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「持っているだけで毎日お金が入る」と言われるのがスワップポイントです。
ただ、2年前の記事や動画で見た利回りは、いまはもう出ません。
日本の金利が1.00%まで上がって、外国との金利差がそのぶん縮んだからです。


- メキシコペソは年5.67%(10万通貨=約94万円で1日146円)
- 米ドルは年3.07%(1万通貨=約159万円で1日134円)
- 南アフリカランドは年5.53%、トルコリラは年26.4%
- 高配当株の3〜5%と、ほとんど同じ水準まで下がった
- 「高配当株の2倍」はレバレッジをかけて初めて成り立つ
- 4通貨とも円安でいまは高値圏=下がる余地のほうが大きい

最大20万円もらえる
目次 非表示
- そもそもスワップポイントとは何か
- スワップポイントの利回りは今いくら?4通貨の実数
- 月1万円の不労所得に必要な資金
- スワップだけで生活するには いくら必要か
- メキシコペソを94万円分買ったら1年後にいくらか
- 4つの通貨それぞれの向き不向き
- メキシコの金利が6.50%もある理由
- いま4通貨すべてが「高値圏」という事実
- いつ買えばいいのか
- 円高になったら どうするか
- スワップで損をする6つの落とし穴
- FX会社14社のスワップを並べて比べる
- 豪ドル・NZドル・トルコリラのスワップも見ておく
- スワップ狙いのFX口座を選ぶ5つの基準
- 少額で試したいなら1通貨から買える会社
- よくある3つの失敗
- スワップと自動売買はどう違うのか
- スワップと為替差益、どちらを狙うのか
- スワップ狙いが向いている人・向いていない人
- スワップはいつ・どうやって入るのか
- スワップの税金と確定申告
- 外貨預金・高配当株と並べるとどうなるか
- これからスワップはどうなりそうか
- 高配当株と組み合わせるならどう分けるか
- スワップ以外で「待つだけ」もらえるもの
- スワップの数字を自分で確かめる方法
- スワップを始める4ステップ
- スワップポイントのよくある質問
- スワップポイントの利回り比較まとめ
そもそもスワップポイントとは何か
言葉だけ聞くと難しそうですが、中身は単純です。
2つの国の金利の差を、毎日受け取る仕組み
FXでは「ある国の通貨を買って、別の国の通貨を売る」という取引をしています。
メキシコペソ円を買うというのは、円を売ってメキシコペソを買っているということです。
このとき、買ったほうの国の金利を受け取り、売ったほうの国の金利を払います。
メキシコの金利が6.50%、日本の金利が1.00%なので、差の5.50%ぶんが手元に残ります。
これがスワップポイントです。

計算式はとてもシンプル
もらえる金額のおおよその式はこうなります。
- 買った金額 × 金利差 ÷ 365 = 1日にもらえる金額
- 例:94万円 × 5.50% ÷ 365 = 約142円
- 実際のトライオートFXは146円なので、ほぼ式どおり
ここにFX会社の取り分が乗るので、会社ごとに数字がズレます。
取り分が大きい会社ほど、私たちがもらえる額は小さくなります。
毎日変わるので「今日の数字」を鵜呑みにしない
スワップは毎営業日、FX会社が決め直しています。
同じ会社でも、日によって1割くらいは上下します。
比較するなら1日分ではなく、1週間や1か月の合計で見てください。

外貨預金とは手数料と税金がまるで違う
| 項目 | スワップ | 外貨預金 |
|---|---|---|
| 1通貨の手数料 (米ドル) | 0〜2銭 | 25銭〜 4円 |
| もらう頻度 | 毎日 | 満期か 解約時 |
| 税金 | 20.315% | 最大 55.945% |
| レバレッジ | 1〜25倍 | なし |
同じ「外貨を持つ」でも、手数料は10分の1以下、税率も低く固定です。
外貨預金を検討しているなら、FXでレバレッジ1倍にするほうがほぼ確実に有利になります。
スワップポイントの利回りは今いくら?4通貨の実数
最初に、いちばん知りたい数字を出します。
下の表は1万通貨(メキシコペソと南アフリカランドは10万通貨)を1日持ったときにもらえる金額と、その年間利回りです。
4通貨の1日・1年・利回り
| 通貨 | 1日 | 1年(円) | 利回り |
|---|---|---|---|
| 米ドル 159万円 | 134円 | 48,910 | 3.07% |
| ペソ 94万円 | 146円 | 53,290 | 5.67% |
| 南アランド 100万円 | 151円 | 55,115 | 5.53% |
| トルコリラ 3.3万円 | 24円 | 8,760 | 26.4% |
※スワップの金額はみんかぶ「FXスワップポイント比較」の2026年8月16日調べ、トライオートFXの値です。
※為替レートは2026年8月27日時点(米ドル159.44円、メキシコペソ9.394円、南アフリカランド9.960円、トルコリラ3.312円)で計算しています。
この利回りはレバレッジをかけていない状態、つまり買った金額を全部自分のお金で用意した場合の数字です。

