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ここではオルカンを中心とした守りのファンド。
FANG+を中心とした攻めのファンド。
他の投資信託と比較しながら、攻めと守りのおすすめ比率と注意点を解説します。


最強口座で新NISA投資へ
新NISA積立で選ぶ攻めと守りの投資信託
投資信託のリスク・リターンは分散度で変わる↓

新NISA積立は守りの投資なので、基本はピラミッドの下3段で分散投資するのが理想です。
攻めの投資信託は当たると資産が早く増える分、外れると分散投資以下。
最悪マイナスになるリスクもあります。
守りのエース投資信託はオルカンとS&P500

| ファンド名 | 1年リターン | 信託報酬 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim オルカン | +29.48% | 0.05775% | 全世界 約3000銘柄 |
| eMAXIS Slim S&P500 | +26.99% | 0.0814% | 米国 約500銘柄 |
新NISAで堅実に資産を増やすなら全世界株オルカンか米国株式S&P500に投資するのが一番。
オルカンは全世界に分散投資するだけでなく、経済の流れに合わせて国の割合も変えるリスク分散力も高い。
S&P500は米国のみですが、アメリカは世界で稼いでいる大企業ばかりなので、こちらも国を超えたリスク分散はできています。
守りをさらに固めたい人には、オルカンとゴールドの組み合わせという選択肢もあります。

攻めのエース投資信託はFANG+とナスダック100
| ファンド名 | 1年リターン | 信託報酬 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| iFreeNEXT FANG+ | +19.40% | 0.7755% | 米国巨大テック 10銘柄 |
| ニッセイ NASDAQ100 | +30.00% | 0.2035% | 米国成長株 100銘柄 |
攻めのファンドは色々と登場していますが、長く残ってるのはこの2つです。

【2026年8月版】オルカン・S&P500・NASDAQ100・FANG+を数字で比較
組み合わせを決める前に、4本の数字を同じ日で並べた表を見てください。
2026年8月28日時点のトータルリターン(1年)・信託報酬・リスク(標準偏差1年)・純資産をそろえています。
ここで効いてくるのは、攻めのはずのFANG+が直近1年でいちばん負けているという事実です。
FANG+は+19.40%で、オルカンの+29.48%にもS&P500の+26.99%にもNASDAQ100の+30.00%にも届いていません。
それでいてリスク(値動きの荒さ)は29.74と4本の中で最大、信託報酬も0.7755%で最高です。
| ファンド | 1年リターン | 信託報酬 | リスク |
|---|---|---|---|
| eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) | +29.48% | 0.05775% | 15.36 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | +26.99% | 0.0814% | 16.0 |
| ニッセイ NASDAQ100 | +30.00% | 0.2035% | 24.99 |
| iFreeNEXT FANG+ | +19.40% | 0.7755% | 29.74 |

4本とも買える


※2026年8月28日時点のYahoo!ファイナンス投信情報。リターンもリスクも毎日動くので、買う前にその日の数字を見てください。
FANG+の構成銘柄10社と「10銘柄しかない」意味
FANG+は米国の10銘柄だけに等金額で投資する株価指数です。
運用会社の大和アセットマネジメントが公表している構成銘柄(2026年3月23日時点)は下の10社です。
等金額なので、時価総額の大きさに関係なく1社あたり10%ずつという重みになります。
オルカンが約3,000銘柄に分散しているのに対して、FANG+は10銘柄なので、1社の不調がそのまま10%の重みで効きます。
過去10年で約8倍に成長した実績もありますが、それは同じ集中の裏返しです。
| 企業 | 事業 | 企業 | 事業 |
|---|---|---|---|
| Meta(Facebook) | SNS・広告 | Apple | iPhone・サービス |
| Amazon | EC・クラウド | Microsoft | ソフト・クラウド |
| Netflix | 動画配信 | Nvidia | AI向け半導体 |
| Alphabet(Google) | 検索・広告 | Micron Technology | メモリ半導体 |
| Palantir | データ解析 | Broadcom | 通信・AI半導体 |

