとの電気メーターを見分けるための22桁の番号です。

住んでいる家なら検針票やマイページに載っていますが、空き部屋に入る人は手元にないのが普通です。

オクトパスエナジーは住所から番号を探し、Looopでんきも番号が分からない場合は確認の連絡をすると申し込み画面で案内しています。

内見のときに電気メーターの写真を撮っておくと、何かあったときの手がかりになります。

アンペアは部屋の設定がそのまま引き継がれる

契約アンペアは、申し込み時に選ぶのではなくその部屋に設定されている値が使われます。

オクトパスエナジーでは、見積もりで30アンペアを選んでいても、部屋が40アンペアなら40アンペアで契約になると案内しています。

空き部屋の間に低いアンペアに下げられていることもあるので、内見のときに管理会社へ聞いておくと安心です。

変更は住み始めてからでも頼めて、スマートメーターなら工事や立ち会いはいりません。

支払い方法はクレジットカードを用意する

新しい電力会社の多くは、支払い方法をクレジットカードを基本にしています。

口座振替やコンビニ払いが使える会社もあるので、申し込み画面で選べる支払い方法を確かめてください。

申し込みの手順|ウェブで5分・電話はいらない

賃貸の電気の申し込み4ステップ
  1. 入居日と住所(建物名・部屋番号)を確かめる
  2. 電力会社の公式サイトから引っ越し先として申し込む
  3. 前の住まいの電力会社に停止を連絡する
  4. 入居日にブレーカーを「入」にする