「高配当株の2倍以上」はもう成り立たない
スワップの記事でよく出てくるのが「高配当株の2倍以上もらえる」という説明です。
2026年8月時点では、これは正しくありません。
| 項目 | 高配当株 | ペソ |
|---|---|---|
| 利回り | 3〜5% | 5.67% |
| 頻度 | 年2〜 4回 | 毎日 |
| 値動きの元 | 株価 | 為替レート |
| 税金 | 20.315% | 20.315% |
高配当株の上のほうを選べば5%は届くので、利回りだけを見ればほぼ横並びです。
「2倍以上」にするには、後で説明するレバレッジを2倍以上かける必要があります。

2年前より下がったのは、日本の金利が上がったから
スワップは「外国の金利-日本の金利」でほぼ決まります。
日本の金利は2024年には0.1%でしたが、2026年6月に1.00%まで上がりました。
つまり外国の金利が変わらなくても、日本が上がった分だけスワップは丸ごと減るということです。
| 国 | 政策金利 | 日本との差 |
|---|---|---|
| 日本 | 1.00% | — |
| アメリカ | 3.50〜 3.75% | 約2.6% |
| メキシコ | 6.50% | 5.50% |
| 南アフリカ | 7.00% | 6.00% |
| トルコ | 37.00% | 36.00% |
※政策金利は2026年8月26日時点。日本・アメリカはみんかぶ「政策金利一覧」、その他はOANDA掲載のDZHフィナンシャルリサーチ調べです。
メキシコの金利も、2年前の11%台から6.50%まで下がっています。
日本が上がって、相手が下がったので、金利差は両側から縮みました。


ペソが業界最高水準
月1万円の不労所得に必要な資金
利回りが分かったので、次は「いくら入れれば月いくらになるか」を出します。
レバレッジをかけない場合に必要な資金
| 目標 | 高配当株 4% | 米ドル 3.07% | ペソ 5.67% |
|---|---|---|---|
| 月1万円 | 300万 | 391万 | 212万 |
| 月3万円 | 900万 | 1173万 | 635万 |
| 月5万円 | 1500万 | 1955万 | 1058万 |
| 月10万円 | 3000万 | 3910万 | 2116万 |
※金額の単位は万円。

月1万円でも212万円が必要です。
「毎日もらえる」という言葉のイメージより、必要な元手はかなり大きいのが実際のところです。

レバレッジを3倍にすると必要な資金は3分の1
FXにはレバレッジという仕組みがあって、口座に入れたお金の何倍かの金額まで買えるようになっています。
3倍にすれば、同じ量のメキシコペソを3分の1のお金で持てます。
| 目標 | レバなし | 3倍 |
|---|---|---|
| 月1万円 | 212万 | 71万 |
| 月3万円 | 635万 | 212万 |
| 月5万円 | 1058万 | 353万 |
| 月10万円 | 2116万 | 706万 |
※金額の単位は万円。
利回りで言えば5.67%が17%になる計算です。
ここまで来て、ようやく「高配当株の3倍」という数字になります。

レバレッジを上げると、下がったときに強制的に決済される
レバレッジを上げるほど、少しレートが下がっただけで口座のお金が足りなくなります。
足りなくなると、FX会社が自動でポジションを決済します。これがロスカットです。
ロスカットされると、それまで貯めたスワップよりずっと大きい金額が一度に消えることがあります。
| レバレッジ | 何%下がると 危ないか | 現実味 |
|---|---|---|
| 1倍 | ほぼ 100% | まず 起きない |
| 2倍 | 約50% | 大暴落 なら |
| 3倍 | 約33% | 数年に 一度は届く |
| 10倍 | 約10% | 数日で 届く |
※必要証拠金と維持率の設定でズレるので、あくまで目安です。

スワップだけで生活するには いくら必要か
「スワップ生活」という言葉をよく見かけるので、必要な金額を出しておきます。
月20万円・30万円に必要な資金
| 目標 | レバなし | 3倍 |
|---|---|---|
| 月10万円 | 2116万 | 706万 |
| 月20万円 | 4233万 | 1411万 |
| 月30万円 | 6349万 | 2116万 |
※金額の単位は万円。
メキシコペソの利回り5.67%で計算した場合の金額です。
生活費をまかなうには4,000万円以上が必要になります。
レバレッジで近道しようとすると危ない
3倍にすれば月20万円が1,411万円で作れる計算にはなります。
ただしレートが33%下がったところで強制決済です。
生活費がかかっている資金でこの倍率をかけるのは、現実的な選択とは言えません。
現実的なのは月1万円から3万円
212万円から635万円で、月1万円から3万円の副収入が作れます。
この規模なら確定申告も不要な範囲に収まり、生活も脅かされません。
「スワップで生活」ではなく「スワップで固定費を1つ払う」くらいが、ちょうどいい距離感です。