新NISA積立オルカンとFANG+の組み合わせはアリ?おすすめ比率と注意点
結論、オルカン(またはS&P500)を守りの土台にして、FANG+(ナスダック100)を一部だけ組み合わせるのはアリです。
全世界株や米国株だけでは物足りない人が、リターンを底上げする狙いで使います。
4本とも買える
おすすめの比率は「オルカン80%・FANG+20%」
| タイプ | オルカン(守り) | FANG+(攻め) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 無難型 | 80% | 20% | 初めて攻めを組み込む人 |
| 攻める型 | 70% | 30% | 値動きの大きさに慣れている人 |
積立額の8〜7割を守りのオルカンに回し、残り2〜3割をFANG+に振り分けるのが目安です。
FANG+の比率を上げるほど値動きが激しくなるため、まずは20%から試して慣れたら比率を調整するのがおすすめです。
FANG+を入れすぎるデメリット
- 米国の巨大テック株10銘柄だけに集中するため、下落時の値動きがオルカンより大きい
- 信託報酬がオルカン(0.05775%)よりFANG+(0.7755%)の方が高め
- 比率を上げすぎると「守りの投資」という新NISA積立の土台が崩れる
比率を決めたら「両方買える口座か」を先に確認する
比率が決まっても、FANG+は取り扱いのない金融機関があります。
オルカンはほとんどの窓口で買えますが、FANG+はネット証券が中心です。銀行の窓口や対面の証券会社で新NISAを始めた人は、先に取り扱いを調べてください。
新NISA口座は1人1つしか作れないので、あとから移すより最初に両方そろっている口座を選ぶほうが早いです。
同じ積立額でもクレカ積立の還元で差がつく
毎月の積立をクレジットカードで払うと、積み立てるだけでポイントが貯まります。
SBI証券なら三井住友カードで最大3%です。月3万円を80対20で積み立てるなら、オルカンに24,000円・FANG+に6,000円で、還元は年間で最大10,800ポイントになります。
同じ比率・同じ金額で積み立てても、口座とカードの組み合わせでこの分だけ差がつきます。還元率はカードの種類と年間の利用額で変わります。
両方まとめて積立
「FANG+はやめとけ」は本当?向いている人・向いていない人
デメリットはありますが、それはFANG+だけに全額を入れた場合の話です。
オルカンを土台にして一部だけ上乗せするなら、値動きの大きさは比率でコントロールできます。
| 組み合わせが向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 値動きの大きさを受け入れられる | 元本割れをできるだけ避けたい |
| 米国テック企業の成長を長期で信じられる | 数年以内に使う予定のお金を積み立てる |
| 土台のオルカンを崩さずに上乗せしたい | 投資信託は1本だけで完結させたい |
迷ったときは、いま積み立てているオルカンを減らさずに、増額分だけFANG+へ回すのが安全です。
S&P500・NASDAQ100とFANG+の違い
同じ「米国の成長株に攻める」投資信託でも、対象銘柄数が違います。
- S&P500:米国の主要企業約500銘柄に分散(値動きは比較的おだやか)
- NASDAQ100:米国の成長株100銘柄に集中(FANG+よりは分散、オルカンよりは攻め)
- FANG+:米国の巨大テック10銘柄だけに集中(値動きが一番大きい)
分散度で並べると「オルカン>S&P500>NASDAQ100>FANG+」の順に攻めの度合いが強くなります。
迷ったら、FANG+よりまず分散の効いたNASDAQ100を攻めに選ぶのも手です。
新NISA積立をするなら最強口座で

| 証券会社 | 提携クレカ | NISA積立pt | 連携銀行 | 最大金利 |
|---|---|---|---|---|
| SBI証券 | 三井住友カード Olive |
0~6% | SBI新生銀行 三井住友銀行 |
0.55% 0.40% |
| 楽天証券 | 楽天カード | 0.5~2% | 楽天銀行 | 0.74% |
| マネックス証券 | dカード | 0.2~3.1% | ドコモの銀行 | 0.41% |
| 三菱UFJ eスマート |
三菱UFJカード au PAY カード |
0.55~7% | 三菱UFJ銀行 auじぶん銀行 |
0.40% 0.75% |
| 松井証券 | JCBカード | 0~1% | MATSUI Bank | 0.75% |
最強口座で新NISA投資へ


「FANG+はやめとけ」と言われる6つの理由
「やめとけ」と検索される理由を、数字で確認できるものだけ6つに整理しました。
どれも事実ですが、全部が「買うな」という意味ではありません。
①直近1年のリターンがオルカンに負けている
2026年8月28日時点で、FANG+の1年リターンは+19.40%です。
同じ日のオルカンは+29.48%なので、10ポイント以上の差で負けています。
攻めの商品を買ったのに守りの商品に負ける年がある、というのがこの商品の性格です。
②信託報酬がオルカンの13倍以上
FANG+の信託報酬は0.7755%で、オルカンの0.05775%の約13.4倍です。
100万円を1年持つと、FANG+は7,755円・オルカンは578円で、差は7,178円になります。
300万円なら差は年21,532円で、これは成績に関係なく毎年かかります。
③値動きの荒さが約2倍ある
リスク(標準偏差・1年)はFANG+が29.74、オルカンが15.36です。
数字の上では値動きの幅が約1.9倍あるということです。
上がるときも大きいかわりに、下がるときも同じだけ大きく動きます。
④10銘柄しかないので分散が効かない
オルカンの約3,000銘柄に対して、FANG+は10銘柄です。
しかも等金額なので、1社がつまずくと10%の重みでそのまま響きます。
全部が米国のテック企業なので、業種の分散もありません。
⑤「土台」にすると新NISAの前提が崩れる
新NISAの積立は、長く持って世界経済の成長を取りにいく設計です。
その土台をFANG+にすると、米国テック10社の成否に老後資金を賭けることになります。
だから上乗せとしては使えても、主役には向きません。
⑥為替の影響をそのまま受ける
FANG+は米国株だけなので、円高になると円で見た評価額が下がります。
為替や手数料まで抑えたい人は、手数料0円で米国株を買える口座も検討できます。
オルカンも外国株が中心ですが、こちらは国と通貨が分散されています。
同じ下落でも、原因が株価なのか為替なのかが分かりにくいのがFANG+です。


それでもFANG+を組み合わせる3つの理由
デメリットだけ見て終わると、この商品が売れている理由が分かりません。
①長期では大きく伸びてきた
運用会社の資料では、米国のビッグテックは過去10年で約8倍に成長したとされています。
FANG+の基準価額も2026年6月に10万円に到達しました。
1年の数字だけで判断すると、この伸びを取り逃がします。
②オルカンの中身と重なるが、重みがまったく違う
オルカンにもAppleやNvidiaは入っていますが、全体の数%ずつです。
FANG+を2割足すと、この10社の比重だけを意図的に引き上げられます。
「米国テックにもう少し寄せたい」という調整が、1本追加するだけでできます。

③少額から比率で制御できる
全額を入れなければ、値動きの荒さは比率で薄められます。
毎月3万円のうち6,000円をFANG+にする、という買い方なら影響は2割です。
やめたくなったら、積立の設定を止めるだけで比率を戻せます。