流れはこの4つで、電力会社を選ぶところ以外はどの会社でもほぼ同じです。

オクトパスエナジーは、24時間いつでもウェブで申し込めます。

申し込んでから供給が始まるまでの間なら、マイページのボタン1つでキャンセル料なしで取り消せます

住所さえ手元にあれば5分で終わるんだ、楽勝じゃん

5分で申込み完了

前の住まいの電気は自分で止める

手続きいつまでに
新しい部屋の
使用開始
入居日の
1〜2週間前
前の住まいの
使用停止
退去日の
2〜3日前

引っ越しで新しい部屋に申し込む場合、前の住まいの電気は自分で止める必要があります。

オクトパスエナジーのよくある質問でも、引っ越しの際は今契約中の電力会社へ自分で解約の手続きをするよう注意しています。

止め忘れると、住んでいない部屋の電気代を払い続けることになります。

Looopでんきの公式サイトでは、開始の手続きは引っ越しの1〜2週間前、停止は2〜3日前までが理想としています。

入居日にやることはブレーカーを上げるだけ

申し込みが済んでいれば、入居日にやることは分電盤のブレーカーを上げるだけです。

分電盤は玄関や洗面所の高い位置にあることが多いです。

立ち会いは原則いらないので、鍵を受け取ったその日から電気が使えます

不動産会社の「まとめて手配」は割引が消えることがある

不動産会社のまとめて手配ではLooopでんきの割引3つが対象外になる

入居の手続きのときに、電気・ガス・ネットをまとめて申し込めるサービスを勧められることがあります。

手間が省けて便利ですが、申し込む窓口によっては電力会社の割引が付きません

自分でウェブから申し込めば割引の対象になるので、電気だけは自分で申し込むのがおすすめです。

Looopでんきは取次店経由だと割引3つが対象外

Looopでんきの規約では、取次店を経由した申し込みはおまかせ割・長期契約割引・引越し祝い割の対象外です。

取次店は、Looopと取次契約を結んで申し込みを取り次ぐ事業者のことです。

長期契約割引は1年目100円・2年目900円・3年目と4年目が各1,000円なので、4年住めば合計3,000円になります。

公式サイトの申し込みフォームから自分で申し込めば、この条件には当たりません。

割引の中身と付く条件は、Looopでんきの評判とデメリットをまとめた記事でくわしく書いています。

まとめて手配を使うなら申し込み先を確かめる

不動産会社や引っ越し業者の手配サービスは、各社への申し込みを代わりに取り次ぐ形のことがあります。

その場合は割引や特典の条件が公式と違うことがあるので、案内の紙で申し込み先を確かめてください。

ガスやネットはまとめて頼んでも、電気だけは自分で公式サイトから申し込めば割引を取りこぼしません。

まとめて頼んだら割引なしなんて、知らなければ損しますわ

公式から申込みで割引

賃貸で電力会社を選ぶ3つの基準

基準見るところ理由
解約金0円か数年で
引っ越すから
入居日開始日に
間に合うか
初日から
電気を使う
使う量月のkWh安い会社が
入れ替わる

賃貸で電力会社を選ぶときは、料金の安さだけで決めないのがコツです。

持ち家と違って数年で引っ越すことが多く、入居日という締め切りもあるからです。

見るのは解約金・入居日・使う量の3つです。

解約金0円で、契約期間の縛りがない

賃貸は2年ごとの更新をきっかけに引っ越す人も多いので、解約金がかからない会社を選びましょう。

この記事で紹介するオクトパスエナジー・Looopでんき・タダ電は、どれも解約金0円です。

引っ越し先で同じ会社が使えない場合でも、費用をかけずに次の会社へ移れます。

入居日に間に合う

いくら安くても、入居日に電気が来なければ意味がありません

入居日まで2週間以上あるか、数日しかないかで、選べる会社が変わります

前の章の表で、自分の入居日に合う会社を確かめてください。

使う量に合っている

電気の料金は、使う量によって安い会社が入れ替わります。

一人暮らしで家にいる時間が短い人と、在宅ワークでエアコンを長く使う人では、答えがまったく違います

自分の使う量が分からないうちは、単価が分かりやすい会社で始めるのが無難です。

賃貸におすすめの3社|入居日と使う量で選ぶ

会社料金の特徴向く人
オクトパス基本料金0円
単価12か月固定
入居日まで
余裕がある
Looop基本料金0円
単価30分ごと
入居日が
迫っている
タダ電71kWhまで0円
超えた分70円
使う量が
少ない

※オクトパスはシンプルオクトパスの場合。Looopは沖縄だけ基本料金がかかり、タダ電は電気代が5,000円以上の月だけ基本料280円がかかります。3社とも解約金は0円です。

3社はどれも基本料金0円のプランがあり、解約金も0円です。

違うのは、入居日に間に合うかと、どれだけ使う人に向くかです。

迷ったら、単価が1年変わらないオクトパスエナジーのシンプルオクトパスから始めると失敗しにくいです。

オクトパスエナジー|入居日まで余裕があるならここ

オクトパスエナジーの特徴と世帯人数別の節約額

オクトパスエナジーは、イギリスのオクトパスエナジーと東京ガスの合弁会社が運営する電力会社です。

国内の電力契約は50万件を超えています(2026年5月時点)。

シンプルオクトパスは、基本料金0円・燃料費調整額0円で、電気の単価が12か月変わりません

東京電力エリアの単価は1kWhあたり30.93円で、この単価は2026年9月30日までの申し込みに適用されます。

12か月たつと、そのときのシンプルオクトパスで続けるか、グリーンオクトパスへ自動で移ります。

グリーンオクトパスで東京電力から乗り換えた公式の試算では、1人暮らし(月199kWh)で年に約3,000円安くなります。

引っ越しのときもマイページから手続きでき、次の部屋でもそのまま続けられます

今の家で切り替えるだけなら前の会社の解約手続きはいりませんが、引っ越しのときは前の住まいの電気を自分で止めてください。

単価が1年変わらないので、毎月の予算が立てやすいのが強みです

単価が1年変わらない

Looopでんき|入居日が迫っている・昼に家にいる

Looopでんきのおまかせ割と長期契約割引

Looopでんきは、基本料金0円(沖縄エリアを除く)の電力会社です。

電気の単価は市場の価格に合わせて30分ごとに変わり、昼間の晴れた時間帯は安くなりやすい仕組みです。

1か月の電源の単価が128円を超えたときは差額を還元する上限もありますが、還元されるのは月120kWh分までです。

その月に一番電気を使った1時間を1kWhあたり1円引くおまかせ割と、長く使うほど割引が増える長期契約割引もあります。

最短で当日に開通できるので、入居日が迫っている人の選択肢になります。

在宅ワークで昼に家にいる人や、洗濯や家事を昼にまとめられる人に向いています。

入居日が近くても、当日に間に合うかもってのは助かる!