メキシコペソを94万円分買ったら1年後にいくらか
利回りの話だけだと実感がわかないので、実際の金額で追ってみます。
メキシコペソを10万通貨(約94万円)レバレッジなしで買って、1年持った場合です。
レートが動かなかった場合
1日146円が365日で53,290円。
ここから税金20.315%が引かれて、手取りは約42,462円です。
利回りにすると4.52%になります。
レートが上下したときの1年後
| 1年後の レート | 為替の損益 | 合計 |
|---|---|---|
| +10% 10.33円 | +93,940円 | +147,230円 |
| 変わらず 9.39円 | 0円 | +53,290円 |
| −5% 8.92円 | -46,970円 | +6,320円 |
| −10% 8.45円 | -93,940円 | -40,650円 |
※スワップはどのケースでも+53,290円で共通なので列から外している。税引き前の金額です。
見てのとおり、6%下がるとスワップは全部消えます。
メキシコペソは1日で3%動く日もあるので、2日分の値動きで1年分が飛ぶという感覚です。

だから「利回り」より「いくらで買うか」が効く
スワップの利回りは、良くて年5%台です。
一方で為替は1年で20%動くこともあります。
勝ち負けを決めるのはスワップではなく為替のほうだ、というのがこの表の意味です。
スワップは「持っている間ずっと味方でいてくれるおまけ」くらいに考えるのがちょうどいいバランスです。

4つの通貨それぞれの向き不向き
同じスワップ狙いでも、通貨で性格がまったく違います。
メキシコペソ|いまのエース、ただし過去最高値圏
利回り5.67%で、4通貨のなかでいちばんバランスが良い通貨です。
政策金利6.50%に対して値動きが比較的おだやかで、スワップ狙いで最も人気があります。
ただし1ペソ9.394円は、ここ10年で見ると最高値を更新した水準です。
いまから買うのは「いちばん高いところで買う」ことになる点だけは意識しておきたいところです。

米ドル|金額はいちばん大きいが利回りはいちばん低い
1日134円は4通貨で2番目に大きい金額ですが、1万通貨を買うのに159万円必要なので利回りは3.07%です。
高配当株より低く、スワップだけを目的に買う理由は薄い通貨になりました。
一方で、情報量が多く、値動きの理由が追いやすいのは米ドルだけの強みです。

南アフリカランド|ペソとほぼ同じ利回り
利回り5.53%で、メキシコペソとほぼ同じです。
政策金利は7.00%とペソより高いのに利回りが並ぶのは、ランドのほうがレートが高い(10万通貨あたりの必要資金が大きい)からです。
値動きはペソより荒く、資源価格や電力事情でまとまって動きます。

トルコリラ|26%に見えて、実際は目減りしている
利回り26.4%は、ほかの通貨とは桁が違います。
ただしトルコリラは10年前は1リラ47円、いまは3.312円です。
10年で93%下がっている計算で、これは年に直すと20%以上のマイナスです。
つまり26%のスワップをもらっても、為替の下落でそれ以上に減っていた期間のほうが長い、ということになります。
しかも下落はいまも止まっていません。

メキシコの金利が6.50%もある理由
「金利が高い国のお金を買えば得」と言われますが、なぜ高いのかを知らないと危険です。
金利が高いのは、通貨が弱くなりやすいから
金利が高い国は、たいてい物価の上がり方が激しい国です。
物価が上がるということは、そのお金の価値が下がっているということでもあります。
中央銀行は、お金が国外に逃げないように金利を高くして引き止めます。
高い金利は「魅力」ではなく「引き止めるための代償」という側面があります。

トルコリラがその極端な例
トルコの金利は37.00%です。
ところがトルコリラは10年前の47円から3.31円まで下がりました。
金利で年37%もらっても、通貨が年20%以上減っていけば追いつきません。
これが「高金利通貨をずっと持ち続けると負ける」と言われる理由です。
メキシコペソが例外的に人気なのはなぜか
メキシコペソは、高金利通貨のなかでは値動きが比較的おだやかです。
アメリカのすぐ隣にあって、輸出先も投資も米国と結びついているため、新興国のなかでは経済が安定しやすいと見られています。
人口は約1億3千万人で、日本より多い規模です。
「高金利のわりに崩れにくい」という点が、スワップ狙いで選ばれる理由になっています。
ただし、これは「絶対に下がらない」という意味ではありません。

スワップは毎日つく
いま4通貨すべてが「高値圏」という事実
スワップの記事はどれも利回りの話で終わりますが、買う値段のほうがずっと効きます。
1年で5%もらっても、レートが10%下がれば差し引きマイナスだからです。
| 通貨 | 10年の レンジ | いま | 位置 |
|---|---|---|---|
| 米ドル | 100〜 160 | 159.44 | 上限ぎり |
| ペソ | 4.5〜 9.2 | 9.394 | 超えた |
| 南アランド | 5.6〜 10.3 | 9.960 | 近い |
| トルコリラ | 4〜 47 | 3.312 | 割った |