当日15時まで申込み

タダ電|一人暮らしで使う量が少ない人

タダ電9月2

タダ電は、毎月71kWhまで電気代が0円になる電力会社です。

71kWhを超えた分は1kWhあたり70円で、電気代が5,000円以上になる月だけ基本料280円がかかります。

使う量が少ない一人暮らしなら、毎月の電気代がほぼかからないこともあります。

反対に、使う量が多いと単価が高いぶん割高になります。

利用開始日は指定できないので、入居日から使うより住み始めてからの切り替え先に向いています。

損と得の分かれ目は、タダ電のからくりと損益分岐点を計算した記事でくわしく書いています。

使わない月は0円なんて、夢のようですわ

月71kWhまで0円

一人暮らしならいくら?使う量ごとの月額

使用量タダ電オクトパス
50kWh0円1,756円
71kWh0円2,493円
100kWh2,310円3,511円
130kWh4,410円4,564円
150kWh5,810円5,266円
200kWh9,310円7,022円

※タダ電は公式サイトの料金(71kWhまで0円・超えた分は1kWhあたり70円・5,000円以上の月は基本料280円)で計算しています。

※オクトパスはシンプルオクトパスの東京電力エリアの単価30.93円に、再エネ賦課金4.18円(2026年度)を足して計算しています。130kWhまではタダ電、150kWhからはオクトパスのほうが安くなります。

表のとおり、月130kWhまではタダ電、それより多いとオクトパスエナジーのほうが安くなります。

分かれ目は月134kWhあたりです。

月200kWh使う人なら、オクトパスエナジーのほうが月2,000円以上安くなります。

一人暮らしの使う量の目安

オクトパスエナジーの公式の試算では、1人暮らしの使用量を月199kWhとしています。

家にいる時間が長い人や、エアコンをよく使う季節は、これより多くなります。

反対に、平日は仕事で家を空けて自炊も少ない人なら、月100kWhを下回ることもあります

Looopでんきは月によって変わる

Looopでんきは単価が30分ごとに変わるので、同じ表には入れていません

公式サイトでも、春と秋は固定単価より安くなるケースがある一方で、夏と冬は高くなるリスクがあると説明しています。

Looopでんきとオクトパスエナジーのどちらが安いかは、1kWhあたりの分かれ目をエリアごとに計算した記事にまとめています。

月130kWhを超えるなら、オクトパスエナジーのほうが安くなります

月130kWh超ならこちら

おすすめの始め方|入居日に間に合う会社で始めて、あとで見直す

入居日に間に合う会社で始めて使用量を見てから見直す流れ

引っ越したばかりの部屋では、自分が月にどれだけ電気を使うかがまだ分かりません。

そこで、入居日はオクトパスエナジーかLooopでんきで始めて、2〜3か月の使用量を見てから見直すのがおすすめです。

3社とも解約金0円なので、あとから乗り換えても費用はかかりません。

最初の2〜3か月の使用量をマイページで見る

どちらの会社も、マイページやアプリで毎月の使用量を確かめられます。

季節で使う量が変わるので、エアコンを使う月と使わない月の両方を見ると判断がぶれません。

月130kWhを下回るならタダ電へ

月の使用量次の一手
130kWh以下が
多い
タダ電へ
切り替え
130kWhを
超える
オクトパスを
続ける
昼に家事を
まとめられる
Looopを
試す

使用量が月130kWhを下回る月が多いなら、タダ電に切り替える価値があります。

住んでいる部屋からの切り替えなら、検針票やマイページの情報で申し込めます

タダ電の公式サイトでは、切り替えの完了まで3〜5営業日ほどと案内しています。

月130kWhを超えるならそのまま続ける

使う量が多いなら、単価が固定のオクトパスエナジーをそのまま続けるのが無難です。

昼に家事をまとめられるなら、Looopでんきで昼の安い時間を使うという選び方もあります。

使う量が分かってから決め直せばいいなら、気楽だね

まずは入居日に間に合う

賃貸で気をつけたい4つのこと

賃貸で電気の契約をするときに気をつけたい4つのこと

賃貸ならではの注意点は、部屋の設備と契約の範囲にあります。

申し込む前に次の4つを確かめておくと、あとで困りません。

アンペアを大きく変えたいときは管理会社に聞く

契約アンペアの変更は、スマートメーターなら工事なしで遠隔で切り替えられます

ただ、部屋の配線や分電盤で使える上限が決まっているので、大きく上げたいときは先に管理会社へ確認してください。

オール電化の部屋は使う量が多くなりやすい

オール電化の賃貸は、お湯や調理まで電気でまかなうので使う量が多くなりやすいです。

タダ電のよくある質問でも、オール電化は使用量が多くなりやすいので気をつけるよう書かれています。

オクトパスエナジーにはオール電化向けのプランもあるので、オール電化の部屋ならタダ電は避けるのが無難です。

ガスと水道は別に手続きする

電力会社を選んでも、ガスと水道の手続きは別です。

ガスは開栓の立ち会いが要るので、電気より早めに予約しておきましょう。

水道は、住む地域の水道局に使用開始を連絡します。

沖縄と一部の離島はオクトパスエナジーの対象外

オクトパスエナジーは、沖縄と一部の離島では申し込めません

Looopでんきは沖縄を含む全国10エリアで申し込めますが、沖縄だけ基本料金がかかります

退去するときの手続き|止める日を電力会社に伝える

会社退去のとき
オクトパスマイページの
「引越し手続きへ」
Looop10日前までに
連絡

退去のときは、電気を止める日を電力会社に伝えます。

止め忘れると、退去したあとの電気代まで請求されることがあります。

同じ会社を次の部屋でも使うなら、停止と開始をまとめて手続きできます。

オクトパスエナジーはマイページで停止と開始をまとめてできる

オクトパスエナジーは、マイページの「引越し手続きへ」から退去と引っ越し先の申し込みを一度に進められます。

引っ越し先が決まっていなくても、引っ越し日だけ先に入れることができます。

Looopでんきは10日前までに連絡する

Looopでんきは、引っ越しで契約を終えるときは10日前までに申し出る決まりです。

他社へ切り替えるだけなら、Looopへの連絡はいりません

次の部屋でもLooopでんきを続けると引越し祝い割が付く

Looopでんきを契約中の人が、引っ越し先でも続けて申し込むと引越し祝い割の対象になります。

引っ越し先での3回目の請求から、1,000円の割引が3か月続きます

こちらも取次店を経由した申し込みは対象外なので、公式サイトから手続きしてください。

次の引っ越しでも3,000円引きなら、続けたくなりますわね

次の部屋でも続けやすい

賃貸の電気の手続きでよくある失敗4つ

賃貸の電気の手続きでよくある失敗4つと防ぎ方

賃貸の電気の手続きで多い失敗は、ほとんどが申し込みのタイミングです。

先に知っておけば、どれも防げます

失敗1|入居日の前日に申し込んで間に合わなかった

前日に申し込んでも、会社によっては入居日に電気が届きません

オクトパスエナジーは当日の開通に対応していないので、入居日の2週間前には申し込んでおきましょう。

間に合わないときは、当日15時までの申し込みで開通の可能性があるLooopでんきを使います。

失敗2|部屋番号を書き間違えた

部屋番号を間違えると、自分の部屋に電気が届きません

申し込みの前に、賃貸借契約書の住所と1文字ずつ見比べるのが確実です。

失敗3|前の住まいの電気を止め忘れた

前の住まいの電気を止め忘れると、退去後の電気代まで払うことになります。

新しい部屋の申し込みと同じ日に、前の住まいの停止も連絡しておくと忘れません。

失敗4|まとめて手配を頼んで割引が付かなかった

不動産会社の手配サービスで申し込んで、Looopでんきの割引が対象外になる例です。

電気だけは自分で公式サイトから申し込むと覚えておきましょう。

申し込みの日付ひとつで、引っ越しの夜が決まってしまいます

2週間前に申込み

あなたはどれを選ぶ?タイプ別の答え

入居日までの日数と使用量で選ぶ電力会社のフローチャート
あなたのタイプ選ぶ会社
入居日まで
2週間以上ある
オクトパス
入居日まで
数日・当日
Looop
昼に家にいる・
在宅ワーク
Looop
一人暮らしで
月130kWh以下
タダ電
(住んでから)
オール電化の部屋オクトパス
(オール電化向け)