高金利通貨の3つは、円安のおかげでどれも高いところにいます。
「利回りが高いから今すぐ全額」ではなく、何回かに分けて買うほうが現実的です。

いつ買えばいいのか
4通貨とも高値圏なので、買い方でリスクを下げます。
一度に全部入れず、回数を分ける
94万円を用意したとして、今日いっぺんに買う理由はどこにもありません。
3か月ごとに4回に分ければ、1年かけて平均的な値段で買えます。
| 買い方 | 1回の金額 | 高値づかみ のリスク |
|---|---|---|
| 一括 | 940,000円 | 大きい |
| 4回に 分ける | 235,000円 | 中くらい |
| 12回に 分ける | 78,000円 | 小さい |
分けて買うと、下がったときに「安く買い増せる」という形に変わります。
同じ通貨を同じ金額買うのに、気持ちの余裕がまったく違うのが分割の効果です。
下がったときに買い増せる余力を残しておく
口座に入れるお金の全部でポジションを持つと、下がったときに何もできません。
半分だけ使って、半分は現金で置いておくのが基本です。
これはレバレッジを下げることと同じ意味になり、ロスカットも遠のきます。

高金利通貨は「金利が下がり始める前」に注意
スワップは金利差で決まるので、相手国が利下げを始めると減っていきます。
メキシコは2年前の11%台から6.50%まで下げてきました。
利下げが続く国の通貨は、スワップも同時に細っていくことを前提に持ちます。
円高になったら どうするか
高値圏で買った以上、円高に振れる場面は必ず来ます。
基本は売らずに持ち続ける
レートが下がっても、スワップは毎日入り続けます。
売ってしまうと、そこで損が確定してスワップも止まります。
ロスカットさえされなければ、待っている間もお金は入ってくるのがスワップの強みです。
ロスカットまでの距離を先に計算しておく
レバレッジ3倍なら、だいたい33%下がったあたりが危険水域です。
メキシコペソが9.39円なら、6.3円あたりまで下がると危ないということになります。
| レバレッジ | 危険水域の 下落幅 | ペソの レート |
|---|---|---|
| 1倍 | ほぼ 100% | — |
| 2倍 | 約50% | 4.7円 |
| 3倍 | 約33% | 6.3円 |
| 5倍 | 約20% | 7.5円 |
| 10倍 | 約10% | 8.5円 |
買う前にこの数字を出しておくと、下がったときに慌てずに済みます。
買い増すのは余力の範囲だけ
下がったところで買い増せば、平均の買値は下がります。
ただし買い増すほどロスカットの水準は上がってきます。
残した現金の半分まで、というように上限を決めておくのが安全です。

スワップで損をする6つの落とし穴
利回りの表だけ見て始めると、ほぼ全員がこの6つのどれかにぶつかります。

①同じ通貨でもFX会社で3倍近く違う
メキシコペソを10万通貨持ったときの1日のスワップは、いちばん高い会社で146円、いちばん低い会社で50円です。
同じ通貨を同じ量だけ持っているのに、年間で3万5千円の差がつきます。
スワップ狙いなら、口座選びが利回りそのものになります。

②増額キャンペーンには期限がある
FX会社は期間を区切ってスワップを上乗せすることがあります。
トライオートFXのメキシコペソ円15%・トルコリラ円50%の増額は、2026年8月31日で終了しました(2026年9月1日に確認)。
増額が終わると通常の水準に戻るので、キャンペーン中の数字で利回りを計算しないほうが安全です。

③売りポジションだと逆に毎日払う
高金利通貨を「買う」ともらえますが、「売る」と毎日払うことになります。
しかも払う額のほうが、もらう額より少し大きいのが普通です。
高金利通貨を売って値下がりを狙う戦略は、スワップの分だけ不利になります。
④もらう側から払う側に変わることがある
スワップは金利差で決まるので、金利差が縮めば減り、逆転すれば払う側に回ります。
実際、日本の金利が0.1%から1.00%に上がっただけで、どの通貨も2年前より2割から4割減っています。
今の利回りが来年も続く保証はありません。

⑤為替で下がるとスワップは一瞬で吹き飛ぶ
メキシコペソの利回りは5.67%です。
1年でレートが6%下がれば、それだけでプラスマイナスゼロになります。
メキシコペソは1日で3%動く日もあるので、2日分の値動きで1年分のスワップが消える計算です。
⑥ロスカットされると元本ごと減る
レバレッジをかけていると、下がったときに強制的に決済されます。
このとき失うのは「スワップの利益」ではなく「入れたお金そのもの」です。
スワップ狙いでレバレッジを3倍以内に抑えるのは、この1点のためです。

FX会社14社のスワップを並べて比べる
落とし穴①で書いた「会社差」を、実際の数字で出します。
数字はみんかぶ「FXスワップポイント比較」の2026年8月16日調べ、1日あたりの買いスワップです。
メキシコペソ・南アフリカランド・米ドルの比較表
| FX会社 | ペソ 10万 | ランド 10万 | 米ドル 1万 |
|---|---|---|---|
| トライオート FX | 146円 | 151円 | 134円 |
| セントラル 短資FX | 143円 | 153円 | 133円 |
| GMO外貨 | 145円 | 138円 | 134円 |
| みんなのFX | 145円 | 145円 | 118円 |
| LIGHT FX | 143円 | 126円 | 119円 |
| ヒロセ通商 | 140円 | 124円 | 119円 |
| GMOクリック 証券 | 135円 | 130円 | 132円 |
| DMM FX | 134円 | 117円 | 134円 |
| SBI FXトレード | 132円 | 117円 | 117円 |
| 外為 どっとコム | 131円 | 116円 | 116円 |
| 松井証券 FX | 130円 | 96円 | 109円 |
| マネー スクエア | 70円 | 20円 | 91円 |
| 外為 オンライン | 50円 | 100円 | 107円 |
| FXブロード ネット | — | 140円 | 143円 |
※ペソとランドは10万通貨、米ドルは1万通貨あたりの1日のスワップ(受取)。「—」は取扱なし。

メキシコペソは上位6社が140円台で固まっていて、下位2社だけが極端に低いという形です。
米ドルはFXブロードネットの143円が最高ですが、この会社はメキシコペソを扱っていません。

スワップは毎日変わるので「今日の1日分」で選ばない
上の表は集計期間の平均値です。
スワップは毎営業日に決め直されるので、ある1日だけを見て比べても意味がありません。
1週間や1か月の合計で比べるか、比較サイトの平均値を使うのが確実です。
自動売買も同じ口座で
豪ドル・NZドル・トルコリラのスワップも見ておく
高金利通貨の3つ以外にも、スワップがつく通貨はあります。
豪ドルとNZドルは金利差が小さい
| 通貨 | 政策金利 | 1日 | 利回り |
|---|---|---|---|
| 豪ドル | 4.35% | 111円 | 3.54% |
| NZドル | 2.50% | 46円 | 1.77% |
| 米ドル (参考) | 3.50〜 3.75% | 134円 | 3.07% |
※1万通貨あたり。豪ドル114.58円、NZドル94.83円で計算しています。
NZドルは1.77%で、普通の投資信託と変わらない水準です。
スワップ狙いで豪ドルやNZドルを選ぶ理由は、いまはほとんどありません。
トルコリラは会社差がほとんどない
トルコリラのスワップは、どの会社も1日23円から25円の範囲に収まっています。
メキシコペソのように会社選びで差がつく通貨ではないということです。
その代わり、レートの下落という別の問題を抱えています。

スワップ狙いのFX口座を選ぶ5つの基準
スワップの数字だけで選ぶと、あとで困ることがあります。
長く持ち続ける前提なら、次の5つを見ておきます。
①その通貨のスワップが上位にあるか
いちばん効くのはここです。
メキシコペソなら146円の会社と50円の会社があり、年間で3万5千円違います。
自分が買う通貨で上位にいる会社かどうかを、必ず先に確認します。
②その通貨を扱っているか
意外と見落としがちですが、メキシコペソやトルコリラを扱っていない会社もあります。
米ドルのスワップが最高でも、ペソが買えなければスワップ狙いには使えません。
③取引単位が小さいか
1,000通貨単位だとメキシコペソは約9,400円から、1通貨単位なら約9円からです。
最初のうちは小さく持てる会社のほうが失敗しても傷が浅く済みます。
④スワップだけ引き出せるか
未決済のままスワップだけを出金できる会社と、決済しないと出せない会社があります。
毎日入る分を生活費に回したいなら、ここは事前に確認しておくポイントです。
⑤会社のお金と分けて管理されているか
国内のFX会社は信託保全が義務なので、預けたお金は会社の資産と分けて管理されています。
万一その会社がつぶれても、預けた分は戻る仕組みです。
海外の業者にはこの義務がないので、長く置いておくお金は国内の会社にします。

少額で試したいなら1通貨から買える会社
いきなり94万円を入れるのは現実的ではありません。
1通貨単位で買えるFX会社なら、メキシコペソを約9円分から持てます。
| FX会社 | 取引単位 | ペソ1単位 の値段 |
|---|---|---|
| SBI FXトレード | 1通貨 | 約9円 |
| 松井証券のFX | 1通貨 | 約9円 |
| その他 12社 | 1,000 通貨 | 約9,394円 |
1通貨なら1日のスワップは0.0013円で、金額としてはほぼゼロです。
それでも「スワップが本当に毎日入るのか」「マイナスに転じるとどう見えるのか」を自分の口座で確認できます。

よくある3つの失敗
スワップで損をする人は、だいたい同じ形でつまずきます。
①利回りの数字だけ見てトルコリラを買う
26%という数字は、ほかの通貨と比べて明らかに目立ちます。
ただ10年で93%下がっている通貨なので、金利で受け取る以上に元本が減ってきました。
数字の大きさは、そのままリスクの大きさです。
②レバレッジを上げて「早く月1万円」を狙う
レバレッジ10倍にすれば、月1万円は21万円ほどで作れる計算になります。
ただし10%下がっただけで強制決済です。
メキシコペソは1週間で10%動いたことがあり、数日で全部なくなる可能性がある倍率です。
③貯金を全部入れてしまう
高値圏で一括で入れると、下がったときに何もできません。
分けて買う・現金を残すの2つを守るだけで、ほとんどの失敗は避けられます。