迷ったときは、入居日までの日数から決めるのがいちばん簡単です。

そのうえで、住み始めてから使う量を見て、タダ電に移るかを決めます

余裕があるならオクトパス、急ぐならLooopってことだね

余裕があるならこちら

急ぐならこちら

賃貸の電気の契約でよくある質問

賃貸でも電力会社を変えていいですか?
契約名義が自分なら変えられます。国の電力・ガス取引監視等委員会のよくある質問にも、賃貸住宅でも契約名義が本人なら新しい電力会社から電気を買えると書かれています。
大家さんや管理会社の許可はいりますか?
自分名義の契約なら許可はいりません。ただし契約書の特約に電力会社が書かれている場合は、管理会社に確認してください。
電気代が家賃に含まれている部屋でも選べますか?
選べません。大家さん側の名義で契約しているため、入居者は電力会社を変えられません。
一括受電のマンションかどうかはどうやって分かりますか?
入居案内に一括受電の会社名が書かれていることが多いです。分からなければ、管理会社に「建物で一括受電をしていますか」と聞けば一度で分かります。
入居日の何日前に申し込めばいいですか?
2週間前までに申し込めば安心です。国の目安では、切り替えの日はおよそ4日から2週間程度以降になります。
入居日が明日です。間に合いますか?
Looopでんきは最短で当日の開通に対応していて、当日15時までの申し込みで即日使える可能性があります。オクトパスエナジーは即日・当日の開通には対応していません。
申し込まずにブレーカーを上げて使ってもいいですか?
使えたとしても契約は必要です。スマートメーターで遠隔で止められている部屋では、ブレーカーを上げても電気はつきません。
供給地点特定番号が分かりません。
空き部屋に入る場合は分からないのが普通です。オクトパスエナジーは住所と部屋番号から番号を探し、Looopでんきは分からない場合に確認の連絡をすると案内しています。
不動産会社から渡された電力会社の申込書は使わないといけませんか?
多くは案内なので、使わなくても構いません。契約書の特約に書かれていないかだけ確かめてください。
入居日に立ち会いは必要ですか?
原則いりません。入居日にブレーカーを上げれば使えます。
引っ越し先でもタダ電を使えますか?
引っ越し先の部屋で契約する場合は、先にメールで相談するよう案内されています。開始日も指定できないので、入居日はほかの会社で始めて、住み始めてから切り替える方法が確実です。
解約金がかからない電力会社はどこですか?
この記事で紹介したオクトパスエナジー・Looopでんき・タダ電は、どれも解約金0円です。
アンペアは自分で選べますか?
申し込み時はその部屋の設定が使われます。変えたいときは住み始めてから電力会社に頼めて、スマートメーターなら工事はいりません。大きく上げるときは管理会社に確認してください。
ガスも自分で選べますか?
都市ガスの部屋ならガス会社も選べますが、手続きは電気とは別です。プロパンガスは大家さんが契約している会社を使うことが多いです。
シンプルオクトパスの単価は変わりますか?
申し込みから12か月は変わりません。東京電力エリアの30.93円は2026年9月30日までの申し込みに適用され、10月1日以降の申し込みは新しい単価になると公式に書かれています。

まとめ|入居日から逆算して、自分で公式サイトから申し込む

まとめ|賃貸の電気は自分で公式サイトから申し込む

賃貸でも、契約名義が自分なら電力会社は自分で選べます

選べないのは、電気代込みの部屋、一括受電のマンション、特約がある部屋の3つだけです。

大事なのは入居日に間に合う会社を選ぶことです。

入居日まで2週間以上あるならオクトパスエナジー、数日しかないならLooopでんき、使う量が少ない一人暮らしは住み始めてからタダ電へ切り替えます。

不動産会社のまとめて手配ではなく、公式サイトから自分で申し込めば割引も取りこぼしません。

入居日が決まった日に申し込む、これだけ覚えておけば安心ですわ

入居日の前に申込み

入居が近いならこちら