スワップと自動売買はどう違うのか
スワップ狙いと並んでよく出てくるのが、自動売買です。
スワップは持ち続ける、自動売買は売り買いを繰り返す
スワップ狙いは買って動かさないのが基本です。
自動売買は、決めた値幅で上がったら売り、下がったら買い戻すのを機械が繰り返します。
前者は金利差、後者は値動きの往復からお金を取る、という違いです。
同じ口座で両方できる会社がある
トライオートFXのように、自動売買と、自分で買って持ち続ける取引の両方ができる口座もあります。
スワップ狙いで始めて、あとから自動売買を試す、という順番が取りやすくなります。
どちらから始めるか
値動きを読む自信がないうちは、スワップ狙いのほうが単純です。
買って放っておくだけで、判断する場面がほとんどありません。
自動売買は設定次第で損も増えるので、仕組みが分かってからでも遅くありません。
会社ごとの自動売買の違いはFX自動売買のおすすめランキングで比べています。

スワップと為替差益、どちらを狙うのか
FXで増える理由は2つしかありません。金利差と、値動きです。
スワップは小さくて確実、為替は大きくて読めない
| 項目 | スワップ | 為替差益 |
|---|---|---|
| 大きさ | 年3〜5%台 | 年20% 動くことも |
| 読みやすさ | ほぼ 計算できる | 読めない |
| 手間 | 買って放置 | 見張りが 必要 |
| 向く人 | 会社員 忙しい人 | 時間が 取れる人 |
スワップは計算できて、為替は計算できません。
この記事がスワップ側を勧めているのは、計算できるものだけを積み上げるほうが続くからです。
ただし為替を無視はできない
利回り5.67%に対して、為替は1年で20%動くことがあります。
金額の大きさでは為替のほうが上なので、「気にしない」ではなく「下がっても耐えられる持ち方をする」が正解です。
具体的には、レバレッジを下げて、分けて買って、現金を残すという3つです。

スワップ狙いが向いている人・向いていない人
同じ商品でも、人によって合う合わないがはっきり分かれます。
向いている人
- 毎日少しずつ増えるのを見るのが好き
- 数年単位で放っておける
- レバレッジを3倍以内に抑えられる
- 下がったときに買い増せる現金を残せる
- 高配当株と分けて持ちたい
向いていない人
- 入れたお金を1円も減らしたくない
- 半年以内に使う予定のお金でやろうとしている
- レバレッジを5倍以上かけたい
- トルコリラの26%だけを見て決めようとしている
- 毎日値段を見ると眠れなくなる
とくに「減らしたくないお金」でやってはいけないのがスワップです。
元本保証はなく、為替が下がれば普通に減ります。

スワップはいつ・どうやって入るのか
毎日もらえると言っても、朝起きたら増えているわけではありません。
日をまたいだ時点のポジションに付く
スワップはニューヨーク市場が閉じるタイミングでポジションを持っているかどうかで決まります。
日本時間だと朝の6時か7時ごろです(夏と冬でずれます)。
その瞬間に持っていれば1日分が付き、その前に決済すれば付きません。
逆に言えば、日中だけ持って夕方に決済する取引にはスワップは関係ありません。
週に一度だけ3日分がまとめて入る
土日は市場が閉まっていますが、金利は土日も発生しています。
そのぶんをまとめて付けるため、週に1回だけ3日分が入る日があります。
多くの会社は水曜、一部は木曜です。
祝日が重なると4日分になる週もあります。
会社によって「受け取ったこと」の意味が違う
決済しなくても残高に反映されて出金できる会社と、決済して初めて手元に来る会社があります。
毎日の入金を生活費に回したいなら、前者を選ぶ必要があります。
口座を開く前に「スワップだけ出金できますか」を確認しておくと、あとで困りません。

スワップの税金と確定申告
スワップは株や投資信託と同じ20.315%が引かれます。
| 項目 | スワップ | 外貨預金 |
|---|---|---|
| 税率 | 20.315% | 20.315% |
| 課税の方法 | 申告 分離課税 | 源泉 分離課税 |
| 損の繰り越し | 3年できる | できない |
| 確定申告 | 必要な 場合あり | 不要 |
会社員は年20万円を超えたら申告が必要
給与を1か所からもらっている会社員は、給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。
月1万円を目標にすると年12万円なので、この範囲なら申告不要の人が多くなります。
※住民税の申告は20万円以下でも必要です。
決済していなくても課税される会社が多い
スワップは未決済のポジションについていても、口座に反映された時点で課税対象になる会社が多いです。
会社によって扱いが違うので、口座を開いたら「スワップの課税タイミング」を必ず確認しておきます。

損が出た年ほど申告しておくと得をする
為替で損をした年は、申告しておくとその損を3年間繰り越せます。
翌年に利益が出たとき、繰り越した損の分だけ税金が減ります。
外貨預金・高配当株と並べるとどうなるか
「持っているだけでお金が入る」ものは、スワップだけではありません。
| 項目 | スワップ | 外貨預金 |
|---|---|---|
| 利回り | 3〜5.7% | 0.1〜 1%台 |
| 手数料 | 0〜2銭 | 25銭〜 4円 |
| 頻度 | 毎日 | 満期か 解約時 |
| 税金 | 20.315% | 最大 55.945% |
※高配当株との比較は「スワップと高配当株はどちらが有利か」の表を参照。
外貨預金と比べると、手数料が10分の1以下で税率も低いので、同じ「外貨を持つ」ならFXのほうが有利です。
高配当株とは利回りがほぼ並んだので、どちらか一方に寄せる理由は薄い状況です。
新NISAの積立と組み合わせる形は新NISA積立の正解セットで解説しています。

これからスワップはどうなりそうか
先のことは誰にも分かりませんが、何が起きると減るのかは決まっています。
日本がさらに利上げすれば もう一段減る
日本の金利は2024年の0.1%から1.00%まで上がりました。
ここからさらに上がれば、その分だけスワップは減ります。
日本が2%になれば、メキシコペソの利回りは今の5.67%から4%台まで落ちる計算です。
メキシコが利下げを続けても減る
メキシコの金利は2年前の11%台から6.50%まで下がりました。
相手が下げても、日本が上げても、どちらでもスワップは減ります。
増える方向に効くのは「日本が下げる」か「相手が上げる」の2つだけです。
だから今の利回りが続く前提で計画しない
月1万円を目標に212万円を入れても、利回りが4%に下がれば月7千円台になります。
少なめに見積もっておくと、減ったときにがっかりせずに済みます。

高配当株と組み合わせるならどう分けるか
利回りがほぼ並んだので、どちらか一方に寄せる理由はありません。
値動きするものが違うので分散になる
高配当株が下がるのは、業績が悪いときや相場全体が崩れたときです。
スワップが減るのは、日本の金利が上がったときや相手国が利下げしたときです。
下がる理由が違うので、同時に両方やられる確率は低くなります。
円安に強いのはスワップのほう
高金利通貨を持っていると、円安になるほど円に直したときの金額が増えます。
日本円だけで持っているリスクを減らすという意味では、外貨を少し持つ理由になります。
新NISAで投資信託を積み立てている人は、すでに外貨をかなり持っている点だけ意識しておきます。

スワップ以外で「待つだけ」もらえるもの
毎日・毎月お金が入る仕組みは、FXのスワップだけではありません。
| 方法 | 利回り | 最低金額 |
|---|---|---|
| スワップ (ペソ) | 5.67% | 約9,400円 |
| 高配当株 | 3〜5% | 数万円 |
| ソーシャル レンディング | 4〜8% | 1万円 |
| 暗号資産の レンディング | 1〜15% | 数千円 |
| 普通預金 | 0.2% 前後 | 1円 |
どれも「買って持つだけ」という点は同じで、リスクの中身だけが違います。
スワップは為替、高配当株は株価、ソーシャルレンディングは貸した相手の倒産、というように分かれます。
5つを利回りと最低額でまとめたものは不労所得の種類5つの比較にあります。
個別に見るなら高配当株で配当金を月3万円もらう方法、ソーシャルレンディングのおすすめ、貸暗号資産(レンディング)のおすすめもどうぞ。
1つに寄せるより、2つか3つに分けるほうが結果的に落ち着きます。

スワップの数字を自分で確かめる方法
この記事の数字も、来月には変わっています。
自分で確かめられるようにしておくほうが、記事を探し直すより早いです。
①比較サイトで平均値を見る
みんかぶの「FXスワップポイント比較」には、14社ぶんの買いスワップが1つの表で並んでいます。
調査日が書いてあるので、いつの数字かも分かります。
通貨ごとに順位が入れ替わるので、自分が買う通貨の列だけ見れば十分です。
②政策金利を確認する
スワップは金利差でほぼ決まるので、両方の国の政策金利を見れば大きな変化は予測できます。
日本とアメリカはみんかぶの「政策金利一覧」、新興国はOANDAが週に一度まとめています。
日本が上がった・相手が下がったというニュースが出たら、スワップも動いたと考えます。
③自分の口座の履歴で答え合わせをする
1,000通貨でも持っていれば、毎日の付与額が履歴に残ります。
比較サイトの数字と、自分の口座に実際に入った額を突き合わせるのがいちばん確実です。
ここがずれていたら、会社を変えるサインになります。

スワップを始める4ステップ
- FX口座を開く(スワップは会社差が大きいので上位から選ぶ)
- 数万円だけ入金して、1,000通貨か1通貨で試す
- スワップが毎日入るのを1週間確認する
- 金額を増やすときも、レバレッジ3倍以内・数回に分けて買う
口座開設は本人確認書類とマイナンバーがあれば当日中に終わります。
最初から満額を入れないことだけ守れば、大きな失敗はまず起きません。
口座開設も維持も無料
スワップポイントのよくある質問
- スワップポイントは毎日もらえますか?
- 平日は毎日もらえます。土日の分はまとめて付くため、週に一度だけ3日分が入る日があります(水曜か木曜で、会社によって違います)。
- もらったスワップはすぐ使えますか?
- 決済しなくても口座の残高に反映される会社と、決済しないと出金できない会社があります。口座を開いたときに確認しておくと安心です。
- 元本は保証されますか?
- 保証されません。為替レートが下がれば、買ったときより価値が減ります。スワップは金利差の受け取りであって、預金の利息ではありません。
- スワップがマイナスになることはありますか?
- あります。日本の金利が上がったり相手国の金利が下がったりして金利差が縮むと減り、逆転すると払う側になります。実際に日本の金利が1.00%になったことで、どの通貨も2年前より2〜4割減っています。
- いくらから始められますか?
- 1通貨単位で買えるSBI FXトレードや松井証券のFXなら、メキシコペソを約9円分から持てます。1,000通貨単位の会社でも約9,400円からです。
- どの通貨がおすすめですか?
- 利回りと値動きのバランスで見るとメキシコペソです。年5.67%で、4通貨のなかでは値動きも比較的おだやかです。
- トルコリラは利回り26%と出ましたが、買っていいですか?
- おすすめしません。トルコリラは10年前の1リラ47円から3.31円まで、93%下がっています。年に直すと20%以上のマイナスで、26%のスワップをもらっても差し引きがほとんど残りません。
- レバレッジは何倍までがいいですか?
- スワップ狙いなら3倍以内です。3倍だとレートが33%下がったあたりで強制決済の水準に届きます。過去のメキシコペソは数年に一度この幅で下がっています。
- ロスカットとは何ですか?
- 口座のお金が足りなくなったときに、FX会社が自動でポジションを決済する仕組みです。ここで失うのはスワップの利益ではなく、入れたお金そのものです。
- 税金はいくらかかりますか?
- 利益に対して20.315%です。株や投資信託と同じ税率で、外貨預金の利息より有利になる場合があります。
- 会社員でも確定申告が必要ですか?
- 給与を1か所からもらっていて、給与以外の所得が年20万円を超えると必要です。月1万円(年12万円)の範囲なら申告不要の人が多くなります。ただし住民税の申告は20万円以下でも必要です。
- 損が出たらどうなりますか?
- 確定申告をしておくと、その損を3年間繰り越せます。翌年に利益が出たときに差し引けるので、損した年こそ申告しておくと得です。
- 外貨預金とどちらが得ですか?
- 同じ外貨を持つならFXのほうが有利です。1通貨あたりの手数料が0〜2銭で外貨預金の10分の1以下、税率も20.315%で固定だからです。
- 高配当株とどちらがいいですか?
- 2026年8月時点では利回りがほぼ並んでいるので、どちらか一方に寄せる必要はありません。値動きするものが「株価」か「為替」かの違いで、分けて持つとリスクも分かれます。
- FX会社を分ける意味はありますか?
- あります。同じメキシコペソでも1日146円の会社と50円の会社があり、年間で3万5千円ほど違います。スワップ狙いなら上位の会社を選ぶだけで利回りが変わります。
- スワップの増額キャンペーンは狙う価値がありますか?
- 期間限定なので、増額後の数字で長期の利回りを計算しないほうが安全です。トライオートFXのメキシコペソ円15%・トルコリラ円50%の増額は2026年8月31日で終了しました。次の増額があるかは公式のキャンペーン一覧で確認してください。
- スワップは何時に付きますか?
- ニューヨーク市場が閉じるタイミングです。日本時間だと朝の6時か7時ごろで、夏と冬でずれます。その瞬間にポジションを持っていれば1日分が付き、その前に決済すれば付きません。
- NISAでスワップは狙えますか?
- 狙えません。FXはNISAの対象外です。税率は株や投資信託と同じ20.315%ですが、非課税にはなりません。
- 円高になったら売ったほうがいいですか?
- ロスカットまで距離があるなら、売らずに持ち続けるほうがスワップは入り続けます。売ってしまうとそこで損が確定し、毎日の入金も止まります。
- 豪ドルやNZドルはどうですか?
- 豪ドルは年3.54%、NZドルは年1.77%です。日本との金利差が小さいので、スワップだけを目的に選ぶ理由はいまはほとんどありません。
- 日本の金利がさらに上がったらどうなりますか?
- その分だけスワップは減ります。日本が2%になれば、メキシコペソの利回りは今の5.67%から4%台まで落ちる計算です。今の利回りが続く前提で計画しないほうが安全です。
スワップポイントの利回り比較まとめ
2026年8月時点の数字を、もう一度まとめます。
- メキシコペソ5.67%・南アフリカランド5.53%・米ドル3.07%・トルコリラ26.4%
- 日本の金利が1.00%に上がって、2年前より2〜4割減った
- 高配当株の3〜5%とほぼ同じ水準で、「2倍」はレバレッジ前提
- 月1万円をレバレッジなしで作るならメキシコペソで212万円
- 同じ通貨でも会社で3倍近く違う(ペソ146円と50円)
- いま4通貨とも高値圏なので、数回に分けて買う
スワップは「毎日入る」という気持ちよさがある一方で、増える速さは高配当株と大差ありません。
それでも毎日数字が動くのを見られることは、投資を続けるうえで意外と効きます。
まずは1通貨か1,000通貨、数千円分から試してみるのがおすすめです。

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